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USB PD対応「ACアダプター」おすすめ3選 ノートパソコンも充電OK【2020年最新版】

「USB Power Delivery(PD:パワーデリバリー)」という規格が登場し、USBでもノートパソコンの充電や液晶ディスプレイの電源供給も行えるようになりました。USB PD対応の充電器(ACアダプターまたはACチャージャー)の選びかたポイントとおすすめアイテムをご紹介します。

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 USB充電はスマートフォンやタブレット向けというイメージがありますが、昨今は最大100W出力の「USB Power Delivery(PD:パワーデリバリー)」という規格が登場し、ノートパソコンの充電や液晶ディスプレイの電源供給も行えるようになりました。

USB PD対応「ACアダプター」おすすめ3選 ノートパソコンも充電OK

 スマホでもPD規格に対応していればバッテリーの充電時間が短くなるというメリットがあります。なお、USB PDは表裏のどちらでも挿せる「USB Type-C」に対応したUSB機器やケーブルで、かつPDに対応した製品同士でのみ利用できます。

 今回は、USB PD対応の充電器(ACアダプターまたはACチャージャー)の選びかたポイントとおすすめアイテムをご紹介します。

USB PD対応ACアダプター選び:出力「45W」以上のものを選ぶ

 USB PD対応のACアダプターを選ぶ際にまず気にしていただきたいのが、出力○Wという表記です。

出力W数が大きければ、ノートパソコンの充電にも不安がありません。写真はエレコム「ACDC-PD0257BK」
出力W数が大きければ、ノートパソコンの充電にも不安がありません。写真はエレコム「ACDC-PD0257BK」

 PDでは規格上、最大100Wの出力が可能です。とはいえ、すべてのPD対応充電器が100Wで出力できるわけではなく、なかには出力15Wというものも。スマホだけを充電したいのであれば問題ありませんが、タブレットやノートパソコンにも使いたい場合、もう少し最大出力が大きなものを選んでおきましょう。

 例えば45Wで出力できるなら、USB PD対応のノートパソコンのほとんどを充電または給電(※)できるでしょう。しかし、ノートパソコンの機種によってはもっと高いW数が必要な場合もあります。できればノートパソコンに付属するACアダプターと同じかそれ以上の電力を供給でき、さらにACアダプターのメーカーが対象パソコンでの動作確認をしている製品を選ぶのが理想です。

※:バッテリーへの充電はできませんが電源をつながっている間は機器を利用できます

USB PD対応ACアダプター選び:持ち歩くなら折りたたみ式プラグのものを

 ACアダプターを持ち歩くことが多いなら、アダプターとプラグが一体型で、プラグの折りたためるタイプのほうが断然便利でしょう。

折りたたみ式ACプラグ一体型なら、持ち運びやすい。写真は「cheero 2 port PD Charger(PD18W+USB)」
折りたたみ式ACプラグ一体型なら、持ち運びやすい。写真は「cheero 2 port PD Charger(PD18W+USB)」

 プラグが飛び出たままだと、不意に無理な力がかかってしまったときに破損しやすいですし、バッグの中のほかのものを傷つける恐れもあります。

 ただし、このタイプはコンセント周辺を充電器本体でおおってしまうデメリットがあります。コンセントが狭い場所にあったり、少し奥まった場所にあるとプラグが挿さらない場合も。使う場所が自宅のみなら、充電器本体からACケーブルが伸びているタイプのほうが、コンセント周りのスペースが無駄になりません。

USB PD対応ACアダプター選び:ポート数が多いと何かと便利

 ちょっとややこしいのですが、USB PDはUSB Type-Cポートに対応した機器でのみ利用できる規格です。

まだまだ多数派のUSB Type-Aポートも搭載していれば、従来の機器も同時に充電できる。写真は「RAVPower RP-PC060」
まだまだ多数派のUSB Type-Aポートも搭載していれば、従来の機器も同時に充電できる。写真は「RAVPower RP-PC060」

 USB Type-Cを使う機器が増えたとはいえ、まだまだ従来のUSB Type-Aポートを使う機会も多いでしょう。充電したい機器が多い場合、USB Type-CだけでなくUSB Type-Aポートもある製品なら便利です。

 もしUSB Type-Aポート付きのACアダプターを選ぶなら、5V/2.4Aと表示されているものを選びましょう。このアンペア数が少ないと、充電に時間がかかってしまうからです。

 なお、スマホ以外のワイヤレスイヤホンなど、電力が少なくて済む機器を充電する場合でも、必要とする電力を自動認識して機器に合わせて充電してくれるICチップを搭載しているものであれば、さらに安心です。

USB PD対応ACアダプター選び:おすすめモデルはコレ!

Auto-IC搭載で賢く充電「cheero 2 port PD Charger(PD 45W+USB)」

 USB PD対応のUSB Type-Cと最大5V/2.4A(12W)で充電できるUSB Type-Aの2つのポートを搭載している、プラグ折りたたみ式のACアダプターです。USB Type-Cポートでは、最大45Wの出力に対応。2ポート合計で最大57Wの電力を供給。Nintendo Switchも充電できます。

「cheero 2 port PD Charger(PD 45W+USB)」
「cheero 2 port PD Charger(PD 45W+USB)」

 USB Type-Aポートには、cheeroが独自に開発した「AUTO-IC」チップを搭載。対象デバイスを認識すると、どれだけの電力を流せばよいかを自動判別し、そのデバイスに最適な電力を供給します。

 サイズは約66mm×65mmとほぼ正方形。厚さは28mmで、約140gと軽量コンパクト。カラーはブラックとホワイトの2色。3980円(税込、以下同)とPD対応の充電器のなかではリーズナブルなのも魅力です。

丸みを帯びたフォルムがカジュアルさを醸し出す「RAVPower RP-PC105」

 RAVPowerブランドの「RP-PC105」は、最大61WのUSB PD対応USB Type-Cと、5V/2.4A出力ができるUSB Type-Aの2つのポートを搭載するACアダプターです。

「RAVPower RP-PC105」
「RAVPower RP-PC105」

 USB Type-Aポートには、効率的な充電が可能な独自技術「iSmart 2.0」を採用。接続したデバイスを自動判別して、出力を自動で調整し、無駄なく効率的に充電できます。

 ACプラグは折りたたみ式。バッグの中でほかのデバイスや書類などを傷つけることがありません。横から見ると約65mm×65mmと正方形ですが、全体的にフォルムは若干丸みを帯びたデザインも魅力です。

 最大61Wを出力できるので、「MacBook Pro」や「ThinkPad」といったノートパソコンもOK。かばんの中に1つあれば心強く感じることでしょう。カラバリはブラックとホワイト。価格は4899円です。

一度に3つの端末を充電できる!「ミヨシ USB PD対応(61W)USB-ACアダプタ 3ポートタイプ」

 ミヨシの「USB PD対応(61W)USB-ACアダプタ 3ポートタイプ」は、その名のとおり、3ポートを搭載するACアダプターです。

「ミヨシ USB PD対応(61W) USB-ACアダプタ 3ポートタイプ 」
「ミヨシ USB PD対応(61W) USB-ACアダプタ 3ポートタイプ 」

 USB Type-Cは最大で61Wに対応。そのほかに5V/2.4A出力に対応したUSB Type-Aポートを2基搭載しています。ノートパソコンとスマートフォン、そしてモバイルバッテリーやモバイルルーターを同時に充電する、といったことができます。USB Type-Aポートには端末に応じて最適な電流を流す出力自動制御機能を搭載しています。

 サイズは少し大きめで、高さ81mm×幅56mm、重さは約170gです。2つの充電器を持ち歩くよりはコンパクトですし、かばんの中がごちゃつくことを避けられるでしょう。プラグは折りたたみ式。カラーはブラックとホワイトの2種類。直販価格は4979円です。

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