日産「サクラ」、3週間で受注1万1000台超 普及価格帯の軽EVに幅広い世代が注目

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　日産自動車は6月13日、軽EV「サクラ」の受注数が発表から3週間で約1万1000台を突破したと発表しました。ピュアEVながら実質約178万円からという普及価格帯で登場し、幅広い世代から好評だとしています。販売は16日にスタートする予定です。

日産の軽EV「サクラ」

普及価格帯の軽EVに幅広い世代が注目

　サクラはリーフ、アリアで培ってきた技術をフル投入して開発された量販EV。航続距離が最大180km（WLTCモード）のリチウムイオンバッテリー（20kWh）を搭載。軽としては最高レベルという静粛性や最小回転半径4.8mという小回り性能で、日常のさまざまなシーンで快適なドライブを実現します。

　5月20日に発表され、6月13日時点の受注台数は1万1429台。そのうち36％が最上位グレード「G」を選択しているとのこと。アラウンドビューモニターは7割以上が選んでいます。ボディーカラーは「ホワイトパール」が2割以上を占めており、ツートンカラーも人気だとしています。

　注文客は、2台目以降の複数車オーナーのほか、以前からEVに興味があった人がガソリン車などから乗り替えるケースが多いとしています。一般的な軽と同様に年配の客も多いものの、「プロパイロット」など先進装備を充実させたことで、若い世代を含む幅広い層から受注。30代以下が11％を占めています。

日産「サクラ」の写真

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