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「ビデオカメラ」予算3万円台のおすすめ3選【2020年最新版】

ビデオカメラには高倍率なズーム撮影やさまざまな角度に動くビューモニターを使った撮影など、スマホにはないメリットがあります。ビデオカメラ選びのポイントと、比較的手頃な予算3万円台で購入できる製品からおすすめモデルを探してみました。

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 スマートフォンで動画を撮影する方も多いと思いますが、動画撮影用に開発されたビデオカメラを使うと、高倍率なズーム撮影やさまざまな角度に動くビューモニターを使った撮影など、スマホにはないメリットがあります。

ソニーのHDハンディカム「HDR-CX470」
ソニーのHDハンディカム「HDR-CX470」

 ビデオカメラ選びのポイントと、比較的手頃な予算3万円台で購入できる製品からおすすめモデルを探してみました。

ビデオカメラ選び:映像のきめ細やかさ(解像度)と録画メディア

 予算3万円台でビデオカメラを選ぶ場合、映像のきめ細やかさを表す解像度は16:9のフルHD(1920×1080ピクセル)が基準になるでしょう。フルHDであれば現在のテレビ放送とほぼ同じ解像度ですので、リビングのテレビに表示してもくっきりはっきりと映像を視聴できます。

 さらに高精細な4K(3840×2160ピクセル)の動画撮影ができる製品もありますが、撮影できる条件やその他の性能に制限がある場合が多くあまりおすすめできません。

録画データはSDメモリーカードなどに記録
録画データはSDメモリーカードなどに記録

 録画データはデジタルカメラと同様に、外部メモリのSDメモリーカードへ記録します。microSDカードやメモリースティックマイクロ(主にソニーのハンディカムシリーズなど)を利用するものもあります。

 また内蔵メモリに録画できる製品もあります。内蔵メモリがあれば、外部メディアの容量いっぱいになってしまっても撮影を続けることができます。

 メモリ容量と撮影できる時間の関係ですが、フルHDの場合、32GBで3時間程度撮影できます。たっぷり録画したい場合は、サイズの大きいメモリーカードの用意が必要です。

ビデオカメラ選び:ズームや手ブレ補正など撮影性能の違いは?

 ズーム機能は倍率が高いほど遠くのものを大きく撮影できます。ビデオカメラでは光学ズームと、デジタルズームを組み合わせてより高倍率なズーム撮影ができるようになっています。デジタルズームでは画質の劣化が避けられないので、画質の劣化が少ない光学ズームが高倍率なものを選ぶのがいいでしょう。

ソニーの「全画素超解像ズーム」利用イメージ
ソニーの「全画素超解像ズーム」利用イメージ

 また、画像処理によって解像度を高める「超解像技術」を利用したズーム機能を備えている製品もあります。光学ズームに迫る画質を保ちつつ高倍率で撮影できるのが魅力です。

 手ブレ補正機能は大きく分けて光学式と電子式の2種類あります。光学式はレンズなどを動かしブレを軽減させるため、画質の劣化が少ないのが特徴です。電子式は映像のブレが少なくなるよう加工しながら保存していく方式です。

 映像を加工しているためわずかですが画質が劣化します。また、光学式と電子式を組み合わせたハイブリット式では、電子式で補正しきれなかったブレを電子式で補正するためより強力な補正効果が得られます。

ビデオカメラ選び:長時間撮影したいならバッテリーもチェック

 ビデオカメラに使用するバッテリーは、メーカーごとに専用のものが用意されています。長時間撮影したい場合は、同梱されるバッテリーのほかに別売りのバッテリーを用意するのが一般的です。同梱のものと同容量のバッテリーに加え大容量モデルを用意しているメーカーもあります。

パナソニックの別売バッテリー「VW-VBT380-K」
パナソニックの別売バッテリー「VW-VBT380-K」

 あくまで目安ですが、撮影できる時間は同梱バッテリーで2時間弱ほど、ズームなどの操作が加わると1時間程度とされています。なかにはモバイルバッテリーなどから充電できる製品もあるので、長時間撮影を想定しているなら、予備のバッテリーのほかにモバイルバッテリー充電に対応した製品を選ぶのもいいでしょう。

ビデオカメラ選び:予算3万円台のおすすめは?

ソニー「HDR-CX470」

 ソニーのハンディカム「HDR-CX470」は、動画有効画素数229万画素のフルHD対応のビデオカメラです。撮影時重量が215gと軽量なのが特徴です。実売価格は3万3000円前後です。

ソニーのハンディカムシリーズ「HDR-CX470」
ソニーのハンディカムシリーズ「HDR-CX470」

 内蔵メモリは32GB、外部メディアにはmicroSDカードに加えメモリースティックマイクロも利用できます。ズームは光学30倍、デジタル350倍に対応。また、ソニー独自の「全画素超解像ズーム」機能を使うと画質の劣化を抑えたまま60倍のズームが可能です。

 手ブレ補正は光学式と電子式のハイブリットで、高い補正効果を期待できます。バッテリーは同社のデジカメなどでも使用できる「NP-BX1」を採用していて、連続撮影時間は115分、実撮影時間は55分。USBケーブルが内蔵されていてPCに接続して撮影データの転送や充電もできます。

パナソニック「HC-V480MS」

 パナソニックの「HC-V480MS」は、動画有効画素数220万画素のフルHD撮影に対応したビデオカメラです。実売価格は3万3000円前後です。

パナソニック「HC-V480MS」
パナソニック「HC-V480MS」

 内蔵メモリは32GB、外部メモリにはSDメモリーカードを使用。ズームは光学50倍、デジタル500倍、超解像技術を使ったiAズーム90倍での撮影が可能です。

 手ブレ補正は、光学式と電子式のハイブリッドに対応。また傾き補正機能にも対応しているので、水平で見やすい映像を撮影できます。同梱されるバッテリーは、連続撮影時間が約1時間55分、実撮影時間が約1時間。さらに大容量な別売のバッテリーも用意されていて、こちらを使うと連続撮影時間が約3時間55分、実撮影時間は約2時間に伸びます。

JVC「GZ-F270」

 JVC(ジェイブイシー)の「GZ-F270」は、動画有効画素数228万画素のフルHD対応のビデオカメラです。1.5mの耐衝撃性能と-10℃の耐低温性能があり、レジャーでも気兼ねなく撮影できるのが特徴。実売価格は3万円前後です。

JVCの「GZ-F270」
JVCの「GZ-F270」

 内蔵メモリは32GB、外部メモリにはSDメモリーカードを使用します。ズームは光学40倍、デジタル200倍、画質劣化を抑えたダイナミックズームで60倍のズーム撮影が行えます。

 手ブレ補正は電子式を採用していて、通常よりも強力に補正できるパワードアクティブモードを搭載しています。バッテリーは内蔵タイプで、予備のバッテリーと交換して使用する方法はできませんが、連続撮影時間は約4時間40分、実撮影時間は約2時間20分と長時間の撮影が可能です。また、モバイルバッテリーでの充電に対応しているほか、モバイルバッテリーから給電しながら撮影することもできます。

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