「ウルトラワイドディスプレイ」おすすめ5選 広い表示領域で作業効率アップ【2020年最新版】
作業効率アップのために、パソコンディスプレイの買い替えや買い増しを考えているなら、「ウルトラワイドディスプレイ」という選択肢もおすすめです。一般的なディスプレイよりも横幅があり、それだけ作業スペースが増えるので、複数のウィンドウを並べて表示したときの快適さが向上します。
作業効率アップのために、パソコンディスプレイの買い替えや買い増しを考えているなら、「ウルトラワイドディスプレイ」という選択肢もおすすめです。
一般的なディスプレイよりも横幅があり、それだけ作業スペースが増えるので、複数のウィンドウを並べて表示したときの快適さが向上します。
今回はウルトラワイドディスプレイを選ぶ際の注意点を確認しつつ、おすすめの製品を紹介します。
ウルトラワイドディスプレイ選び:接続端子を確認しよう
現在のパソコンに搭載されている映像出力端子は、
- HDMI
- DisplayPort/Mini DisplayPort(DP、ディスプレイポート)
- USB Type-C
- VGA(アナログRGB、D-Sub 15ピンなどとも)
などがあります。
VGAはやや古い規格で対応していない製品も増えてきました。ノートパソコンなどは、いずれか1種類の端子しか搭載されていないケースもあります。
またUSB Type-C端子で映像出力する場合、さらに特別な規格(DisplayPort Alternate ModeやThunderbolt 3)に対応している必要があるので、パソコンメーカーのWebサイトなどでしっかり確認しましょう。
外付けディスプレイは複数の入力端子を備えているのが一般的ですが、その組み合わせは製品によって異なります。パソコン側の端子とそろえた製品を選ぶようにしましょう。
ウルトラワイドディスプレイ選び:解像度は横だけでなく縦方向も要チェック
外付けディスプレイは、縦横比(アスペクト比)が16:9で、解像度がフルHD(1920×1080ピクセル)、WQHD(2560×1440ピクセル)、4K(3840×2160ピクセル)といったものが主流です。もちろん、これ以外の縦横比、解像度の製品も数多くあります。
ウルトラワイドディスプレイは縦横比が21:9など、一般的なディスプレイよりも横方向に長い製品です。そのため横方向のピクセル数が気になりますが、実は縦方向のピクセル数も重要です。
例えば、解像度2560×1080ピクセルで21:9のウルトラワイドディスプレイは、WQHD(2560×1440ピクセル)で16:9のディスプレイより表示できる範囲が狭くなる、ということがあるためです。
現在販売されているウルトラワイドディスプレイは、縦の解像度が1080ピクセル以上の製品がほとんど。そのため、フルHD(1920×1080ピクセル)から買い替えるならほぼ問題ないでしょう。
しかし、既にWQHDや4Kディスプレイを使用している場合は、検討しているウルトラワイドディスプレイの解像度が現状より低くならないかチェックが必要です。
ウルトラワイドディスプレイ選び:横幅寸法の確認を
ウルトラワイドディスプレイは横方向に長いため、置き場所の確保に苦労する場合があります。今使っているディスプレイと買い換える場合、同じ場所に設置できるか、横幅の寸法をしっかり確認しましょう。
ディスプレイやテレビを選ぶ際に大きさの目安にするのが、○○型(○インチ)ですが、これはディスプレイの対角線の長さのことを表しています。
ウルトラワイドディスプレイもサイズを○○型と表しますが、横の比率が高いため、似たサイズでも16:9や4:3のディスプレイより横幅が長くなる点に注意が必要です。
ウルトラワイドディスプレイのおすすめ製品はこれ!
LGエレクトロニクス「29UM69G-B」
LGエレクトロニクスの「29UM69G-B」は、29型のウルトラワイドディスプレイです。
ディスプレイの横幅は703mm。解像度2560×1080ピクセルのIPSパネルを採用しています。映像入力端子はHDMI、DisplayPort、USB Type-Cがそれぞれ1つずつ搭載されています。
実勢価格は4万円前後で、ウルトラワイドディスプレイとしてはお手頃な製品です。
アイ・オー・データ機器「LCD-GCWQ341XDB」
アイ・オー・データ機器の「LCD-GCWQ341XDB」は、34型のウルトラワイドディスプレイです。
ディスプレイの横幅は817mm。解像度3440×1440ピクセルのADSパネルを採用しています。映像入力端子はHDMIが2つ、DisplayPortとUSB Type-Cが1つずつ搭載されています。
直販サイトでは7万6780円で販売されています。
ASUS「ROG STRIX XG35VQ」
ASUS(エイスース)の「ROG STRIX XG35VQ」は、35型のウルトラワイドディスプレイです。
ディスプレイの横幅は834.7mm。解像度3440×1440ピクセルのVAパネルで曲面タイプを採用し、幅広いディスプレイの両端の視認性を向上しています。
映像入力端子はHDMIが2つ、DisplayPortが1つ搭載されています。実勢価格は7万円から8万円台半ばで販売されています。
フィリップス「439P9H1/11」
フィリップス「439P9H1/11」は、43.4型のウルトラワイドディスプレイです。解像度が3840×1200ピクセルと、フルHDディスプレイ2枚分を超える表示領域が特徴です。
ディスプレイの横幅は1058mmと1メートル以上あります。曲面タイプのVAパネルを採用し、ディスプレイ両端の視認性を向上。目の疲れを軽減する効果もあります。
映像入力端子は、HDMIが1つ、Display PortとUSB Type-Cが各2つ搭載されています。実勢価格10万円前後で販売されています。
Acer「EI491CRPbmiiipx」
Acer(エイサー)の「EI491CRPbmiiipx」は、49型で解像度が3840×1080ピクセルのウルトラワイドディスプレイ。こちらもフルHDディスプレイ2枚分の表示領域が特徴です。
ディスプレイの横幅は1198mm。曲面タイプのVAパネルを採用していて、画面両端の視認性向上や目の疲れを軽減してくれます。
映像入力端子はHDMIが3つ、DisplayPortが1つ搭載されています。実勢価格は13万円台半ばから15万円台前半で販売されています。
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