暑さの厳しい季節が始まりました。2026年も全国的に平年より気温が高くなる見通しで、厳しい猛暑が予想されています。早い時期から30度を超える真夏日が多く、梅雨明け後には猛暑日が急増する可能性が高いため、早めの熱中症対策が欠かせません。
今回は、夏の暑さ対策として近年人気を集めている「タワーファン」のおすすめ製品を紹介します。
古の「ケータイ雑誌ライター」。フィーチャーフォン時代の終焉とともに、守備範囲をIT・ガジェット・パソコン・AV家電など広範囲に拡大。趣味はゲームとアニメ・仮面ライダー・アメコミ映画などの鑑賞。好きな音楽はクラシックロックとネオアコ。
空調家電の定番で、もっとも冷却効率の高いものといえばエアコンですが、電気代の増加や定期的なメンテナンスの手間、そして冷えすぎによる体調不良といったデメリットもあります。また、過度な冷房は肌や喉のトラブルを招く原因にもなります。こういったデメリットを低減させるためには、エアコン以外の空調家電も利用するのがおすすめです。
まずエアコンの空調効率を上げるためには、サーキュレーターを活用し、空気の循環を促す方法があります。また、手っ取り早く風に当たれる扇風機やタワーファンは、エアコンをつけるほどではない暑さの際には特に有用なので、1台は持っておきたいところです。
一般的な扇風機は、羽根が回転して風を起こす古典的な構造で、長年にわたって我々の生活を支えてきました。風が自然に広がるため体感的に気持ち良く、リビングや寝室で「涼む」用途に最適です。首振り機能も一般的なので、広範囲に風を届けて涼しさを数人で共有できるほか、風が体の一部に当たり続けるのを防いで体調不良を予防できます。
タワーファンはスリムファンとも呼ばれ、日本の住宅環境において、洋室化や省スペース志向が本格化した2000年代前半から一般家庭へ急速に普及・定着してきました。縦長の送風口から風を送るというもので、スリムで幅を取らないため、家具の隙間や部屋の隅にすっきり収まります。また、羽根が露出していないため、小さな子供やペットがいる家庭でも安心・安全に使いやすい構造です。
なお、扇風機は季節商品であり、国内老舗大手メーカーのモデルは8月後半〜9月ごろには入手しにくくなってくるため、欲しいモデルがあるのであれば、早めの購入がおすすめです。
一般的には、5〜6月には新製品が出そろい、品ぞろえが一番豊富。7〜8月上旬は需要ピークで、人気モデルから売り切れが出始めます。8月中旬〜下旬にはメーカーが生産終了・出荷終了し、在庫限りになってきて、例年は9月以降には店頭からほぼ消え、残っていても型落ちや処分品のみとなっているようです。
タワーファンは大手家電メーカーよりも、アイリスオーヤマや山善といったコスパ重視のメーカーが市場の中心を担っており、プレミアム価格帯ではダイソンやバルミューダといったデザイン・高付加価値系ブランドが存在感を示しています。また、安価な中国製ブランドも一定の需要を獲得しており、全体的に大手国内メーカーの影が薄いカテゴリーとなっています。
「TWF-CD83」は、タワーファンにも力を入れている国内メーカー、アイリスオーヤマの製品。優れた速度制御、きめ細かなパワー調整、省電力が特徴のDCモーターを採用したモデルながら、アイリスプラザでの価格は1万1000円(税込、以下同)という低価格なのが魅力です。実売価格では1万円を切るショップもあり、コスパの高さは大きな魅力です。
DCモーターを搭載し、10段階の風量調整が可能で、ACタイプの旧モデル(TWF-M74)と比べて最大消費電力の電気代を45%カット。切タイマーは1〜12時間での12段階設定が可能です。「おやすみモード」は騒音値35dB未満(※風量1〜4の場合)の静音運転で、設定した風量から徐々に風量が下がり、2時間経つと自動停止します。「リズム風モード」では自然に近い風を再現し、「おまかせモード」では室温に応じて風量を自動調節します。
軽量さ・コンパクトさも特徴で、本体サイズは約24.5(幅)×24.5(奥行き)×76(高さ)cm、重さは約2.6kg。使いたい場所へ楽に移動できるので、1台あればさまざまなシーンで活躍します。また、収納もしやすいので、シーズン外で場所を取らないのも魅力です。
アイリスオーヤマや山善のようなコスパ系でも、ダイソンやバルミューダのようなプレミアム系でもなく、「機能重視の中堅ブランド」として注目されているのがシロカです。シロカは東京都に本社を置く電機メーカーで、調理家電や季節家電を中心に自社ブランド「siroca」の企画開発・販売を行っており、中堅電機メーカーとして近年その存在感を高めています。
「SF-T251」は、2025年5月1日発売のシロカのタワーファン。最大の特徴は「ひとセンサー」で、顔の情報をもとに人を認識し、1人でも複数人でも必要な範囲に効率的に風を送ることができます。1人に集中して送風する「ひとりじめ」と、複数人に分散して送風する「やまわけ」の2つのモードがあり、シーンに応じた送風が可能です。
充電によるコードレス運用に対応しており、置き場所を柔軟に選べる点も大きなポイント。独自技術「ふわビューンUZU」により大風量からそよ風のようなやさしい風まで対応し、ファンを取り外して丸洗いできる手入れのしやすさもうれしい特徴です。
首振りは75度・120度・330度の3段階、風量は7段階で選択可能。送風モードは「リズム」「おやすみ」「ターボ」を搭載。手が離せないときでも手をかざして操作できるハンドサイン機能も備えています。サイズは約28.5(幅)×28.5(奥行き)×91(高さ)cmで、重さは約4.5kg。シロカオンラインストアでの価格は2万7800円となっています。
掃除機ブランドとして知られる米国のブランド「SharkNinja」が、4月にタワーファン市場に本格参入。そこで投じた一手が「TURBOBLADE ハイパワータワーファン TF200SJ」です。
最大の特徴は、本体を水平に倒して使えるという独自の設計。縦置きでは一般的なタワーファンとして使うことができ、横向きにすれば広範囲に風を届けるサーキュレーターとして活用できます。
さらに2つの吹き出し口がそれぞれ独立して角度調整できるので、1つを上向きにしてエアコンの風を循環させながら、もう1つを足元に向けるといった細かい使い分けも可能。「風をどこに届けるか」を自分でコントロールできる自由度の高さが、このモデルの一番の魅力といえます。
BLDCモーター搭載で風量は10段階調整。本体の設置サイズは、縦置き時が約113.9〜130(高さ)×25(幅)×29.9(奥行き)cm、横置き時が約79.8〜95.9(高さ)×80.2(幅)×29.9(奥行き)cm。重さは約6.5kg。カラーはホワイトとチャコールグレーの2色展開で、Sharkのオンラインストアでの価格は3万4980円となっています。
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