「充電池」おすすめ5選 繰り返し使えて経済的な充電式の電池を使おう【2022年1月版】
身の回りの家電製品や電子機器には、乾電池を使うものが多く存在します。乾電池には使い切りタイプと、繰り返し使えて経済的、かつエコな「充電式電池」があります。
身の回りの家電製品や電子機器には、乾電池を使うものが多く存在します。乾電池には使い切りタイプと、繰り返し使えて経済的な「充電式電池(充電池)」があります。
充電池にも大容量でパワフルなタイプ、繰り返し使える回数を重視したタイプなど、さまざまな製品があります。ニーズ別におすすめの充電池をピックアップしました。
充電式電池の使用がおすすめのシーンは
充電式の電池は、リモコンやワイヤレスマウスといった、あまり電力を使わず、長期間使う機器に向いています。なお、電圧が変化しやすいため、時計への利用は一般的には推奨されていません。
充電といえばスマートフォンも充電が必要な機器。充電式電池もスマホのバッテリーと同様、長持ちさせるための工夫が効果的。まず、充電池を機器に入れた状態のまま保管すると、電池の容量が消費されますので、使用しない場合は、専用電池ケースに入れて保管するのがいいでしょう。
また、充電池は製品ごとに推奨される使用機器が異なります。製品の説明書をよく読むなどして、使用したい製品に適した充電式電池を選びましょう。
高容量でパワフルなハイエンドモデル パナソニック「eneloop pro」
「eneloop(エネループ)」は旧三洋電機が開発した充電式電池のブランドです。現在はパナソニックが引き継ぎ、製造・販売を継続しています。
スタンダードモデルのエネループは10年後でも残用量70%を保持するという耐久性が特徴ですが、こちらのハイエンドモデル「eneloop pro(エネループ プロ)」は高容量でパワフルな点が特徴で、デジカメやゲームリモコンに向いています。
繰り返し使える回数は従来基準で約500回(新基準では約150回)。電池容量は単三形が2500mAh、単四形が930mAhです。
販売価格は単3形4本パックが1860円(税込、以下同)。急速充電器とのセットは4450円です。
リモコンでの利用に適したモデル パナソニック「充電式EVOLTA e(お手軽モデル)」
パナソニックの「EVOLTA(エボルタ)」は、エネループと並ぶ同社のブランドです。充電式ではないアルカリ乾電池でもおなじみですね。
充電式のお手軽モデル(エボルタe)は、くり返し使える回数を重視。消費電流の少ないリモコンでの利用に便利で、充電池をはじめて使うユーザーに最適です。
繰り返し回数は従来基準で約4000回(新基準では約1200回)。電池容量は単三形が1000mAh、単四形が650mAh。販売価格は単三形4本パックで882円。充電器と4本パックのセットは1779円です。
フル充電から1年後でも約90%を維持 東芝「充電式IMPULSE」スタンダード
「IMPULSE(インパルス)」は東芝の乾電池ブランド。充電式もあり、さらに高容量タイプ、スタンダードタイプ、ライトタイプの3種類がラインアップされています。
充電式IMPULSEのスタンダードタイプは、フル充電しておけば1年放置しても約90%の容量を維持できる高耐久タイプです。つぎ足し充電が可能で、容量が減ってしまうメモリー効果を気にせず使用できます。
電池容量は単三形が1900mAh、単四形が750mAh。繰り返し使える回数は約2100回。販売価格は単三形4本パックで1291円です。
低温に強く氷点下でも使用可能 オーム電機「エコルーバ」
「エコルーバ」シリーズはオーム電機の充電式電池シリーズ。満充電すると1年後でも80%の容量を保持、継ぎ足し充電で、使った分だけ充電できます。
低温に強く氷点下でも使用可能なのが特徴。出荷時に満充電されているので、すぐに使えます。
容量は単三形で1900mAh、単四形で750mAh。繰り返し1500回使用できます。販売価格は単三形の4本セットで1951円。専用充電器と単三形2本のセットは2690円です。
Amazonブランドの充電池 「Amazonベーシック 充電池」
「Amazonベーシック 充電池」はAmazonのプライベートブランドで販売されている充電式電池。もちろんAmazonで購入できますが、人気商品のせいか、在庫切れになっていることもあります。
単三形の容量は1900mAh、約1000回使用可能となっています。信頼性の高い電池で採用されている、低自己放電技術を採用しています。
販売価格は単三形4本セットで838円。なお、充電器は販売されていませんので、他ブランドの充電器を別途購入する必要があります。
関連記事
- 「Magsafe」対応のiPhoneアクセサリーおすすめ5選 ワイヤレス充電器やモバイルバッテリー、スマホリングなど【2022年1月版】
「iPhone 12」シリーズ以降のiPhoneには、背面に「MagSafe(マグセーフ)」という磁石でアクセサリー類をカチっと固定できるワイヤレス充電機能が追加されました。磁力で固定できる点が便利なことから、ワイヤレス充電器やバッテリー以外にも、Magsafe対応アクセサリーも多数発売されています。 - 「ICレコーダー」おすすめ5選 ノイズを抑えて、クリアに録音【2022年最新版】
音声や音楽を録音するときに便利な「ICレコーダー」。会議中や取材中の発言、講義の内容などを録音して聞き返したりと、さまざまな場面で役立ちます。音声だけでなく音楽を高音質で録音したり、雑音をカットしたりできる製品や、スティック型の小型モデルなど、多種多様な製品が出ています。今回は、そんなICレコーダーの選び方とおすすめの製品を紹介します。 - 「アルコールディスペンサー」おすすめ5選 手をかざして、サッと消毒【2022年最新版】
帰宅後、サッと手軽に消毒したいなら、自動式の「アルコールディスペンサー」「オートディスペンサー」を使ってみてはいかがでしょうか? 自動式なら、手をかざすだけで、自動的に消毒液を噴霧してくれます。手で本体を押さえたり、プッシュする必要がないため、衛生的に使用できます。今回は、そんな自動式アルコールディスペンサーの選び方とおすすめの製品を紹介します。 - 2021年に「注目したデジタル家電」5選 イヤフォン・スピーカーなどの【オーディオ機器編】
2021年もさまざまな家電製品が登場しました。中でもヘッドフォンやスピーカーなどのオーディオ機器は、使い勝手や音質が向上しており音楽好きからの注目度が高まっています。今回は2021年に注目されたデジタル家電の中から、ヘッドフォンやイヤフォン、スピーカーなどの5製品をピックアップしてご紹介します。 - 2021年に「注目したデジタル家電」5選 テレビ・レコーダーなどの【ビジュアル機器編】
2021年もさまざまな家電製品が登場しました。おうちで過ごす時間が増えたことから、テレビやレコーダーなどのデジタル家電に注目度が高まっています。今回は2021年に注目されたデジタル家電から、テレビやレコーダーなどビジュアル関連の5製品をピックアップしてご紹介します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.