外出先でスマートフォンを充電しようとしたら、ケーブルを忘れていた……。そんな経験が何度かありました。モバイルバッテリーを持っていても使えず、不便に感じた場面です。
また最近は、発火や自主回収のニュースもあり、モバイルバッテリーは安全性も気にして選びたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
そこで使ってみたのが、Anker(アンカー)の「Zolo Power Bank」。USB Type-Cケーブルを本体に内蔵し、ケーブル忘れを防げるのが特徴です。今回は、実際に使って感じた良い点・気になる点をレビューします。
花輪えみ
千葉県出身。都内の無印良品3店舗で勤務経験があり、内1店舗では副店長を務める。勤務時は食品や生活雑貨を担当。良品計画退職後、本格的にライター/編集者として活動。女性向けサイト編集、兼業ライターを経て現在フリー。趣味は散歩。
Ankerはモバイルバッテリーや充電アクセサリをはじめ、ガジェット周辺機器を幅広く展開しているブランド。そんなAnkerが手掛けたモバイルバッテリー「Zolo Power Bank」の特徴は、USB Type-Cケーブルを本体に内蔵している設計です。
約14cmのUSB Type-Cケーブルが付属しているため、ケーブルを忘れてしまう心配がありません。また公式サイトによると、充電ケーブルは約1万回の折り曲げにも耐えるとのこと。耐久性にも優れているため、使いながら不安に感じることがありません。
充電アクセサリの類いは、パソコンやタブレット、スマホなど持ち歩くガジェットの数だけ増えがちなので、単体で使えるバッテリーを持ち歩ける安心感はかなり大きいです。特に通勤や出張、旅行のように荷物を増やしたくない時ほどありがたく感じます。
バッテリー容量は、目安としてiPhone16を約2回充電できる10000mAh。最大30W出力で急速充電が可能です。公式サイトでは、一般的な15W出力の充電器と比べて最大2倍速く充電できると案内されており、たしかに使っていて「もう充電できたんだ」と感じることが多い印象です。
30W出力はスマホの急速充電だけでなく、タブレットやノートパソコンの補助電源としても視野に入るスペック。日常使いのモバイルバッテリーとしては、守備範囲がかなり広いといえます。スマホ専用で終わらないところも、持ち歩く意味のある1台です。
また、一体型ケーブルは機器への出力だけでなく、本体の充電にも使用可能。最大20W入力に対応しており、モバイルバッテリー本体の充電管理もシンプルにしやすいのは大きな魅力でした。
バッテリーの発火や回収のニュースを受けて「何を基準に選べばいいのか」を改めて考える人も多いはず。Anker側も安全基準や注意事項を公開しており、長期間使用による電池の劣化や取扱説明書の確認を促しています。
使用時の注意事項も改めてチェックしておきましょう。ポケットに入れたままや直接肌や衣類に触れた状態での使用、電熱ベストや空調服などの電源として使わないことなどが案内されています。普通のガジェット以上に気を付けたいところです。
もちろん、本製品は安全基準をしっかりとクリアしており、機内持ち込みも可能(※)。片手で収まるくらいのサイズ感でポケットやバッグにしまいやすく、約212gと軽量設計なのもうれしいポイントです。
ちなみに筆者が気に入っている持ち運び方は「ストラップ」使い。必要最低限のアイテムをまとめた小さなポシェットに外付けする形で持ち歩いています。バッグを変えず、ストレスなく携帯できます。
※4月24日より、モバイルバッテリー機内持ち込みルールが変更。新ルールでは、160Wh以下のモバイルバッテリーを1人2個まで持ち込みが可能ですが、機内での使用および充電が禁止となっています。事前に航空会社などの情報を確認するようにしましょう
Anker「Zolo Power Bank」は、ケーブル忘れのストレスを減らしつつ、スマホだけでなくタブレットやパソコンの充電まで見据えられる、実用性の高いモバイルバッテリーでした。USB Type-Cのガジェットユーザーには心強い相棒になるといえるでしょう。
なお、Lightning対応機器を充電する場合は別売りのLightningケーブルが必要です。また、AnkerではLightning対応モデルのバッテリーも販売されているのでチェックしてみてください。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.