「接触冷感」敷きパッドのおすすめ5選 ニトリや昭和西川から紹介【2022年5月版】
蒸し暑い夜を快適に過ごすための、接触冷感の敷きパッド(以下、冷感敷きパッド)が人気です。冷感敷きパッドがあれば、電気代を気にしながらエアコンをつけっぱなしにして寝ずに済むかもしれません。ここで、冷感敷きパッドの選び方や、手ごろな価格でしっかりひんやり感じる冷感敷きパッドを紹介します。
蒸し暑い夜を快適に過ごすための、接触冷感の敷きパッド(以下、冷感敷きパッド)が人気です。
冷感敷きパッドがあれば、布団の暑苦しさが改善され、エアコンを使う時間が短くなるかもしれません。それなら電気代も節約できますね。ここで、冷感敷きパッドの選び方や、手ごろな価格でしっかりひんやり感じる冷感敷きパッドを紹介します。
接触冷感の敷パッドの選び方:Q-max値は0.3以上
冷感敷きパッドの、選び方の基準として「Q-max値」があります。Q-max値とは、接触冷感生地に触った瞬間、どれだけ冷たく感じるかを表した指標のことで、数値が高いほどひんやりと感じます。
一般的にQ-max値が0.2以上のものを接触冷感素材と呼びます。ある程度、ひんやりさせたい人にはQ-max値0.3以上のものをおすすめします。
ただし、これはあくまで触った瞬間のひんやり感を表す指標です。この数値が高くても、ひんやり感の持続性や寝心地も良いとは限らないため、目安のひとつと考えましょう。
接触冷感の敷パッドの選び方:通気性や吸放湿性
冷感敷きパッドを選ぶときは、「熱がこもらないか」「汗をかいてもムレないか」といった通気性や吸放湿性の高さに注目することをおすすめします。
これらが悪いと、Q-max値が高くても朝まで涼しく快適に眠ることはできません。通気性や吸放湿性にかかわってくるのが素材です。冷感敷きパッドの素材に多いのがポリエステルやナイロンといった化学繊維。化学繊維は吸放湿性が低いといわれていますが、それをカバーする工夫を施されたものが各種メーカーから提供され、人気を集めています。
化学繊維は強度があり乾きやすく、比較的安価で、何よりひんやり感を強く出せます。化学繊維が使われているものでも、裏生地(肌に触れない面の生地)にメッシュが使われているものだと通気性が高まるので、選ぶ際にチェックしてみてください。
天然素材である綿や麻は吸湿性に優れています。しかし冷感敷きパッドの素材としては、多く使われているわけではないようです。
接触冷感の敷パッドの選び方:衛生面の機能
冷感敷きパッドを選ぶときは、衛生的に使い続けられるかをチェックしましょう。
衛生面に関係するのは、ダニ対策や抗菌防臭機能、洗濯のしやすさなどです。自宅で洗濯できるものをおすすめします。また、強度があるものや、洗濯を繰り返しても機能性が落ちない工夫がされているものであれば、頻繁な洗濯にも耐えられるでしょう。
すぐに乾くもの、部屋干し臭を抑えられるものであれば、雨が多い時期の洗濯のストレスを軽くできます。清潔に保ち続けやすいといえるでしょう。
接触冷感の敷パッド おすすめはこれ!
老舗の寝具メーカーが提供する寝心地も良い敷きパッド 昭和西川「超冷感 敷きパッド Cool Liv RIGHT」
老舗寝具メーカーである昭和西川の冷感敷きパッド「Cool Liv RIGHT」は、Q-max値0.483の冷感敷きパッド。通気性の良さや、防臭防菌加工が施されているのが特徴です。
肌に接する表面はナイロン100%、中綿と裏面はともにポリエステル100%。中綿と裏面のポリエステルはWハニカム構造(蜂の巣のような網目の構造)で、湿気や熱を逃がします。蒸し暑い熱帯夜でも、快適に過ごせるでしょう。
また、防臭防菌効果のあるポリジン加工が施されているため、部屋干しをしても嫌な臭いを抑えられます。この防臭防菌効果は、洗濯しても効果が落ちにくいという優れものです。
老舗寝具メーカーによって寝心地や使い心地にもこだわってつくられた冷感敷きパッド。販売価格は5000円前後です(シングルの場合。以下同)。
ニトリの大人気シリーズ ニトリ「Nクール」
おなじみの、ニトリのNクールシリーズです。ムレにくく、臭いを抑える仕組みが備わっており、何より低価格なのが特徴です。
このシリーズは3種類に分かれています。3種類の中では冷たさが最も控えめの「Nクール」は、夜間の体の冷えが心配な人におすすめ。「Nクールスーパー」は、Nクールよりは冷たさを感じる、中間の位置づけ。最も冷たい「Nクール ダブル スーパー」は、暑がりでとにかく冷感が欲しい人におすすめです。
生地の肌ざわりはシリーズによって違いますが、全てに「吸放湿わた」が使用されており、汗を吸ってもすぐ乾くつくりになっています。じめじめした梅雨の時期でも、さらさらと快適に使えるでしょう。また、抗菌防臭加工や部屋干し臭抑制機能など、よくある夏の困りごとに対する6つの機能が備わっています。
両面使えるリバーシブルであるため、春から秋まで長く使えます。
敷きパッドのメーカー直販価格は、Nクールが1990円(税込、以下同)、Nクール スーパーは2990円、Nクール ダブル スーパーは3990円です。
高いQ-MAX値! 強いひんやり感を求める人におすすめ ナイスデイ「ひんやり 敷きパッド 抗菌防臭タイプ」
ナイスデイの「ひんやり 敷きパッド 抗菌防臭タイプ」はQ-MAX0.542。布団に入った時のひんやり感は非常に強いといえるでしょう。
リバーシブルです。暑い時期は、接触冷感素材のナイロン100%のクール面でひんやりと、冬はポリエステル100%のワッフル面でふんわりと、一年中使えます。
抗菌防臭加工が施されており、洗濯機での丸洗いOK。また、特殊な糸「ALCOOL SUPER」を採用しているため、洗濯を繰り返してもひんやり効果が低下しにくくなっています。清潔に長く使い続けられるでしょう。
販売価格は3000円前後です。
しっかり冷たい&カラー展開が豊富でおしゃれ アイリスオーヤマ「Q-MAX0.5接触冷感敷パッド」
アイリスオーヤマの冷感敷きパッドは、Q-MAX値が0.5と高く、しっかり冷たく感じられるでしょう。カラー展開が豊富でインテリア性が高いのも特徴。また、防ダニ加工が施されているためアレルギーが気になる人にもおすすめです。
表面はナイロン100%、中地と裏面はポリエステル100%。防菌防臭わたを使用しており、基準の倍以上の抗菌性能を備えています。
生地にミント加工を施しているため、ひんやり感が持続します。また、裏面がメッシュ加工になっており、熱やムレを逃してくれるため、真夏の夜も快適に過ごせるでしょう。
カラー展開は7色もあり、自分の部屋に合ったものを選べます。冷感敷きパッドはカバーをかけずに使用するため、敷きパッドそのもののインテリア性が高いのはうれしいですね。メーカー直販価格は2550円です。
日本橋の寝具ブランドが展開する人気シリーズ tobest「極涼 敷きパッド」
東京日本橋で生まれた寝具ブランドtobest(トゥーベスト)が提供する「極涼 敷きパッド」は、冷感敷きパッドの人気シリーズです。Q-MAX0.5であるため、しっかりとひんやり感があるでしょう。
敷きパッドの生地表面をよりフラットに、密度を高めることで、ひんやり感と持続性を向上させています。
吸水速乾の生地を使用しているため、汗をかいても、さらさらとした使い心地が続きます。表面はナイロン、中綿はポリエステルです。抗菌防臭加工が施されており、清潔に使えます。メーカー直販価格は2480円です。
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