「コミュニケーションロボット」おすすめ3選 ロボットと過ごす新たな生活【2020年最新版】
動物のようなかわいらしいデザインのもの、二足歩行型のSFに出てきそうなデザインのものなど、さまざまな製品が存在します。コミュニケーションロボットの選び方とおすすめの製品を紹介します。お気に入りのロボットを探してみてください。
一人暮らしで寂しい、アレルギーでペットが飼えない……。そんなときは、コミュニケーションロボットが癒やしの存在になるかもしれません。コミュニケーションロボットは、言葉や動きを通じて人間とコミュニケーションをとることを目的とした製品です。
動物のようなかわいらしいデザインのもの、二足歩行型のSFに出てきそうなデザインのものなど、さまざまな製品が存在します。コミュニケーションロボットの選び方とおすすめの製品を紹介します。お気に入りのロボットを探してみてください。
コミュニケーションロボット:おしゃべりを楽しみたいなら「音声認識能力」をチェック
「iPhone」のSiriやスマートスピーカーをはじめ、近年、機械の音声認識能力は目覚ましい進化を遂げています。もし、ロボットとおしゃべりを楽しみたいなら、この音声認識能力を必ずチェックしましょう。
音声認識能力の高い製品なら、ロボットと比較的自然な会話が行えます。中には、雑音があるところでも、利用者の声を聞き取る高性能な製品もあります。「おはよう」、「おやすみ」のあいさつはもちろん、ちょっとした雑談などある程度の会話ができる場合もあります。
一方、言葉を返すのではなく“しぐさ”で反応するコミュニケーションロボットもあります。会話を重視する場合は返答してくれる製品なのか、事前にチェックしておきましょう。基本的には、ある程度価格が高い製品のほうが、その分、高い精度の音声認識能力を持っており、自然な会話を実現しやすいです。
コミュニケーションロボット:二足歩行型か、ぬいぐるみ型か
コミュニケーションロボットは、大きく「二足歩行型」と「ぬいぐるみ型」の2種類に分けられます。ロボットらしさを実感できるのは二足歩行型のほうでしょう。まるでSF作品に出てくるロボットのような見た目なので、ロボット好きにはたまらないはず。二足歩行型は、ダンスを踊ったり、写真撮影ができたり、家電の操作ができたり、豊富な機能を備えているケースが多いです。
ぬいぐるみ型は、猫やアザラシなどの動物、オリジナルキャラクターをデザインに採用しているタイプの製品です。見た目の愛らしさと、触り心地のよさが魅力の一つ。ふわふわした毛並みを再現した製品なら、触りながら癒しを得ることができます。
最近では、介護現場で利用されるケースも増えており、ロボットセラピーとしての効果も期待できます。ぬいぐるみ型の場合、会話はできないことが多いですが、利用者の呼びかけに反応を示してくれるので、言葉に頼らないコミュニケーションが楽しめます。癒しを求めるなら、ぬいぐるみ型がおすすめです。
コミュニケーションロボット:その他の機能もチェック
おしゃべりや動きによるコミュニケーション以外にも、コミュニケーションロボットにはさまざまな機能が搭載されています。
コミュニケーションロボットにリモコン信号を記憶させることで、室内のエアコンやテレビ、照明のオン・オフの操作が行える製品もあります。自分でリモコンを操作しなくても、コミュニケーションロボットに「テレビを消して」とお願いすれば、代わりに対応してくれるのです。
アラーム機能やリマインダー機能を搭載していれば、優しい声で起こしてくれたり、予定を知らせてくれたりします。忘れそうなものはコミュニケーションロボットに記憶させ、スケジュール管理に役立てることが可能です。他にも、バラエティー豊かな機能がありますので、購入前にどんな機能があるのかチェックしておきましょう。
コミュニケーションロボット:おすすめモデルはコレ!
ユカイ工学「Qoobo ハスキーグレー」
ユカイ工学の「Qoobo ハスキーグレー」は、しっぽをフリフリするコミュニケーションロボットです。ふわふわの毛並みを持つ丸いフォルムと、しっぽが特徴的です。会話は行えませんが、そっとなでると、しっぽをフリフリして反応してくれます。強くなでると、ブンブンと激しめにしっぽを動かしてくれます。たまに気まぐれなしっぽフリフリもあり、まるで実際に生きているかのような印象を与えます。
柔らかな感触と気ままなしっぽの動きに癒されるはず。ストレスオフ効果も実証されている製品なので、セラピーロボットとして優秀です。アレルギーや住環境などの理由でペットが飼えない方、日常に癒しを求めている方に、おすすめの製品です。販売価格は1万3200円(税込、以下同)です。
LisPee Technology「コミュニケーションロボット Chapit」
LisPee Technologyの「コミュニケーションロボット Chapit」は、高い音声認識能力を持つコミュニケーションロボットです。音声認識エンジン「VoiceMagic」を搭載しており、テレビや生活雑音がある環境でも、高い確率で言葉を認識してくれます。話しかけてから応答するまでの時間も0.2秒と短いので、違和感なく会話を楽しめるでしょう。
テレビ、エアコン、照明などを音声操作できる「家電コントロール機能」も便利です。リモコン信号を製品に登録することで、「テレビをつけて」、「エアコンを消して」のようにお願いすれば、ロボットが代わりに操作してくれます。
時間になると知らせてくれる「タイムサポート機能」も搭載されています。生活習慣を整えるため、あるいは予定を忘れないために役立つ機能です。他にも、クイズや計算などが楽しめる「レクリエーション機能」を搭載。さまざまな楽しみ方ができる製品です。価格は15万円前後です。
シャープ「モバイル型ロボット電話 ロボホン SR-01M-W」
シャープの「モバイル型ロボット電話 ロボホン SR-01M-W」は、スマートフォンとして使えるコミュニケーションロボットです。二足歩行型のロボットらしいデザインで、手のひらに乗るくらい小さなところが印象的。音声認識能力を持っており、話しかけることでさまざまな機能が使えます。
電話として使うこともできます。メールやカメラも利用可能です。メールやLINEの内容を愉快に動きながらロボホンが読み上げてくれます。アラームやリマインダーの設定も可能です。忘れそうな予定をロボホンに話しておけば、あとで教えてくれます。
家族の帰宅時に指定のメールアドレスへ、帰宅を知らせるメールが届く「お留守番機能」も搭載。子供の帰りを知りたいとき、便利な機能です。写真や動画の撮影もできます。また、おでこには高画質レーザープロジェクターを備えており、写真や動画を投影することも可能です。価格は20万円前後。利用には別途月額料金が必要です。
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