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「メモリーカードリーダー」おすすめ製品4選 選び方のポイントは?【2020年最新版】

メモリーカード自体の種類も色々ありますが、ほとんどのデバイスでSDメモリーカードを利用しています。今回はおもにSDメモリーカードを利用できる機器について、選ぶ時のポイントを確認しつつ、おすすめの製品を紹介しましょう。

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 デジタルカメラやスマートフォンのデータをパソコンに移すときに利用するメモリーカードリーダー。購入しようとするとあまりに多種多様な製品があり、どれを選べばいいのかわからなくなってしまいます。

「メモリカードリーダー」おすすめ製品4選 選び方のポイントは?【2020年最新版】

 メモリーカード自体の種類も色々ありますが、ほとんどのデバイスでSDメモリーカードを利用しています。今回はおもにSDメモリーカードを利用できる機器について、選ぶ時のポイントを確認しつつ、おすすめの製品を紹介しましょう。

データ容量と転送速度の規格を確認しよう

 SDメモリーカードには、データ容量と転送速度それぞれに規格があり、メモリーカードリーダーもそれに対応していないと使用できなかったり、本来の転送速度を発揮できないということになります。

「SDXC」と「UHS-II」に対応したSDメモリーカード
「SDXC」と「UHS-II」に対応したSDメモリーカード。SDロゴの下に対応する容量規格、その右のローマ数字が対応する転送速度規格を表しています

 例えばデータ容量規格では、「SDXC」という規格に対応しているメモリーカードリーダーなら安心でしょう。現在流通しているさまざまなSDメモリーカードの規格に対応しているためです。

SDメモリーカードの各規格で対応する転送速度と容量
SDメモリーカードの各規格で対応する転送速度と容量

 もっと新しい規格も業界団体によって定められていますが、まだ製品化されておらず、もし登場しても価格が下がって普及するのはしばらく先になる見込みです。

 転送速度規格では、現在販売されている製品は「UHS-I」「UHS-II」対応か、そうしたマークがない「無印」となっています。UHS-IIが最も高速にデータを読み書きできますが、対応するSDメモリーカードがUHS-I対応に比べ5倍前後高額なので、UHS-II対応のSDメモリーカードを現在使用しているか、使用予定がないのであればUHS-Iを選ぶのがいいでしょう。

シンプルなスティックタイプか、多種類のメモリーカード対応か

 メモリーカードリーダーには1種類のメモリーカードに対応した製品と数種類のメモリーカードに対応した製品があります。

 色々な種類のメモリーカードを利用しているなら複数対応製品が便利です。逆に単体製品、特にスティックタイプならコンパクトで置き場所に困りません。

USB端子に直結するタイプのメモリーカードリーダー(トランセンドの「RDF5」)
USB端子に直結するタイプのメモリーカードリーダー(トランセンドの「RDF5」)

 ちなみに接続端子のUSBにはUSB2.0とUSB3.0の製品がありますが、SDメモリーカードをはじめメモリースティックやコンパクトフラッシュの転送速度がUSB2.0以下なので特に気にする必要はないでしょう。

スマートフォンやタブレットでも利用できるメモリーカードリーダー

 Androidスマートフォンの場合、スマホがUSB OTG(USB On-The-Go)という機能に対応していて、同じくUSB OTGに対応しているメモリーカードリーダーの組み合わせなら、パソコンと同じようにメモリーカードのデータを扱えます。

 旅行先で撮影した写真をその場でスマートフォンに移して見たり、スマートフォンのデータをメモリーカードにバックアップしたりなどできるので、1つUSB OTG対応のメモリーカードリーダーを持っておくと便利でしょう。

スマートフォンやタブレットで利用できるものも
スマートフォンやタブレットで利用できるものも

 iPhoneの場合、接続端子のLightningコネクタに対応しているカードリーダーがありますので、「iOS対応」をうたう製品であればスマホ内の写真を読み込めます。ただし、カードリーダーごとに専用のアプリが必要になるなど、パソコンとはちょっと使い勝手が違っていました。最新のiOS 13では専用アプリなしでメモリーカード内のデータのやり取りが行えます。

おすすめモデルはコレ!

多種類のメモリーカードを利用できるUHS-II対応「BSCR708U3BK」

 パソコン周辺機器メーカーのバッファロー製「BSCR708U3BK」は、多種類のメモリーカードが利用できるメモリーカードリーダーです。

「BSCR708U3BK」
「BSCR708U3BK」

 容量規格はSDXCに、転送速度規格はUHS-IIに対応したSDメモリーカード、microSDカードスロットのほか、メモリースティックとコンパクトフラッシュカードのスロットも備えています。

 4つのスロットを同時認識できるため、メモリーカード間でデータのやり取りもできるのも便利です。実際価格は4000円前後です。

スティックタイプでUHS-I対応の「TS-RDF5」

 トランセンドの「TS-RDF5」は、各種メモリーカードなどを製造するスティックタイプのメモリーカードリーダーです。

「TS-RDF5」
「TS-RDF5」

 SDメモリーカードとmicroSDカードのスロットを備えていて、アダプターなしでmicroSDカードを利用できます。容量規格はSDXCに、転送速度規格はUHS-Iに対応しています。

 サイズは幅56ミリ×高さ24ミリ×厚さ8.9ミリ、重さ18グラムとコンパクトで軽量なので、常にカバンに入れて持ち歩く場合にも便利です。実際価格は1000円前後です。

スマホでも利用できる多種類対応メモリーカードリーダー「ADR-TCAML22BK」

 パソコン周辺機器メーカーのサンワサプライの「ADR-TCAML22BK」は、スマートフォンでの利用も可能な多種類メモリーカード対応のメモリーカードリーダーです。

「ADR-TCAML22BK」
「ADR-TCAML22BK」

 通常のUSBからUSB Type-C端子に変換するアダプターが付属していて、USB Type-C端子を備えたUSB OTG対応Androidスマートフォンやタブレットのほか、iPadOS 13以上のiPad Proでも利用できます。

 高速転送に対応しない無印の製品ですが、SDXC対応のSDメモリーカード、microSDカードスロットのほか、メモリースティック、メモリースティックマイクロスロットも備えています。メーカー直販価格は1820円です。

iPhoneで使える「Lightning - SDカードカメラリーダー」

 「Lightning - SDカードカメラリーダー」は、その名の通りLightning端子を搭載するiPhoneやiPadで利用できるApple純正のメモリーカードリーダーです。

「Lightning - SDカードカメラリーダー」
「Lightning - SDカードカメラリーダー」

 iOS 12までは写真や動画をiPhoneなどに取り込むことしかできませんでしたが、iOS 13およびiPadOS 13からはSDメモリーカードへの書き込みも可能になり、データのバックアップにも利用できるようになっています。

 サードパーティー製の低価格製品もありますが、OSアップデートなどで不具合が出る心配の少ないApple純正品を選んでおくと安心です。メーカー直販価格は3080円です。

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