「冷凍庫」おすすめ5選 食材をストックできるセカンド冷凍庫【2021年最新版】
冷凍室の容量が不足して、食材の保存スペースを十分に確保できないこともありますよね。そんなときは、2台目の「冷凍庫」を設置してみるのはいかがでしょうか? 肉や魚、野菜など食材をまとめ買いしてストックしたり、釣った魚を保存したりと、冷凍保存のスペースを拡張することができます。今回は、セカンド冷凍庫の選び方とおすすめの製品を紹介します。
冷凍室の容量が不足して、食材の保存スペースを十分に確保できないこともありますよね。そんなときは、サブとして2台目の「冷凍庫」を設置してみるのはいかがでしょうか?
肉や魚、野菜など食材をまとめ買いしてストックしたり、釣った魚を保存したりと、冷凍保存のスペースを拡張することができますよ。今回は、そんなセカンド冷凍庫の選び方とおすすめの製品を紹介します。
冷凍庫:直冷式か、ファン式か
冷凍庫を選ぶ際は、冷却方式をチェックしましょう。「直冷式」は、庫内の冷却器で冷やした空気を、自然に循環させていくタイプ。庫内の温度を安定させやすいという特徴があり、ファン式に比べて価格は安めで、静音性にも優れています。
ただし、霜が付きやすいため、定期的に自分で霜を除去しなければなりません。自然対流によって冷却するので、冷凍庫の中で温度にムラが出ることもあります。
一方、ファン式は、ファンを回して庫内の冷気を循環させていくタイプ。庫内全体に冷気を行き渡らせることができるため、温度のムラが生まれにくいという特徴があります。
また、自動的に霜を除去する「デフロスト」という機能を搭載している製品が多く、霜取りの手間がかからないのもうれしいポイント。ただし、デフロストの際は温度が上昇するので、食材が解凍されてしまう可能性があります。
ファンが動くため、運転音が大きくなりやすいというデメリットもあります。
冷凍庫:温度調節や急速冷凍など、機能性をチェック
食品の品質を保つため、冷凍庫は基本的にマイナス18度以下の温度に設定できるようになっています。しかし、製品によって温度調節の範囲は異なります。食品の量や食材に合わせて温度を替えられるよう、できる限り温度調節の範囲が広いものを選びましょう。
弱、標準、強の3段階調節に対応したモデルが一般的ですが、5段階や6段階まで微調整できるものもあります。中には、急速冷凍機能を搭載しているモデルもあり、これなら食材を入れた瞬間に一気に温度を下げて、食材の劣化を最低限に抑えることが可能です。
あわせて、「耐熱トップテーブル」が付いているか確認しておきましょう。耐熱トップテーブル付きなら、冷凍庫の上に電子レンジを置いて、部屋のスペースを節約することができますよ。
冷凍庫:本体サイズや放熱スペース、開閉方式をチェック
冷凍庫を設置する際は、壁にピッタリ収まれば良いというわけではなく、メーカーが規定している「放熱スペース」を確保する必要があります。
放熱スペースについては、上部10センチ以上、背面10センチ以上、側面5センチ以上といった形で、製品ごとに明記されています。本体サイズに加えて、冷凍庫の周りにどのくらいのスペースを作る必要があるのか、事前にチェックしておきましょう。
開閉方式も、使用感を左右する重要なポイントです。「前開き式」は、ドアを開けるように手前に開くタイプ。冷凍庫の中身が見渡せるのと、奥にある食材を取り出しやすいのがメリット。冷気が逃げやすく、ドアを開けるスペースが必要になる点には注意が必要です。
「上開き式」は、天面を開いて食材を出し入れするタイプ。冷気が逃げにくく、長期保存に適しています。大きな食材を入れやすいのも特徴の一つ。ただし、下のほうに入れた食材を取り出すのには、苦労するかもしれません。
冷凍庫:おすすめモデルはコレ!
アイリスオーヤマ「ノンフロン前開き式冷凍庫IUSD-6A」
アイリスオーヤマの「ノンフロン前開き式冷凍庫IUSD-6A」は、容量60リットルの冷凍庫。前開き式で、クリアトレーに収納する形なので、中身を一目で把握できます。引き出しが付いており、奥にある食材もトレーごと簡単に取り出し可能です。
5段階の細かな温度調節に対応しています。本体サイズは、48(幅)×85(高さ)×50(奥行き)センチのスリムな形状。設置時は、上面、左右、背面にそれぞれ10センチ以上の放熱スペースを確保する必要があります。
耐熱温度100度、耐荷重30キロの耐熱トップテーブル付きなので、上部に電子レンジを置くことも可能です。26dB(デシベル)の静音性の高いモデル。販売価格は2万7280円(税込、以下同)です。
山善「冷凍庫 YF-U90」
山善の「冷凍庫 YF-U90」は、容量86リットルの冷凍庫。前開き式で、クリアケースを4段収納できる仕様です。冷凍性能は、業界最高水準の性能指標を示すフォースター評価を受けています。運転音は25dBで、静音性に優れています。
約マイナス21度の強、約マイナス18度の中、約マイナス15度の弱という形で、3段階で温度調節が行えます。耐熱トップテーブル付きで、製品上部に電子レンジを置くことができます。底面には高さ調節可能なアジャスターが付いています。販売価格は2万7000円前後です。
ハイアール「前開き式冷凍庫 JF-NU102C」
ハイアールの「前開き式冷凍庫 JF-NU102C」は、大容量102リットルの冷凍庫。直冷式で霜取りは手動で行う必要があります。大容量ですが、本体サイズは50(幅)×99(高さ)×55(奥行き)センチで、比較的スリムなモデルです。
中身を確認しやすいクリアバスケットとケーストレーに、食材や小物を整理して収納できます。「前面タッチ式操作パネル」を採用しており、温度の確認や調節が行えます。温度はマイナス24度からマイナス16度まで設定可能で、急速冷凍にも対応しています。
耐荷重30キロの耐熱性能天板を採用しているので、上にものを置くこともできます。販売価格は2万5000円前後です。
アレジア「63リットルタイプ冷凍ストッカー AR-BD66」
アレジアの「63リットルタイプ冷凍ストッカー AR-BD66」は、冷気を保ちやすい上開き式の冷凍庫です。直冷式なので霜取りは手動となっており、付属の霜取り用ヘラで霜を取り除くことができます。
本体サイズは、40.4(幅)×83.2(高さ)×59.2(奥行き)センチ。ダイヤルを回して、7段階の細かな温度調節が行えます。26dBの静かな運転音を実現。付属のバスケットを使って、食材の仕分けが可能です。
底面にはキャスターが付いているので、移動も簡単です。メーカー希望小売価格は2万8400円です。
アイリスオーヤマ「冷凍庫 PF-B100TD-W」
アイリスオーヤマの「冷凍庫 PF-B100TD-W」は、大容量100リットルの冷凍庫。上開き式で、冷気を逃がしにくい作りです。約マイナス26度から約マイナス12度まで、6段階で温度を微調整できます。
冷凍性能は最高水準のフォースター。運転音は24dBで、静音性に優れています。食材を仕分けするワイヤーバスケットが付属。開くと自動点灯するので、中身が良く見えます。
本体サイズは、約56.5(幅)×約85(高さ)×約52.3(奥行き)センチ。販売価格は2万4000円前後です。
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