「3シーズン用シュラフ(寝袋)」おすすめ12選 キャンプ初心者におすすめ! 快適な夜を過ごそう【2021年最新版】
「シュラフ(寝袋)」はキャンプで寝るために必要なアイテム。さまざまなシュラフが販売されていますが、キャンプ初心者には春・夏・秋に使える「3シーズン用シュラフ」がおすすめ。「3シーズン用シュラフ」の選び方とおすすめモデルを紹介!
「シュラフ(寝袋)」はキャンプで寝るために必要なアイテム。さまざまなシュラフが販売されていますが、キャンプ初心者には春・夏・秋に使える「3シーズン用シュラフ」がおすすめです。
ここでは、キャンプで活躍してくれる「3シーズン用シュラフ」の選び方とおすすめモデルを紹介します。シュラフ選びの参考にしてください。
3シーズン用シュラフ(寝袋):キャンプ初心者の最初のシュラフにおすすめ!
これからキャンプを始めたいという初心者キャンパーなら、最初に選ぶシュラフは春・夏・秋の3シーズンに対応したものがおすすめです。
シュラフの対応シーズンは、主に3シーズン用と冬用、夏用の3種類に分けられます。冬用シュラフは防寒対策がしっかりと施されており、逆に冬以外の季節には暑くて不向き。夏用は薄手で涼しい反面、夏以外の季節では寒くて快適に眠れません。
これからキャンプを始めるなら、さわやかに過ごせる春や秋のキャンプも楽しみたいもの。3シーズン用シュラフは、春・夏・秋のキャンプに1つで対応できるマルチプレーヤーとしておすすめです。
夏はキャンプ地の標高や地域にもよりますが、夜になってもあまり気温が下がらないこともあります。こうした場合は3シーズン用シュラフを敷き布団のように敷いて、タオルケットなどをかけて寝るといった使い方もアリです。
最近は冬キャンプを楽しむ人も増えていますが、しっかりとした防寒対策が必須。冬の夜にも対応できるシュラフは別途選びましょう。
3シーズン用シュラフ(寝袋):「快適温度」をチェックしよう
シュラフを選ぶ際は、まず「快適温度」をチェックしましょう。快適温度は文字通り、そのシュラフを使って快適に眠ることができる温度のこと。3シーズン用シュラフでは5度〜10度が目安となります。
ちなみに、アウトドア用品メーカーのコールマンは、目安として「(キャンプ地の)最低気温からマイナス5度の快適温度のモデルを選ぶと多少の寒暖差に対応できる」と説明しています。キャンプ場と言っても海辺や高原など、条件はさまざま。主に使う場所や時期の気温を調べておき、対応できるシュラフを選びましょう。
快適温度とは別に、「限界使用温度」や「下限使用温度」が表示されているものもあります。これは、この温度以下で眠ると危険な温度を表しています。限界使用温度では実際にはかなり寒さを感じるので、快適温度を目安としてシュラフを選びましょう。
ただ、快適温度はメーカーによって「適正温度」(ロゴス)などと表記が異なることがありますので、注意しておきましょう。
3シーズン用シュラフ(寝袋):シュラフの種類も選択のポイント
シュラフの種類も知っておきましょう。シュラフ選びの重要なポイントです。
封筒型(レクタングラー型)とマミー型
「封筒型」は文字通り封筒のような長方形(レクタングラー)の袋状のタイプ。「マミー型」はマミー(英語で「ミイラ」)のように、頭まですっぽりかぶることができ、顔を出して眠るタイプのものです。
封筒型は開放的で、普段の寝床のように扱えるのがメリット。ファミリーキャンプでは封筒型のほうがなじみやすく、家族で寝られる大きなサイズのシュラフもあります。
密閉性が低い分、気温が低い春と秋には肩口からの冷気の侵入対策を考えておく必要があります。また、収納時のサイズはそれなりに大きくなるものが多いので、確認しておきましょう。
密閉できるマミー型は保温性が高く、その分薄手にできるので、同じ快適温度であればマミー型のほうがコンパクトかつ軽量にできるのがメリットです。中綿にダウンを使っているものを選べば、よりコンパクトに。荷物を減らしたいソロキャンプや、バイクツーリングなどで活躍してくれます。ただ、独特の圧迫感には慣れが必要な人もいます。
中綿は化繊かダウン
寝袋の中綿は、主に化繊かダウンの2種類があります。
化繊は割安な上、洗濯機で丸洗いできるものもあるなど、取り扱いの容易さがメリット。一方、少しかさばる傾向にあり、低い温度に対応できるものほど収納時のサイズが大きくなります。
ダウンは少量でも保温効果が高いので、シュラフを軽量・コンパクトにでき、ツーリングなどではありがたい存在。ただ、価格は化繊に比べると高く、取り扱いにも少々注意が必要となります。
3シーズン向けシュラフ(寝袋):おすすめモデルはコレ!
コールマン(Coleman) コージーII/C10
【快適温度】10度以上
メーカー価格:4980円(税込)
人気ブランド「コールマン」(Coleman)のスタンダードなシュラフ。使用時の幅が84?というゆったりしたサイズになっています。化繊の中綿を採用し、洗濯機で丸洗いが可能です。収納時サイズは約23(直径)×40(長さ)?、重さ約1.6?。快適温度が5度以上の「コージーII/C5」(税込5980円)もラインアップしています。
コールマン(Coleman) パフォーマーIII/C10
【快適温度】10度以上
メーカー価格:3980円(税込)
コールマンのベーシックなシュラフ。使用時の幅は約80cmと、「コージーII」と比べやや狭いものの、収納時サイズは約20(直径)×40(長さ)cm、重さ約1.1kgとコンパクトになっています。中綿は化繊。洗濯機で丸洗いが可能です。快適温度が5度以上の「パフォーマーIII/C5」も選べます。
ロゴス(LOGOS) 抗菌防臭 丸洗いシュラフ・10
【適正温度目安】約10度まで
メーカー価格:オープン価格
人気ブランド「ロゴス」(LOGOS)のベーシックなシュラフ。化繊の中綿を採用し、洗濯機で丸洗いが可能。抗菌防臭加工が施され、繰り返し洗濯しても効果が持続するとのことです。同じ寝袋と連結して大きくすることができ、ファミリーにはありがたい機能です。収納サイズは約22(直径)×38(長さ)cm、重さ約1.3kg。適正温度目安が約5度までの「抗菌防臭 丸洗いシュラフ・5」もラインアップ。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) NEWフォリア シュラフ(寝袋)<封筒型> 3シーズン用 M-3412
【使用温度目安】5度以上
メーカー価格:1万2000円(税込)
人気ブランド「キャプテンスタッグ」(CAPTAIN STAG)の3シーズン用シュラフ(化繊)。裏地にフランネルを採用した心地よさが特徴です。重さ約2.6kg。
モンベル(mont-bell) ファミリーバッグ #3
【快適睡眠温度域】7度以上
メーカー価格:5830円(税込)
人気登山・アウトドア用品ブランド「モンベル」(mont-bell)のキャンプ向けシュラフ。速乾性に優れた中空ポリエステル綿を採用し、濡れても保温力を迅速に回復します。同じモデルを2つ接続して2倍の大きさのシュラフとして使うことも可能です。収納サイズは24(直径)×42(長さ)cm、総重量1450g。
スノーピーク(snow peak) セパレートシュラフ オフトンワイド [下限温度5度]
【快適温度/下限温度】10度/5度
メーカー価格:2万1780円(税込)
人気ブランド「スノーピーク」(snow peak)のユニークなシュラフ。掛け布団と敷き布団を一体化したというコンセプトで、それぞれ分離して使ったり、一体化したり、足元だけ開いたり……とさまざまなスタイルで温度調節が自在に行えます。2つを連結して大きな掛け布団&敷き布団として使うこともできます。中綿は高機能な化繊。収納サイズは28(直径)×52(長さ)cm、重さ2.6kg。
コールマン(Coleman) ファミリー2 in1/C10
【快適温度】10度以上
メーカー価格:9900円(税込)
コールマンのファミリー向けシュラフ。使用時サイズは168(幅)×190(長さ)cmと、親子で一緒に寝られるサイズです。収納時サイズは約30(直径)×42(長さ)cm、重さ約3Kg。快適温度が5度以上の「ファミリー2 in1/C5」もあります。
DOD(ディーオーディー) わがやのシュラフ S4-511
【推奨使用温度】5度以上
メーカー価格:オープン価格
人気ブランド「DOD」(ディーオーディー)のファミリー向けシュラフ(化繊)。200(幅)×230(長さ)cmというサイズで、大人2人・子ども2人の4人家族でも一緒に寝られます。ジッパーで2人用寝袋×2という使い方もできます。洗濯機で丸洗いもOK。収納サイズは36(直径)×66(長さ)cm、総重量約4.8kg。
モンベル(mont-bell) バロウバッグ #5
【快適温度/下限温度】9度/4度
メーカー価格:1万4850円(税込)
モンベルのコスパに優れたマミー型。保温性や速乾性に優れた化繊を採用しているほか、あぐらをかけるほどストレッチ性が高く、体の動きを妨げません。夏山登山からキャンプまで対応できるモデルです。収納サイズは16(直径)×32(長さ)cm、総重量902gとコンパクト。
イスカ(ISUKA) パトロール 600
【最低使用温度】2度
メーカー価格:8030円(税込)
高品質なダウンシュラフで知られる日本の専業メーカー「イスカ」(ISUKA)のベーシックなマミー型。軽量性に優れた構造を採用し、化繊ながら重さ1300g、収納サイズ20(直径)×33(長さ)cmというコンパクトさを実現。夏山登山から3シーズンのキャンプにまで対応できるコスパに優れたモデルです。
イスカ(ISUKA) ダウンプラス タトパニ X
【最低使用温度】2度
メーカー価格:2万3100円(税込)
イスカのマミー型ダウンシュラフ。720FP(フィルパワー)のダウンを使用しています。重さは750g、収納サイズは15(直径)×30(長さ)cmと軽量コンパクトで、夏の北海道ツーリングなどでも活躍します。
ナンガ(NANGA) AURORA(オーロラ) 350
【快適使用温度/下限温度】7度/2度
メーカー価格:2万9700円(税込)
高品質なダウンシュラフで知られる日本の専業メーカー「ナンガ」(NANGA)のスタンダードなマミー型。3シーズンのキャンプに対応でき、収納サイズは15(直径)×25(長さ)cm、総重量約980gとコンパクトです。
寝袋・シュラフ 最新ランキング
ショッピングサイトではどんなhogehogeが人気なのでしょうか。以下のリンクからチェックしてみてください。
関連記事
- 「秋用シュラフ(寝袋)」おすすめ5選【2020年最新版】キャンプが快適な季節に、快適な夜を
キャンプの夜に欠かせないのが「シュラフ(寝袋)」。過ごしやすい気候の秋は落ち着いたキャンプが楽しめますが、キャンプ場の夜は思いのほか冷え込み、寒くて眠れない……といったことも。秋でも安心して使えるシュラフの選び方と、おすすめモデルを紹介します。 - 「冬用シュラフ(寝袋)」おすすめ6選【2020年最新版】冬キャンプの夜を暖かく快適に
冬のキャンプは防寒対策が大切なポイント。冷え込む夜でも快適に眠るためには、「シュラフ(寝袋)」も冬用のものを用意する必要があります。冬でも安心して使えるシュラフの選び方と、おすすめモデルを紹介。 - 「ハンモック」おすすめ10選【2020年最新版】室内やアウトドア、キャンプのリラックスタイムに
適度な揺れと全身の包まれ感が極上のリラックスタイムを作り出してくれる「ハンモック」。アウトドアだけではなく、室内でもオフタイムに活躍してくれます。くつろぎアイテムとして人気が高まっているハンモックのチェックポイントやおすすめ商品を紹介していきます。 - 高コスパ!「5000円前後以下のアウトドアチェア」 ユーザー評価が高いおすすめ定番モデルはコレ!【2021年最新版】
キャンプに、自宅にと活躍する「アウトドアチェア」。5000円前後以下で購入できる手ごろなものでも、十分に使える評価の高いチェアがそろっています。アンダー5000円前後で購入できるアウトドアチェアの中から、Amazonに寄せられたユーザー評価が高い「定番」モデルを探してピックアップ! - 「アウトドアテーブル」おすすめ16選【2020年最新版】キャンプで、おうちの庭で、ベランダで
キャンプなどのアウトドアアクティビティや自宅の庭でのパーティーなど、さまざまな場面で活躍する「アウトドアテーブル」。一般のテーブルと比べ軽量で、折りたたんでコンパクトに収納できるのが特徴です。さまざまな種類のテーブルが登場しており、その選び方と、おすすめ商品を紹介します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.