「スチームオーブンレンジ」おすすめ5選 水蒸気を使ってヘルシーな料理が作れる【2022年最新版】
温め、蒸す、焼くの3種類の調理が行える「スチームオーブンレンジ」。オーブンレンジに水蒸気発生装置を付加したもので、オーブン内のヒーターで水蒸気を加熱し、食材を調理していきます。減塩や脱脂などの効果も期待できるため、ヘルシーな料理を作りたいというときにもピッタリ。今回は5万円前後のスチームオーブンレンジをピックアップしました。
温め、蒸す、焼くの3種類の調理が行える「スチームオーブンレンジ」。オーブンレンジに水蒸気発生装置を付加したもので、オーブン内のヒーターで水蒸気を加熱し、食材を調理していきます。
減塩や脱脂などの効果も期待できるため、ヘルシーな料理を作りたいというときにもピッタリ。今回は5万円前後のスチームオーブンレンジをピックアップしました。容量や水蒸気発生方法、搭載機能など選ぶ際のポイントもあわせて紹介します。
スチームオーブンレンジ:容量や本体サイズをチェック
使用人数によって必要な容量は変わってきます。例えば、1〜2人で使う場合は、22L前後の容量で問題ないでしょう。比較的小さなサイズなので、設置するスペースも節約できます。
3人以上で使うなら、25L以上の容量は必要になるでしょう。家族が多い場合は、庫内が2段式になっているモデルがおすすめです。一度に多くの食材を調理できますよ。ただし、2段式を採用しているのは上位モデルになるため、価格は高めです。
また、容量が増えると、本体サイズも大きくなり、その分、設置スペースも取られることになります。設置する際は、熱がこもるのを避けるために、上下、左右、背面など、製品の周りにある程度の隙間を設ける必要があります。
こうした点を考慮に入れて、スチームオーブンレンジを置くスペースが十分に確保できるのか、事前にチェックしておきましょう。
スチームオーブンレンジ:簡易スチーム式か、過熱水蒸気式か
水蒸気の発生方法は、主に「簡易スチーム式」と「過熱水蒸気式」の2種類に分けられます。簡易スチーム式は、水蒸気を使って、食材を温めたり蒸したりするタイプ。専用の角皿やカップに水を入れ、それをヒーターで加熱し、水蒸気を発生させます。
使用前はカップに水を入れ、使用後のお手入れは庫内とカップを拭くだけなので、初心者でも簡単に扱えます。過熱水蒸気式より、価格が安めという点もメリットの一つです。
過熱水蒸気式の場合は、水蒸気を使って、食材を温めたり、蒸したり、焼いたりすることができます。100度以上の高温の水蒸気を使って、肉や魚などを調理します。余分な油や塩分をカットする効果が期待でき、健康志向の人にピッタリのタイプです。
ただし、価格が高めで、タンクに水を入れてセットするものが多く、カップ式よりもお手入れに手間が掛かります。「自動洗浄機能」など、お手入れを楽にする機能が付いているか確認しましょう。
スチームオーブンレンジ:ワット数やオーブンの温度をチェック
スチームオーブンレンジを選ぶ際は、ワット数も確認しておきましょう。最大出力は500〜1000Wの製品が一般的。加熱時間を短くしたい場合は、ワット数の高い製品がおすすめです。
オーブン機能を使って、食材を焼く場合は、ピザ、グラタン、ハンバーグなどいろいろな料理に対応できるよう、温度設定の幅が広いものを選びましょう。100〜250度前後の範囲で調整できるものが多いですが、中には300度以上の高火力モデルもあります。
10度単位で細かく温度調節できるものが便利ですよ。他にも、自家製パンが作れる「発酵モード」搭載の製品や、余計な油を使わずに揚げ物を作る「ノンフライ調理」に対応したモデルもあります。
料理の時短を実現したいなら、「オートメニュー機能」もチェックしておきましょう。トースト、カレー、牛乳、お弁当、ピザ、ケーキなど、好みのメニューを選べば、適した温度と時間を自動設定してくれるので、手動で調整する手間が掛かりません。
スチームオーブンレンジ:おすすめモデルはコレ!
アイリスオーヤマ「スチームオーブンレンジ MS-F2601-B」
アイリスオーヤマの「スチームオーブンレンジ MS-F2601-B」は、容量26Lのスチームオーブンレンジ。レンジから、グリル、オーブン、スチームまで幅広い調理に対応しています。スチーム用の水をタンクに入れるタンク式を採用した製品です。
100度以上の過熱水蒸気で調理できるモデル。食材に熱をムラなく通しながら、脱脂効果や減塩効果も発揮してくれるため、料理をヘルシーに仕上げることができます。ボタン一つで温め時間を短縮できる「時短調理」の機能を搭載しています。
自動メニューが108種類あり、手軽に多種多様な料理が作れます。レンジの最大出力は1000W、オーブンは110〜250度の間で温度調節可能。販売価格は4万3000円前後です。
パナソニック「スチームオーブンレンジ NE-BS607」
パナソニックの「スチームオーブンレンジ NE-BS607」は、上段と下段で違うメニューを同時に調理できるスチームオーブンレンジ。容量は26Lで、レンジの最高出力は1000W、オーブン機能の温度設定は80〜250度の間で調節できます。
付属の「ビストログリル皿」を使うことで、食材を裏返す手間なく、しっかり加熱できます。サイクロンウェーブ加熱によって、ムラなく食材を解凍することも可能。レンジ、グリル、オーブンの他、スチームを使っての調理にも対応しています。
自動メニューは62種類と充実しています。便利な「自動お手入れ機能」や安全性を高める「チャイルドロック機能」を搭載。販売価格は4万9000円前後です。
シャープ「オーブンレンジ RE-WF261」
シャープの「オーブンレンジ RE-WF261」は、2段式のスチームオーブンレンジ。容量は26Lですが、2段同時に使えるので、一度に多くの食材を調理できます。スチームカップを使ったスチーム温めや、過熱水蒸気による揚げ物のノンフライ調理も可能です。
絶対湿度センサーにより、ワット数や時間設定をせずに、自動で食品を温めることができます。レンジの最大出力は1000W、オーブンは110〜250度の間で調整可能。本体サイズは48.7(幅)×36.7(高さ)×45(奥行き)cm。販売価格は5万3000円前後です。
東芝「過熱水蒸気オーブンレンジ ER-SD3000」
東芝の「過熱水蒸気オーブンレンジ ER-SD3000」は、2段式のスチームオーブンレンジ。容量は30Lと大きめなので、一度にたくさん調理したい場合にピッタリのモデルです。給水カセットを設置して、100度を超える過熱水蒸気調理が行える仕様。
300度の高火力調理でしっかり食材を焼き上げることができます。また、高火力ヒーターと高温水蒸気を組み合わせて、表面と中にしっかり熱を通す、ハイブリッド調理にも対応しています。
食材の解凍は、お急ぎ解凍、スチーム解凍、さしみ・半解凍の3種類が用意されており、用途に応じて使い分けができます。販売価格は5万円前後です。
日立「ヘルシーシェフ MRO-S8Z」
日立の「ヘルシーシェフ MRO-S8Z」は、重量センサーと蒸気・温度センサーで、オート調理が行えるスチームオーブンレンジ。レンジ、オーブン、グリル、スチームの調理が可能で、過熱水蒸気を使ったノンフライ調理にも対応しています。
給水タンクを使うタンク式のモデルです。5種類の「クックパッド殿堂入りレシピ」をオートで作れる便利な機能を搭載しています。
レンジの最高出力は1000W、オーブンの最高温度は250度です。シリコン系塗装により、庫内は汚れが落としやすくなっています。販売価格は4万3000円前後です。
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