「防音マット」おすすめ5選 生活音、振動を抑えるのに役立つ【2021年最新版】
アパートやマンション住まいだと生活音が下の階に響いていないか、心配になったことはありませんか? 「防音マット」を床に敷けば、子供が走り回る音やトレーニングしているときの音を抑えることができます。今回は防音マットの選び方とおすすめの製品を紹介します。利用するシチュエーションに合う製品なのか考えながら、防音マットを選んでみてくださいね。
アパートやマンション住まいだと生活音が下の階に響いていないか、心配になったことはありませんか? そんなときは「防音マット」が役立ちます。防音マットを、床に敷けば、子供が走り回る音やトレーニングしているときの音を抑えることができます。
今回は、防音マットの選び方とおすすめの製品を紹介します。一口に防音マットと言っても、防音性のレベルや機能性は、製品によって差があります。利用するシチュエーションに合う製品なのか考えながら、防音マットを選んでみてくださいね。
防音マット:高い防音性を求めるなら、遮音等級をチェック
防音性を判断するポイントはいくつかありますが、まずは「遮音等級(L値)」に注目しましょう。遮音等級は、階下で聞こえる音の大きさを表している指標です。
「L-40」などの形式で表記され、この数値が小さければ小さいほど、遮音性能が優れています。場合によっては、1級や特級という形で明記されていることもあり、例えば、特級なら物の落下音や家具の移動音は「ほとんど聞こえない」レベルに相当します。
ただし、遮音等級は記載されていないことも多いので、その場合は防音マットの厚さを確認しましょう。基本的には、厚手のほうが防音性は高くなります。
子供の走る音やエクササイズの振動、洗濯機の振動などを、ある程度しっかり防音したいという場合は、厚さ10ミリ以上のモデルを使うようにしましょう。楽器を演奏するなど、より高い防音性を求めるなら、厚さ20ミリ前後でも良いかもしれません。
防音マット:1枚当たりのサイズと重さをチェック
部屋の広さと防音マット1枚当たりのサイズを確認し、何枚必要になるのか事前に計算しておきましょう。また、部屋にピッタリはまらないときのことを考えて、はさみで自由にカットできるのかチェックしておくとよいでしょう。
部屋の構造や家具の形に合わせて、防音マットを切ることができれば、隙間なくピッタリとマットを敷き詰めて防音性をアップさせることが可能になります。
あわせて、防音マットの重さも確認しておきましょう。密度の高い樹脂やゴムなどの素材を使っている場合、遮音性に優れていることが多く、密度が高い分、重量も重くなりがちです。遮音性にこだわるという場合は、重量のあるものがおすすめです。
防音マット:抗菌防臭加工、防ダニ加工など衛生面をチェック
素足で歩いたり、子供が寝転んだりすることを考えると、防音マットは常に清潔であってほしいものですよね。菌の繁殖、臭い、ダニなどの問題を回避するために、抗菌防臭加工や防ダニ加工が施されているか、事前に確認しておきましょう。
あわせて、汚れが付いたときのお手入れ方法もチェックしておいてくださいね。タオルなどで汚れを簡単に拭き取れるものや、洗面所で水洗いできるもの、中には洗濯機に入れて洗えるモデルもあります。手洗いが面倒という人は、洗濯機対応のモデルを探してみましょう。
また、マットの上を歩いているときにズレてしまうと危険なので、裏面に吸着素材が使われているか確認しておきましょう。
防音マット:おすすめモデルはコレ!
ワタナベ工業「吸着ぴたパネル防音タイプ」
ワタナベ工業の「吸着ぴたパネル防音タイプ」は、厚さ約10ミリの防音マットです。1枚当たりのサイズは、約40(幅)×約40(奥行き)センチで、重さは約275グラムと比較的軽い製品です。足音、物の落下音を抑えることができます。
マットの裏側には吸着素材が使用されており、ぴたっと床にくっつくため、上で動いてもズレにくくなっています。消臭効果を発揮するので、嫌な臭いも軽減できます。洗うこともできるため、清潔に使い続けることが可能。4枚組で、販売価格は2000円前後です。
タンスのゲン「ジョイントマット」
タンスのゲンの「ジョイントマット」は、クッション性のあるPE素材を使った防音マットです。厚さ10ミリで、しっかり防音対策ができます。43(幅)×43(奥行き)センチのマットが48枚入っており、6畳の広さをカバーすることが可能です。
ジョイント式なので、マットとマットをしっかりくっつけることができます。壁や家具に合わせて、自由にカットすることが可能です。抗菌防臭加工付きで、汚れは拭き掃除で簡単に取れるので、衛生面にこだわる人にピッタリ。販売価格は4000円前後です。
ピアリビング「防音タイルカーペット 静床プレミア」
ピアリビングの「防音タイルカーペット 静床プレミア」は、厚さ12.5センチで、高い防音・防振効果を発揮する防音マット。軽量床衝撃音レベル低減試験により、優れた遮音効果があると実証されています。
マットの表面はソフトな肌触りで、保温性も備わっています。ダニの繁殖を抑制する防ダニ加工、臭いを低減させる防臭加工が施されており、衛生的に使うことができます。50センチ角のマットが8枚入りで、販売価格は1万5400円(税込、以下同)です。
日東紡マテリアル「ホームカーペット 静床ライト」
日東紡マテリアルの「ホームカーペット 静床ライト」は、特殊3層構造により高い防音性を実現した防音マット。騒音等級は特級で、イスの移動音や物の落下音はほとんど聞こえないレベルです。
汚れが付いた場合は、洗面所で洗い流すことができます。防ダニ加工が施されているため、ダニの繁殖を防ぎ、マットの清潔さを保つことが可能です。
断熱効果があり、床の冷たさが軽減されます。50センチ角のマットが10枚入っています。販売価格は1万1000円前後です。
カグワールド「ジョイントマット 木目調タイプ」
カグワールドの「ジョイントマット 木目調タイプ」は、厚さ20ミリの防音マット。クッション性があるので転んでも安心ですし、優れた防音性と保温性も備えています。
ジョイント式ですが、マットをつなぎ合わせた場合でも、つなぎ目は目立ちにくくなっています。木目調のデザインが魅力の一つです。マットはカットすることもできます。
55.5センチの大判サイズなので、少ない枚数で広い範囲をカバーでき、設置する時間を短縮できます。16枚組で、販売価格は6500円前後です。
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