今売れてるシャープの「加湿付きセラミックファンヒーター」を使ってみたら、すぐ足元までぽかぽかに スリムデザイン&高機能で大満足!
電気を熱源とし、ファンで風を送ることでお部屋を暖める「セラミックファンヒーター」は、スイッチを押すだけで使えて工事も不要なため、賃貸でも導入しやすく人気の暖房器具です。12月に入り本格的に寒くなってきたこともあり、セラミックファンヒーターの購入を検討している人もいるのではないでしょうか。
電気を熱源とし、ファンで風を送ることでお部屋を暖める「セラミックファンヒーター」は、スイッチを押すだけで使えて工事も不要なため、賃貸でも導入しやすく人気の暖房器具です。12月に入り本格的に寒くなってきたこともあり、セラミックファンヒーターの購入を検討している人もいるのではないでしょうか。
Amazonや楽天の「セラミックファンヒーター」売れ筋ランキングでも上位の人気商品・シャープ(SHARP)の「HX-PK12-W」は、加湿機能が付いたセラミックファンヒーターで、口コミも高評価です。今回、実際に使ってみて感じた点をレビューしていきますので、購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
冬子 雪道
主にファッション、スマホ・ガジェットアクセサリー、腕時計記事を担当。メンズ/レディースのファッションメディアで編集経験があり、ファッショントレンドは日々チェックしています。趣味は観葉植物育成、サイクリング、アクセサリー制作。今年は念願のキャンプにチャレンジしました。
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購入の決め手はパワフル風量とスリム設計
「HX-PK12-W」は、シャープが開発した空気浄化技術「プラズマクラスター」搭載の加湿機能付きセラミックファンヒーター。オープン価格となっていますが、Amazonや楽天などのショッピングサイトでは、2万円前後で販売されていることが多いようです。暖房の適用床面積は、木造和室で6畳、コンクリート住宅で8畳。加湿の適用床面積は、木造和室で11畳、プレハブ洋室で18畳となっています。最大加湿量は約650ml/hと、業界トップクラスとのこと。従来機種に比べ、加湿量が約20%アップしています。
購入の決め手になったのは、大風量でパワフルな暖房。8畳程度の部屋には十分な1200wで、温風到達距離は従来機種の約2倍。さらに加湿しながら暖房を使うことで、体感温度が上がるそうです。また、サイズは42(縦)×42(横)×17.5(奥行き)cmとスリム設計で、場所を取らないところも気に入り購入しました。取っ手が付いていて、移動もスムーズに行えます。
スイッチを押すだけですぐ運転! 暖房だけ、加湿だけもできる
使用する場所は、8畳程度のコンクリート住宅の部屋。暖房を使わないと、12月上旬でもかなり冷え込みます。早速この部屋に「HX-PK12-W」を設置しました。「HX-PK12-W」は、暖房しながらの加湿はもちろん、暖房だけ、加湿だけでも使えます。暖房を使いたいときは、電源コードを挿して「運転 入/切」ボタンを押した後に「暖房」ボタンを押すことで運転を開始します。
暖房の強さは、弱・強・自動の3モードから選択可能。ボタンを連続で押すだけで切り替えられるシンプルな操作です。入タイマーや切タイマーも搭載しており、入タイマーは6・7・8時間、切タイマーは1・2時間で設定ができます。
加湿を行いたいときは、タンクを取り出して水を入れてセットし、「運転 入/切」ボタンを押した後に「加湿」ボタンを押すことで運転します。加湿モードは「自動」と「連続」の2種類。「自動」は、部屋の状態に適した湿度になるように調整し、「連続」は部屋の湿度に関係なく加湿します。
暖房しながら加湿するときは、「運転 入/切」ボタンを押した後に「暖房」「加湿」ボタンをそれぞれ押すことで運転します。どちらもオフの場合は、空気浄化運転します。
評判通りのパワフル暖房! すぐに温風が出る
まずは弱・強モードの暖房を試してみました。立ち上がりは素晴らしく、5秒も経たないうちにすぐに温風が出てきます。外から帰ってきたときや、朝起きてすぐに温まりたいときなどにうれしいですね。風向きは、ルーバーを手動で動かすことで調整ができます。
「強」にすると、1m先にいても肌に温風が当たるような、パワフルな風量を実感できます。10分程度でお部屋全体が暖まりました。「強」モードなら、真冬でも問題なく温まれそうです。一方「弱」は、30cm程度先に温風が届く程度。お部屋全体をすぐに暖めるには、少し弱めの風量という実感です。近い距離で温まるのにちょうど良いモードと言えるでしょう。上昇しようとする暖気を抑える構造になっているそうで、足元もしっかりと温めてくれます。
細かい温度調整ができないのが難点ですが、特にストレスや不便を感じることはありませんでした。暑くなってきたら暖房を切るなどして、問題なく使用できています。人感センサーが搭載されていないので、頻繁に移動する場所よりは、リビングや寝室などに置くのに適しています。
加湿力もしっかり実感 1台2役で場所を取らない
次に加湿を「自動」モードで使用してみました。しっかりと風量があり、加湿力も十分に実感できます。暖房も加湿もパワフルで場所も取らないので、どちらも欲しいという人にぴったりです。一方で、加湿しながら暖房を使うことで体感温度が上がるとの記載がありましたが、あまり実感はできませんでした。もっと寒くなってから使うことで効果が出るかもしれないので、様子を見てみます。
暖房も加湿力も大満足の製品ですが、運転音の大きさが少し気になるところ。静かな部屋で運転していると、音が気になることがあります。特に就寝時に使う場合は、うるさく感じてしまう可能性があるので注意が必要です。
お手入れが必要なタイミングをランプと音でお知らせ
お手入れについても気になるところですよね。「HX-PK12-W」は、お手入れが必要なタイミングをランプの点灯と音で知らせてくれます。加湿トレーユニットは約2週間に1回のお手入れが推奨されています。加湿フィルターやトレーカバーを取り出して水洗いします。
吸い込み口は、約1週間に1回のお手入れが推奨されています。こちらはほこりを掃除機で吸い取るだけの簡単お手入れで、基本的には取り外したり洗ったりする必要はありません(汚れがひどい場合は水洗いできます)。
パワフル暖房&しっかり加湿&スリムデザインで、満足度の高い商品!
「HX-PK12-W」は2万円前後と安価とは言えないものの、パワフルな暖房と加湿機能、スリムでスタイリッシュなデザインを備えていると考えると、コストパフォーマンスが高い商品だと感じました。また、二重安全転倒オフスイッチや、切り忘れ防止機能、チャイルドロック機能も搭載しており、安全面にも配慮が行き届いています。
Amazonや楽天などのショッピングサイトでは、キャンペーンやセールなどでお得に手に入ることもありますので、気になる人はチェックしてみてください。
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