【2022年最新版】カセットガスストーブおすすめ5選 手軽に持ち運べるコンパクトサイズで暖かい!
カセットコンロなどに使うのと同じカセットガスボンベを使う暖房器具「カセットガスストーブ」。手軽で持ち運びが簡単なのがメリットです。キャンプなどアウトドアで使えるものもあり、防災用としても役立ちます。カセットガスストーブのメリットやチェックポイント、おすすめ商品を紹介。
「カセットガスストーブ」は、カセットコンロなどに使うのと同じカセットガスボンベをセットして使う暖房器具です。電気ストーブや灯油ストーブなどと比べ、持ち運んで使うのが簡単な点がメリット。キャンプなどアウトドアで使えるものもあり、防災用品としても役立ちます。
ここでは、カセットガスストーブのメリットやチェックポイント、おすすめ商品を紹介します。商品選びの参考にしてください!
小林 カサゴ
Fav-Log編集部員としてアウトドアや家電、ガジェット、車などを担当。ITmediaで長くITトレンドやネットの話題、業界事情、ガジェットなどを取材する一方、学生時代の野宿旅行から各地でキャンプを楽しんできました。キャンプのポリシーは「シンプルに」。最近は三浦半島に通って海釣り(主にライトゲーム)を楽しんでます。ファイナンシャルプランナー(日本FP協会認定AFP)。思い出のキャンプ地は大雪山・旭岳のテント場。最愛のガジェットはJornada 690。好きな魚はカサゴとオオモンハタ。
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カセットガスストーブ|取り扱いが簡単、手軽に持ち運べる
カセットガスストーブは、カセットコンロなどでおなじみの、液化したLPガスが入っているカセットガスボンベ(CB缶)を使い、ガスを燃焼させることで暖める暖房器具です。
コンパクトかつ軽量なものも多く、コードレスなので持ち運びも容易です。配管が必要なガスストーブや、給油が必要な石油ストーブ、電源コンセントにつなぐ必要がある電気ストーブなどに比べ、持ち運びやすく手軽に使えるのが特徴です。
ただし、1本のカセットガスボンベで暖房できる時間は数時間程度。本格的に使うとカセットガスボンベの交換の手間がかかり、ランニングコストもかかります。メインの暖房器具として使うというより、脱衣所やトイレ、リビングの足元など、スポット的に温めたい場所にさっと運んで気軽に使うといった用途に向いています。
また、注意しておきたいのは低温に弱いこと。カセットガスストーブを販売するイワタニによると、カセットボンベ(ブタンガス)の特性により、気温が10度を下回ると気化しにくくなり、5度以下になるとほとんど気化しなくなるため、使用できないとしています。アウトドアなどでも使えるようにするため、ガスの成分を変更することで低温への対応を強化したガスボンベもあります。
カセットガスストーブ|性能や安全性をチェック
出力や方式は用途によってチェック
カセットガスストーブの性能は「最大発熱量」(kW)で表され、大きいほど暖房能力は強くなり、より広い部屋を温めることができますが、連続燃焼時間は短くなります。
また、ストーブは「反射式」と「対流式」に大きく分けることができます。反射式は、燃焼部の周囲に配置した反射板からの輻射熱で暖める方式。正面を素早く暖めることができます。対流式は円筒形で、暖まった空気が上昇していく対流によって部屋全体を暖房するのに向いています。
冷たい足元などですぐに使いたいなら反射式、部屋を暖めたいなら対流式と、使用シーンによって選ぶとよいでしょう。
安全装置もチェック 「屋内用」「屋外用」の違い
「屋内用」と表示されているカセットガスストーブには「転倒防止装置」「立ち消え安全装置」「不完全燃焼防止装置」の装備が法的に義務付けられており、転倒による火災や一酸化炭素中毒などの事故を防止しています。
「屋外用」ストーブには不完全燃焼防止装置が義務付けられておらず、屋内では使用できません。また「屋外用」ストーブは、安全性が確認されていることを示す「PSLPGマーク」が本体に貼付されたものでなければ、2020年6月1日以降は販売が禁止されています。ショッピングサイトなどで安価な海外製品が販売されていることもありますが、こうした安全装置や安全基準についてもチェックしましょう。
また、過去には、屋外用カセットガスストーブをテント内で使用したことで一酸化炭素(CO)中毒による死亡事故も起きています。イワタニは「テントのような狭い密閉された空間で、燃焼器具を使用されますと、酸欠や一酸化炭素中毒で死亡など重大事故となるおそれがありますので、絶対におやめください。(屋内用・屋外用を問わずご使用できません)」と呼び掛けています。
手軽で便利なカセットガスストーブですが、メーカーの指示をよく読み、安全に使用しましょう。
カセットガスストーブ|おすすめモデルはコレ!
SENGOKU ALADDIN(センゴクアラジン) ポータブル ガス ストーブ SAG-BF02A
メーカー直販価格(税込):3万4100円
灯油ストーブ「ブルーフレームヒーター」で知られる英国発祥のブランドALADDIN(アラジン)と、その製造元である日本の暖房機器メーカー「千石」によるブランド「SENGOKU ALADDIN」(センゴクアラジン)。「ポータブル ガス ストーブ」は、ブルーフレームヒーターをデザインモチーフにしたカセットガスストーブです。
トルネードバーナーの搭載で、空間を効率良く、ふんわりと暖めてくれます。屋内のほか、屋外でも使えるデザイン性の高いカセットガスストーブとしてキャンパーにも人気です。
発熱量は0.8kW〜2.0kW(連続燃焼時間は約1時間40分〜4時間20分)。サイズは330(幅)×335(奥行き)×386(高さ)mm、重さは約5.7kgです。別売りの専用カセットボンベは、低温時の屋外使用を想定したガスの配合になっています。
直販サイトでは限定カラーモデルなども販売しています。
SENGOKU ALADDIN(センゴクアラジン) ポータブル ガス ストーブ シルバークイーン SAG-SQ01A
メーカー直販価格(税込):3万6300円
1970年代に製造・販売していたアラジンの反射型石油ストーブ「シルバークイーン」をカセットガスストーブとして復刻。反射式なので即暖性に優れ、広範囲に熱を反射するように設計された3D局面により、コンパクトサイズでも2人を同時に温めてくれます。
ヒーター部には2層の赤熱メッシュがあり、弱燃焼でも1層目が赤熱することでしっかり反射。風防を備えているので風に強く、キャンプやバルコニーなどで活躍してくれます。
発熱量は0.5kW〜1.4kW(連続燃焼時間は約2.2時間〜6.55時間)。サイズは370(幅)×296(奥行き)×335(高さ)mm、重さは約4.2kgです。
人気アウトドアブランド「ロゴス」とのコラボモデルも展開されています。グリーンカラーがアウトドアに映えます。
イワタニ カセットガスストーブ ポータブルタイプ “マイ暖” CB-STV-MYD2
メーカー希望小売価格(税込):2万4200円
カセットガス機器の大手メーカー、イワタニの屋内用カセットガスストーブです。サイズは312(幅)×222(奥行き)×290(高さ)mm、重さ約2.6kg(カセットガス含まず)と小型軽量で、持ち運びやすさを重視したモデルです。
点火後の立ち上がりが早く、約1分で暖が取れるのが特徴。最大発熱量は1.0kW(目安は木造戸建住宅なら3畳まで、コンクリ―ト集合住宅なら4畳まで)と控えめですが、その分連続燃焼時間は標準モードで約3時間20分と長く、宅内のさまざまな場所に運んで使えるパーソナルなストーブです。
イワタニ カセットガスストーブ “デカ暖II” CB-STV-DKD2
メーカー希望小売価格(税込):3万800円
イワタニの本格的な屋内用カセットガスストーブ。最大発熱量は1.35kW(連続燃焼時間は約2時間30分)ですが、3層構造の燃焼筒と反射板により、小型石油ストーブに匹敵する暖かさが得られます。暖房目安は木造戸建て住宅なら4畳まで、コンクリート集合住宅は5畳までとなっています。
本体サイズは361(幅)×311(奥行き)×364(高さ)mm、重さは約4.3kg(カセットガス含まず)です。
イワタニ カセットガスファンヒーター “風暖”(KAZEDAN) CB-GFH-5
メーカー希望小売価格(税込):4万5100円
イワタニの“風暖”(KAZEDAN)は温風で暖めてくれる屋内用ファンヒーター。「熱電発電素子」を活用した、カセットガスの燃焼熱を電気に変える発電機構を内蔵し、電池や電源コード不要でファンを回しています。ファンヒーターながらコードレスという使い勝手の高さが特徴です。
最大発熱量は2.0kW(連続燃焼時間:約1時間40分〜約2時間30分)と高くなっています。サイズは319(幅)×260(奥行き)×438(高さ)mm、重さは約4.7kg(カセットガス含まず)です。
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