「Apple Watch Series 7」は何が変わった? 5つのポイントでチェック【2021年最新版】
Appleは10月、スマートウォッチの最新モデル 「Apple Watch Series 7」を発売しました。従来のApple Watchシリーズと比べて、どう進化しているのか、5つのポイントをチェックしていきましょう。
Appleは10月、スマートウォッチの最新モデル 「Apple Watch Series 7」を発売しました。Apple公式サイトでの販売価格は4万8800円(税込)から。Amazonでも購入できます。
さて、Series 7は従来のApple Watchシリーズと比べて、どう進化しているのか。5つのポイントをチェックしていきましょう。
Apple Watch Series 7:ベゼルレスなディスプレイ
Apple Watch Series 7はディスプレイが大型化し、ベゼルは1.7mmまで薄くなりました。前世代の「Series 6」や併売されている「SE」と比べて表示領域は20%大きくなっています。
ケースサイズも従来のラインアップと比べて1mm大きくなり、ケースサイズの表記は「41mmモデル」と「45mmモデル」の2モデルに変わっています。
画面が拡大され表示される情報も増えていますが、ベゼルレスデザインによってボディが大きくなったことはあまり感じられません。
Apple Watch Series 7:アルミケースに新カラーが登場
Series 7ではアルミニウムケースの仕上げに新色が追加されました。
従来モデルでは、アルミニウムケースは「シルバー」「スペースグレイ」「ゴールド」「ブルー」「(PRODUCT)RED」の5色展開でした。
これがSeries 7では、「ミッドナイト」「スターライト」「グリーン」「ブルー」「(PRODUCT)RED」に変わっています。
一方、ステンレススチールケースやチタニウムケースのバリエーションは、仕上げ名を見る限りでは共通しています。
Apple Watch Series 7:キーボード入力とフォントサイズ
画面が多きなったSeries 7では、それを生かした新しい特徴が3つあります。
1つは、搭載の「watchOS 8」で追加された文字盤に、Series 7のみで使える「輪郭」文字盤があること。この文字盤は、崩したデザインの数字がインデックスとして周囲を囲むように配置されているのが特徴。常時表示にも対応しています。
2つ目は、より大きなフォントサイズが選択できること。具体的には、3サイズのバリエーションが増えています。手順としては、ウォッチの「設定」アプリを起動し、「画面表示と明るさ」の項目内にある「テキストサイズ」から調整できます。
3つ目は、メッセージアプリの返信などでソフトウェアキーボード入力に対応したこと。対応言語は、英語と中国語のみで、日本語ではまだ使えませんが、今後のアップデートに期待しつつ注目しておきたい点です。
Apple Watch Series 7:常時表示の輝度アップ
Series 7は常時表示(点灯)の輝度が、Series 6と比べて70%向上しました。自分で時刻確認がしやすいことはもちろん、他人から見たときに画面のデザインがわかりやすくという点で、ファッションアイテムとしての魅力もアップしています。
常時表示中の文字盤デザインがよりくっきり見えるようになったので、従来モデルの常時表示では物足りなかった人にとっては特に気になるポイントかも知れません。
Apple Watch Series 7:充電時間が短く
Series 7は充電用のアーキテクチャが改良され、充電時間が短くなったのもトピックです。
公式サイトの表記によれば、Series 7でApple製の20W充電器と純正ケーブルを使った場合、Series 6で5W充電器と純正ケーブルを使った場合より最大33%早く充電できるとのこと。
なお、充電ケーブルは同梱されますが、充電器は含まれないので、別途用意する必要があります。また充電ケーブルの充電器側のポートは、USB Type-Cに変わっていますので従来機種からの買い替え・買い足し時には注意が必要です。
関連記事
- 「スマートウォッチ」おすすめ3選&Amazon売れ筋ランキングTOP5 デザイン良くて機能面充実な人気ウォッチ【2021年10月版】
最近のスマートウォッチはスマートフォンの通知を確認するだけではなく、電子マネー決済やヘルスケア機能などさまざまな機能を搭載しています。機能面が豊富な上に、デザイン性が高いものも増えています。今回は、デザインが良いスマートウォッチとAmazonの売れ筋ランキングを紹介します。 - ガーミン(Garmin)の人気「スマートウォッチ」5選 高い機能性&デザインで日常を快適に【2021年11月版】
ガーミン(Garmin)のスマートウォッチを着けている人を多く見かけるようになってきました。ガーミンはもともとGPS機器メーカーのため、搭載機能が高く定評があります。今回は、ガーミンのおすすめスマートウォッチを紹介します。 - 「スマートウォッチ」おすすめ7選 新型Apple Watchのライバルはこれだ【2020年秋編】
「Apple Watch Series 6」が発売され、改めてスマートウォッチに関心が向けられています。スマートウォッチはApple Watchのほかにも、さまざまなメーカーが多様な製品を発売しています。 - 「スマートウォッチ」おすすめ5選 定番Apple Watch+Androidでも使える注目モデル【2021年最新版】
アプリ通知などのスマートフォン連携や、運動不足解消のためのモチベーション作りに役立つスマートウォッチ。iPhoneユーザーにとって定番の「Apple Watch」シリーズを筆頭に、数多くのメーカーが多様な製品を展開しています。今回はディスプレイをタッチ操作できるタイプをピックアップしてみました。 - 「Apple Watch Series 6」は何が変わった? 【進化した5項目】をチェック
9月18日に発売された「Apple Watch Series 6(アップルウォッチ シリーズ6)」。従来モデルのSeries 5と比べて、どんなところがアップデートしているのでしょうか。買い替え前にチェックしておきたい5つのポイントを解説します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.