スマホ充電レンタル「ChargeSPOT」は使える? 実際にレンタルして、良かった点・気になった点をレビュー
生活を送る上で欠かせないスマートフォン。スマホのバッテリーが切れると不便な生活を強いられてしまうことになります。そんな時に役立つサービスとして、モバイルバッテリーシェアリングサービスの「ChargeSPOT(チャージスポット)」があります。今回は実際に使ってみて、利便性をレビューしていきたいと思います。
生活を送る上で欠かせないスマートフォン。スマホのバッテリーが切れると連絡が取れなくなるだけでなく、行き先までの経路が調べられなくなったり、キャッシュレス決済ができなくなったりと不便な生活を強いられてしまうことになります。
長時間の外出でスマホを使っていると、当然ですがバッテリーがなくなります。予備の電源を持っていないと不安になってしまいますよね。そんな時に役立つサービスとして、モバイルバッテリーシェアリングサービスの「ChargeSPOT(チャージスポット)」があります。今回は実際に使ってみて、利便性をレビューしていきたいと思います。
宇野 源一
大学卒業後、大手メーカー系自動車販売会社に勤務。在職中は個人顧客を中心に年間平均60台の新車を販売。自動車保険の見直し提案などの経験も豊富。その後、金融業界に精通した業務・教育支援を行う会社に転職し、法人営業に従事するとともに、2級ファイナンシャル・プランニング技能士およびAFP資格を取得。2018年よりライターとして活動を開始。新車ディーラー業界の裏話やファイナンシャルプランナーの視点から見た車購入アドバイスだけでなく、お得なカー用品やガジェット紹介等も得意とする。私生活では3児とうさぎ2羽の父。【保有資格】2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP(日本FP協会認定)
→著者のプロフィールと記事一覧
「ChargeSPOT」のサービス概要
ChargeSPOTは、INFORICHが2018年から開始したモバイルバッテリーのシェアリングサービス。使いたい時にモバイルバッテリーを借りて、使い終わったら返却するというものです。
利用料金は30分ごとに課金され、最初の30分未満は165円(税込、以下同)、30分以上6時間未満で330円、6時間以上24時間未満で480円、24時間以上48時間未満で660円、以降は24時間ごとに330円加算される料金体系となっています(※)。30分以上6時間未満の利用が最も使い勝手の良いレンタル時間ではないでしょうか。
この他、2022年7月から提供が開始された、月額360円からモバイルバッテリーがレンタルし放題の「ChargeSPOT Pass」もあります。
ChargeSPOTのモバイルバッテリーのスペックは?
ChargeSPOTで借りられるモバイルバッテリーは、手持ちのスマホとほぼ同じサイズ感でした。本体に出力端子USB Type-C、Lightning、Micro USBの3タイプの充電ケーブルが取り付けられているため、ほぼ全ての端末の充電が可能です。
バッテリー容量は、一般的なスマホ1台分が充電可能な5000mAhなので、スマホのバッテリー残量が半分ほど残っていれば2回程度充電できる計算となります。
充電速度については端末によって異なりますが、筆者が所有するiPhone 13 miniだと、20%から60%前後までの充電が40分ほどでできました。急速充電にも対応していると思われます。30分以内の短時間利用であっても、十分に活用できるスペックではないでしょうか。
ChargeSPOTを利用してみた!
2022年12月某日、筆者は朝から晩まで仕事で都内を回っていたのですが、普段持ち歩いているモバイルバッテリーがカバンに入っていないというおっちょこちょいなミスを犯してしまいました。その結果、手持ち端末のバッテリーはみるみると減っていって大ピンチ!
そんなときにChargeSPOTの存在を思い出し、すぐに会員登録をして使うことにしました。
東京都内をはじめとした都市部では、コンビニエンスストアだけでなくドコモショップをはじめとした携帯ショップ、一部のショッピングセンターなどにChargeSPOTを利用できる場所が点在しているので、スポットを探すのは非常に簡単でした。
ChargeSPOT専用のアプリ上で近くのスポットを検索し、利用できるスポットは水色のアイコンになっているので、そこにいきます。
スポットに着いたら、モバイルバッテリーが挿さっているホルダーのQRコードを読み込むことで、モバイルバッテリーを借りることができます。
モバイルバッテリーを借りているうちは手持ちの端末で使い放題となっており、使い終わったら返却すれば完了です。ちなみにアプリ上ではモバイルバッテリーを借りている時間を確認することができます。
またモバイルバッテリーを返却する際は、借りたスポットで返す必要がないのも便利なポイントです。移動中にモバイルバッテリーを借り、目的地付近にあるスポットでモバイルバッテリーを返せば良いので、借りたスポットに縛られないで済むのも良い点です。
ChargeSPOTの良かった点・気になった点
実際にこのサービスを使ってみた感想としては、とても便利の一言に尽きました。スポットが多くある都市部を拠点として行動している人にとっては、手持ちの端末のバッテリー状況を気にすることなく使えるので便利です。
特にモバイルバッテリーはかさばりますし、ケーブルを持ち運ぶ必要もあるので、荷物が1つ2つ減るのは大きなメリットに感じました。
一方で都市部以外はスポットが少ないように感じるので、利用シーンを選ぶのかなと感じます。また返却する際に、返却先のスポットの空きがなかったら返却できない(=余計に課金される)恐れがあるのも厳しい点ではないかと思います。
利用する場所と利用シーンが合致すれば、お得なサービスであることは間違いないので、一度使ってみることをおすすめします。
人気の「モバイルバッテリー」もチェック
「モバイルバッテリー」最新ランキングも要チェック!
30日間無料でお試し! 1億曲以上が聴き放題!
こちらの記事も要チェック!
関連記事
- 「モバイルバッテリー」5000mAhクラスおすすめ5選 お手頃価格なコンパクトモデルをピックアップ【2022年最新版】
モバイルバッテリーのなかでも容量5000mAhクラスの製品は手軽で安価、スマホを1回だけフル充電したいという場合に適しています。軽量・コンパクトなモデルが多く、日帰りや1泊2日程度の外出時でバッテリー残量が不安……といった用途にぴったりです。 - 「ソーラーチャージャー」おすすめ4選 電源がない場所でも、災害時でも、発電できる!【2023年最新版】
小型のソーラーパネルとして、持ち運んで使える「ソーラーチャージャー」。太陽光さえあれば発電可能なので、電源を確保しにくいアウトドアシーンや災害時にも役立ちます。今回は、そんなソーラーチャージャーの選び方とおすすめのモデルを紹介します。 - 「ワイヤレス充電対応モバイルバッテリー」おすすめ5選 タッチさせておくだけでスマホを充電 大容量モデルも【2022年7月版】
ワイヤレス充電に対応するスマホは続々と増えています。iPhoneシリーズでは「iPhone 8」(2017年9月発売)以降の機種がQiに対応しています。Androidではメーカーや機種によってさまざまですが、ハイスペック端末であれば、ワイヤレス充電対応モデルが多くなっています。 - 「モバイルバッテリー」2万mAhクラスのおすすめ5選【2022年7月版】 長時間の外出にも安心の超大容量クラス
スマホを1回だけフル充電したいという場合には5000mAh程度の容量で十分ですが、2回は充電したい、あるいは2台以上の機器を充電したいという場合には2万mAhクラスを含む、1万mAh以上の製品がおすすめです。 - 「モバイルバッテリー」1万mAhクラスのおすすめ5選【2022年6月版】 スマホを約2回フル充電するならこのクラスを
スマホを1回だけフル充電したいという場合には5000mAh程度のモバイルバッテリーで十分ですが、2回は充電したい、あるいは2台以上の機器を充電したいという場合には1万mAh以上の製品がおすすめ。友人とのお出かけの際には、相手のスマホも充電してあげることもできます。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.