「布団乾燥機」おすすめ4選 冬でもぽかぽかの布団で眠れる! 乾燥だけでなく、温めやダニ対策、脱臭までできる多機能モデルを紹介【2022年12月版】
寒い日は布団を外に干しても、乾きにくかったり、冷たくなったりしますよね。そんなときに便利なのが「布団乾燥機」です。布団乾燥機を使えば、室内で効率良く布団や枕を乾かすことができます。製品によっては、乾燥だけでなく、温めやダニ対策、脱臭にも対応しています。今回は、そんな布団乾燥機のおすすめモデルをピックアップしました。
寒い日は布団を外に干しても、乾きにくかったり、冷たくなったりしますよね。そんなときに便利なのが「布団乾燥機」です。外が寒いときでも、雨や雪が降っているときでも、布団乾燥機を使えば室内で効率良く布団や枕を乾かすことができます。
製品によっては、乾燥だけでなく、温めやダニ対策、脱臭にも対応しています。中には、アタッチメントを活用して靴を乾燥させられるモデルもあります。今回は、そんな布団乾燥機のおすすめモデルをピックアップしました。
木島祥尭
フリーライターとして、家電、家具、アニメ等の記事を担当。大学時代から小説や脚本などの創作活動にはまり、脚本では『第33回シナリオS1グランプリ』にて奨励賞を受賞、小説では『自殺が存在しない国』(幻冬舎)を出版。なんでも書ける物書きの万事屋みたいなものを目指して活動中。最近はボクシングをやりはじめ、体重が8kg近く落ちて少し動きやすくなってきました。好きなのものは、アニメ、映画、小説、ボクシング、人間観察。好きな数字は「0」。Twitter:@kirimachannel
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布団乾燥機:満遍なく温めたいなら”マットあり”、手軽さを求めるなら”マットなし”
布団乾燥機は、大別すると「マットあり」と「マットなし」の2種類に分けられます。布団の隅々まで熱を行きわたらせたいという場合は、マットありがおすすめです。
マットありは、掛け布団と敷布団の間に専用のマットを入れ、そのマットに温風を送り込む形で使用します。縦横1.5〜2mほどの大きなマットが付いているため、カバー範囲が広く、布団全体をムラなく乾かし温めることが可能です。
ただし、マットの設置や片付けの手間が発生するのと、マットの収納スペースが必要になる点は、あらかじめ認識しておきましょう。
一方、マットなしは布団の間に直接ノズルを差し込んで使用します。マットありのようにマットを敷いたりたたんだりする手間が掛からず、手軽に使えるのが魅力です。冬場や梅雨時に、頻繁に乾燥機を使う予定があるなら、サッと準備できるマットなしが便利ですよ。
ただし、ノズルから遠い位置は温まりにくく、マットありタイプに比べて、温度ムラが発生しやすくなっています。
布団乾燥機:布団を清潔に保ちたいなら、”ダニ対策モード”や”脱臭モード”をチェック
布団乾燥機には、さまざまなモードが搭載されており、対象物の状態やその日の気候などに合わせて、運転方法を切り替えることができます。一般的なのは、夏モード、冬モード、温めモード、ダニ対策モードの4種類のモードを搭載したモデルです。
特に布団の衛生面を気にする方は、ダニ対策モードの有無を確認しておきましょう。約50度の温度でしっかり温めて、ダニを死滅させることができます。
ちなみに、ダニ対策を行うなら、マットなしよりマットありの方がおすすめです。広範囲を温められるので、ダニの逃げ場を無くして追い込み、ダニを効果的に退治できます。
また、布団や枕は使い続けていると、皮脂などがたまり臭いがきつくなることもあります。臭い対策をしたいという場合は、「脱臭モード」が付いているものを選びましょう。ナノイーやプラズマクラスター等で、嫌な臭いを抑えることができます。
布団乾燥機:頻繁に使うなら、小型でオールインワン収納できるモデルがおすすめ
冬は寒いから毎日のように使いたいという場合は、本体サイズの小さいモデルを選びましょう。具体的には、幅20cm以下、できれば幅15cm以下のものがおすすめです。
このくらい小型なら、ベッド脇のちょっとしたスペースに置くことができ、いつでも手軽に取り出せます。また、「オールインワン収納」できるかどうかも大事な要素です。ノズルやアタッチメントを本体にまとめて収納できれば、スペースを節約することができます。
ちなみに、ベッドを使っている場合は、ベッドの高さも考慮して、ある程度長いホースが付いているモデルを選びましょう。
というのも、ベッドとマットレスの高さが加わると、ホースが短い場合、奥まで差し込むことができず、十分に乾燥・温めが行えない可能性があります。基本的には1m以上の長さがあれば、問題なく温風を布団全体に行きわたらせることができるでしょう。
布団乾燥機:おすすめモデルはコレ!
三菱電機「ふとん乾燥機 ホワイト AD-X50-W」
三菱電機の「ふとん乾燥機 ホワイト AD-X50-W」は、マットありタイプのモデル。約180(縦)×約120(横)cmの専用マットを使って、布団全体をムラなく温めることができます。つまみを「ダニ退治」に合わせれば、効果的にダニを死滅させることが可能です。
枕乾燥ポケットが付いており、枕を乾かすこともできます。マットなしで使うことも可能で、寒さが気になる足元部分だけ集中的に温めることも可能。衣類乾燥や靴乾燥にも対応しており、幅広い場面で活躍します。
プラチナ抗菌フィルターを搭載しているので、衛生的に使用できます。ホースの長さは約90cm。本体の厚みは約15.6cmとなっており、比較的コンパクトなモデルです。
アイリスオーヤマ「ふとん乾燥機ツインノズル FK-W2-W ホワイト」
アイリスオーヤマの「ふとん乾燥機ツインノズル FK-W2-W ホワイト」は、マットなしで手軽に使えるモデル。特徴的なのはノズルが2つ付いている点で、広範囲を温めたり、2枚の布団を同時に温めたりと効率良く使えます。
夏モード、冬モード、温めモード、ダニモードの4種類の乾燥モードを搭載しており、状況に応じて使い分けられます。また、高温、低温、送風の3段階で温度を調節することも可能です。さらに、15〜180分まで8段階で細かくタイマー設定することもできます。
付属のアタッチメントを使えば、靴乾燥も行えます。その他、温度センサーやサーモスタット、温度ヒューズなど安全装置も充実しています。本体は厚さ約19.6cmのモデルなので、省スペースで収納できます。
日立「ふとん乾燥機 アッとドライ HFK-VS3000 H」
日立の「ふとん乾燥機 アッとドライ HFK-VS3000 H」は、V字型のアタッチメントを搭載したモデル。マットなしで手軽に乾燥・温めが行えます。V字型の先端は約13cm伸ばすことができ、ホースも約90cmまで伸ばせるので広範囲に温風を届けることができます。
V字型なので洗濯バサミのように敷き布団を挟み込んで、両面を同時に乾燥させることが可能です。なお、敷き布団の両面乾燥には約60分掛かります。通常の布団乾燥で約28分、足元を暖めるだけなら約5分で完了します。
靴やブーツの乾燥、部屋干し中の衣類の乾燥にも対応しています。別売りの専用デオドラント剤を用意すれば、布団の消臭も行えます。アタッチメントや操作部には抗菌加工が施されているので、衛生的に使用できます。オールインワン収納できるモデルです。
シャープ「ふとん乾燥機 UD-DF1-W」
シャープの「ふとん乾燥機 UD-DF1-W」は、厚さが約13.5cmの非常にコンパクトなモデル。ホースは約1.1mまで伸びるので、ベッドの上の布団にも問題なくホースを届かせることができ、しっかり乾燥・温めが行えます。
取っ手付きなので持ち運びやすいですし、小型なのでベッド脇の狭いスペースに置くことも可能です。プラズマクラスター機能を搭載しているため、乾燥しながら布団や枕に付いたカビ臭、汗臭、加齢臭、おねしょ臭などの嫌な臭いを抑えることもできます。
冬、夏、ダニ対策などのモードが用意されています。空気浄化運転で周囲の空気をきれいにすることも可能です。部屋干し衣類の乾燥・消臭にも対応しています。付属のアタッチメントを使えば、靴やブーツの乾燥・消臭も行える多機能モデルです。
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