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「1万円台のAndroidスマホ」おすすめ4選 お手頃モデルの見つけ方【2020年最新版】

メール、LINE程度しか使わないなら、シンプルでお手頃なスマートフォンでいいと考えている人も多いでしょう。今回は1万円台でも十分に使えるスマホの選び方とおすすめモデルをご紹介します。

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 電気通信事業法が2019年10月に改正され、大手キャリアと呼ばれる携帯電話会社が、スマートフォンを販売する際の割引が大きく制限されることになりました。

 その影響でケータイショップの店頭には、割引なしでも買いやすい3万円から5万円程度のミドルレンジ端末が増えています。

 それでも通話とメール、LINE程度しか使わないなら、もっとシンプルでお手頃なスマホでいいと考えている人も多いでしょう。今回は1万円台でも十分に使えるスマホを取り上げます。

1万円台スマホを選ぶ:海外メーカー製の格安スマホ

 スマホが低価格化しているとはいえ、1万円台はそれほど多くありません。おサイフケータイ(FeliCa)や防水・防塵(じん)性能なども備えた国内メーカー製ではまず見つかりません。

 しかし海外メーカーの製品には、新製品の段階から1万円台の格安スマホがあります。例えばASUS(エイスース)やファーウェイ、サムスン電子といったメーカーは、ビジネスをグローバルで展開しているので高額モデルから低価格モデルまでラインアップが豊富。日本の大手キャリアにも製品を納入している実績があります。

サムスン電子のコスパモデル「Galaxy A20」はドコモも販売している
サムスン電子のコスパモデル「Galaxy A20」はドコモも販売している

 とはいえ、1万円台のスマホのスペックはやはり抑えめです。CPUはSnapdragonだと400番台のものが多く、ミドルレンジモデルが搭載しているものよりも1ランク下です。メモリは3GB、ストレージは32GBというものが多く、ゲームを遊んだり写真を表示したりするときに、若干レスポンスの遅さを感じることもあります。フィーチャーフォン(ガラケー)からの買い換えや、使うのは通話やメール、LINE程度という使い方に向いています。

1万円台スマホを選ぶ:キャリアのポイント還元をチェック

 NTTドコモ、au、ソフトバンクといった大手キャリアが扱っているスマホは、安くても3万円程度はします。しかし条件によって2万円までの割引が許されているので、各社ともポイント還元などを考慮すると、端末価格が実質的に1万円以下になることも。

大幅な割引はありませんが大手キャリアのポイント還元を駆使するとスマホがお買い得に
大幅な割引はありませんが大手キャリアのポイント還元を駆使するとスマホがお買い得に

 購入後のサポートなどを考慮して、大手キャリアでスマホを購入したいという場合は、ポイント還元を確認することをおすすめします。ミドルレンジクラスのスマホが1万円台で購入できる可能性があります。

1万円台スマホを選ぶ:ミドルレンジモデルの型落ちモデル

 最近のミドルレンジモデルは、スマホの基本的な機能が快適に使えるだけでなく、カメラを2つ以上搭載したり、ワンランク上のCPUを搭載してパフォーマンスを高めたりと、機能がかなり充実していて、型落ちになっても十分快適に使えます。

新モデルが次々登場するスマホは、半年〜1年前のモデルが大きく値下がりすることも
新モデルが次々登場するスマホは、半年〜1年前のモデルが大きく値下がりすることも

 1万円台の最新モデルより、半年以上前の型落ちミドルレンジモデルの方が高性能な場合が多いです。1万円台のスマホを狙うなら、型落ちモデルも積極的に選択肢に入れていくといいでしょう。

1万円台スマホを選ぶ:おすすめの4モデルはコレだ

防水・防塵を備えたシンプルモデル 「Libero S10」

 ワイモバイル(Y!mobile)が取り扱っているZTE製の最新モデルです。5.7型の高精細なフルHDディスプレイを採用し、防水・防塵性能を備えています。

ワイモバイルの「Libero S10」(ZTE製)
ワイモバイルの「Libero S10」(ZTE製)

 背面のデュアルカメラは被写体の背景をぼかした本格的な撮影が可能。ポートレートモードやビューティモードも搭載し、人をきれいに撮影できます。指紋センサーも備えています。

 定価は2万3760円(税込、以下同)ですが、オンラインストアで新規・MNP契約の場合は9000円あるいは1万8000円程度の割引があり、1万円台で購入できます。

コンパクトだけど大容量バッテリー 「ZenFone Live(L1)(ZA550KL)」

 5.5型のディスプレイを採用したASUS製のコンパクトなモデル。スペックは高くありませんが、このサイズにしては大容量の3000mAhのバッテリーを搭載しており、安心して使えます。

「ZenFone Live(L1)(ZA550KL)」
「ZenFone Live(L1)(ZA550KL)」

 2枚のSIMカードと1枚のmicroSDカードを同時に使えるトリプルスロットを搭載しており、2つの携帯番号を同時に待受できます。これで、安いデータ通信プランを契約して料金節約も狙えます。価格はASUS Store価格で1万8480円です。

機能充実の大人気ミドルレンジモデル 「HUAWEI P30 lite」

 ファーウェイ製のミドルレンジモデルで定価は3万円程度ですが、発売から半年以上経ち、格安SIMの通信契約と同時に購入すると1万円台で購入できるようになっています。

「HUAWEI P30 lite」
「HUAWEI P30 lite」

 ディスプレイは6.15型と比較的大型で高精細。4GBのメインメモリ、64GBのストレージを備え、ミドルレンジモデルとしても充実のスペックです。

 メインカメラはトレンドの超広角レンズを含むトリプルカメラ、インカメラは2400万画素と非常に高画素で、いつでも美しい写真を撮ることができます。

防水防塵そして、おサイフケータイに対応! 「Galaxy A20」

 サムスン電子製の「Galaxy A20」は、ディスプレイの解像度こそ低いものの、防水・防塵、おサイフケータイに対応しています。ドコモやauも取り扱い、売れ筋ランキングにもランクインする人気モデルです。

「Galaxy A20」
「Galaxy A20」

 アウトカメラは約800万画素、インカメラは500万画素で、フィーチャーフォンからの乗り換えにお勧めしたいモデルです。定価は2万円以上のため「“2万円前後”の『Androidスマホ』おすすめ3選」記事でもご紹介しましたが、UQ moibileのオンラインストアでは税込み1万1880円で販売。ドコモでもdポイント還元で1万円台で購入できます。

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