登山用の道具は、専門ブランドでそろえると安心感がある一方、すべてを買いそろえると費用がかさみます。特に、汚れやすいものや予備として持っておきたいものは、できるだけ手頃にそろえたいところです。
そんなときに頼りになるのが、ダイソーの「アウトドアアイテム」です。登山で役立つアイテムが多数そろっています。
そこで今回は、ダイソーで見つけた「山で使える」便利アイテムを4つ紹介します。実際の登山でどう役立つのか、選ぶときの注意点も含めて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
立山 亜樹
フリーランスのライター・編集者。元アウトドアショップ店員の経験を活かし、登山やキャンプをはじめとしたアウトドアアイテムから、日常を便利にする生活グッズ、仕事の効率を高めるビジネスツールや最新ガジェットまで、幅広いアイテムのレビューを執筆。自身の体験をベースに、実際に使って感じたリアルな視点で、読者が「これ欲しい!」と思えるような情報をお届けします。
近年、熊に関するニュースを目にする機会が多く、登山時の熊対策をより意識するようになった人も多いのではないでしょうか。ほとんどの山域で、「熊よけの鈴」を持っていくことが必須といえます。
一般的な熊鈴は1000円前後するものも多いですが、ダイソーでは110円(税込、以下同)で販売しています。最初は「本当に使えるのかな?」と思ったものの、実際に手に取ると作りは想像以上にしっかり。音も大きめで、歩くたびにはっきり鳴るため、存在を知らせるアイテムとしては十分頼もしく感じました。
購入の決め手は、やはり価格の手頃さです。一人分だけでなく、家族や友人とのグループ登山用に複数そろえやすいのは大きなメリット。忘れ物対策として、登山用ザックにひとつ入れっぱなしにしておくのもよさそうです。
気になる点は、消音機能がないこと。公共交通機関や街中で鳴りっぱなしになると周囲の迷惑になるため、移動中は袋に入れる、タオルで包むなどの工夫が必要です。
登山中の休憩で地面や岩の上にそのまま座ると、お尻が冷えたり、服が汚れたりすることがあります。そんなときに使いたいのが「携帯用のレジャーマット」(折りたたみ座布団)です。
ダイソーの携帯用レジャーマットは、サイズが約25.5(縦)×41(横)×1(厚さ)cm。価格は220円です。座ったときのクッション性もあり、休憩時に岩やベンチの硬さを和らげてくれます。
アウトドアブランドからも似たアイテムは多く販売されていますが、500円前後するものが多い印象。その点、ダイソーのものはかなり手に取りやすい価格です。
筆者がこのアイテムを選びたいと思った理由は、登山ではこうした小物ほど汚れやすいから。土の上やぬれたベンチで使うこともあるため、高価なものだと汚れが気になってしまうこともあります。その点、リーズナブルなものなら、多少ラフに扱っても気が楽です。
山の天気は変わりやすく、出発時に晴れていても途中で雨が降ることがあります。本格的な登山用バックパックにはレインカバーが付属していることもありますが、日帰り用の小さめリュックや普段使いのバッグには付いていない場合も少なくありません。
そこで便利なのが、「レインバッグカバー」です。3枚入りで110円という手頃さながら、リュックにかぶせて雨から荷物を守ることができます。使い捨てタイプのため、泥や雨で汚れても気軽に交換できるのが魅力です。
登山中にぬらしたくないものは多くあります。スマートフォンやモバイルバッテリーなどの充電機器、カメラ、食料、着替えなど、水ぬれに弱いものを持っている日は、バッグ全体を覆えるカバーがあるだけで安心感が変わります。
気になる点は、あくまで簡易的なカバーであること。長時間の大雨や強風の中では、心もとないかもしれません。
登山中の水分補給はとても大切ですが、歩いていると「どれくらい飲んだか」「あとどれくらい残っているか」が意外と分かりにくいものです。そんなときに便利なのが、クリアタイプの「ドリンクボトル」です。
ダイソーには、ストロー付き、木目調のフタ付き、大容量タイプ、取っ手付きなど、さまざまなクリアボトルが並んでいます。価格はサイズによって異なりますが、110円〜550円前後のものが多いです。
筆者も実際に試したことがありますが、パッキンがしっかりしていて水漏れはせず、シンプルで使いやすかったです。また、無地のタイプを選べば、好きなステッカーを貼って自分好みにアレンジできるのも楽しいポイントです。
数あるドリンクボトルの中でも、登山用に選ぶなら、メモリ付きのものが特におすすめです。飲んだ量や残量がひと目でわかるため、こまめな水分補給の目安になります。途中で水を補給する予定がある山でも、残量を確認しやすいと行動計画を立てやすくなるでしょう。
ただし、耐熱温度には注意。リーズナブルなクリアボトルの中には、耐熱温度が50〜70度程度のものもあります。熱い飲み物を入れる用途には向かない場合があるため、購入時には表示を確認しておきたいところです。
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