日中は暖かくても朝晩はひんやりとしている春先。この時期に困るのが室内で着るものです。薄すぎると寒く厚すぎると重たく、パジャマや部屋着に何を選ぶべきか迷いがちです。
そこで手に取ったのが、無印良品・MUJI Laboラインの「男女兼用 スムースジャージー長袖プルオーバー」でした。価格は4990円(税込)。ここでは、着て感じた良い点・気になる点をレビューします。
花輪えみ
千葉県出身。都内の無印良品3店舗で勤務経験があり、内1店舗では副店長を務める。勤務時は食品や生活雑貨を担当。良品計画退職後、本格的にライター/編集者として活動。女性向けサイト編集、兼業ライターを経て現在フリー。趣味は散歩。
このアイテムの魅力は、コットン100%のスムースジャージーの素材感。なめらかな肌面や伸縮性、程よい落ち感で快適な着心地です。また繊維長が細長い綿を使うことで、しなやかでシルクのような光沢感に仕上がっています。
今年の春・夏新作では同素材の半袖も出ていますが、筆者は長袖をチョイス。春先の室内着としてはもちろん、冷房対策としても長袖の出番がありそうに感じたためでした。薄手の生地で、長いシーズンで着られそうな印象があります。
実際に着たところ、かなり柔らかな肌触りで動きやすさが好印象。家の中はもちろん、ちょっとそこまでの外出着としても使用できます。ゆったり感がありながら「いかにも部屋着」には見えづらいバランスがちょうどよく、ごみ捨てや宅配の受け取り時に慌てなくなったのでありがたいなと感じました。
縫い方にも特徴があります。袖内側の縫い目を無くし、肩の縫い目を後ろにずらすことで着心地や動きやすさが向上。さらに、首まわりやアームホール、前身ごろも肌当たりに配慮しています。
こういった肌当たりに関する工夫は、毎日着る服ほどありがたいもの。睡眠や休息をとる部屋着こそ、肌当たりや動きやすさは大事になってくるでしょう。着用時に違和感が出づらくリラックスタイムにも向いています。
無印良品内のブランド「MUJI Labo」は、2019年春夏シーズンからアパレルをユニセックスデザインで展開し、現在でもいくつかの商品で男女兼用サイズが採用されています。このアイテムも襟ぐりと身幅にゆとりを持たせた、ユニセックス仕様です。
腰まわりを配慮した長めの着丈で、横に入ったスリットもポイント。立ったり座ったりした時の動きやすさがぐんと上がり、気になる体のラインも拾いにくいデザインです。スリットのおかげで足さばきは重くならず、家事やちょっとした動作もしやすい印象でした。
リラックスした着心地で、フィット感はゆったりめ。パジャマや室内着として手に取りたくなる工夫がいっぱいで、MUJI Laboらしいデザイン性も感じられました。
気を付けたいのはサイズ感。もともと男女兼用で、ぴったり着られる服ではありません。158cmの普通体型で、Mサイズはかなりゆったりした印象でした。
部屋着として着るには快適ですが、すっきり着たい人やジャストサイズが好みの人はよく確認してみてください。
MUJI Labo「男女兼用スムースジャージー長袖プルオーバー」は、まだ少し肌寒い春先のパジャマや室内着にちょうどいい1枚でした。なめらかな肌触り、ゆったりとした着心地、動いた時の安心感がそろい家の中で過ごす時間を少し快適にしてくれます。着心地や素材感も妥協したくない人には、かなり相性が良さそうです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.