スマホ依存を脱却! 「タイムロッキングコンテナ」をタイマー式南京錠で自作してみた
スマートフォン依存を断ち切るため、「タイムロッキングコンテナ」の自作にチャレンジしてみました
「毎日、漫然とスマートフォンでネットサーフィンやSNSをしてしまい、時間が無駄になっている……」そう悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
筆者もその1人です。目的意識があってスマートフォンを使うならもちろん問題ありませんが、漫然と使うことが日常になってしまうと、時間ももったいないですし、眼精疲労や肩こりもひどくなっていく気がしますよね。
そこで何か解決策がないか調べていた際、「タイムロッキングコンテナ」という強制的にスマートフォンを閉じ込めるアイテムを発見しました! それも、同じような機能のものを自作ができるとのことです。
スマートフォン依存を断ち切るために、早速チャレンジしてみました。
屋内あき
Fav-Log編集部員として、主に調理家電やキッチンアイテム、初心者向けのアウトドアグッズなどの記事を担当しています。面倒くさがりなので、「時短」「ラクラク」アイテムが大好き。趣味はお酒、食べること、手軽なアウトドアです。
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そもそも「タイムロッキングコンテナ」とは?
「タイムロッキングコンテナ」は、多くはボックス型の容器です。特徴的なのが、設定した時間が経過しなければふたを開けることができないという仕掛けが施されていること。別名を「禁欲ボックス」とも言います。
スマートフォンを閉じ込めるために使われることが多いようです。主にスマートフォンでの動画視聴やネットサーフィン、SNS巡回をどうしても止められない人が、強制的にスマホ断ちするためのアイテムになります。
スマートフォン以外にも、ゲーム機やお菓子、たばこ、クレジットカードや現金など、「ついつい手を伸ばしては後悔するもの」を閉じ込めるのにも有効。基本的に設定した時間が経過しなければ途中で開けることはできないため、意思の強さに頼らずに、止めたい習慣を断ち切ることができます。
価格相場は5000円前後。この価格でスマホ時間を抑制できるならコストパフォーマンスは充分だと思いますが、筆者としては「もう少し安いものがいい」「緊急時にも開かないというのが不安」という気持ちがあり、なかなか手が出せませんでした。
しかし調べてみると、タイマー式の南京錠を使って簡易的なタイムロッキングコンテナに近いものを自作したという体験談を多く発見! そこで、その方法を参考に、タイムロッキングコンテナを自作してみたいと思います。
なお、市販のタイムロッキングコンテナと、タイマー式南京錠での自作アイテムとの比較は後述します。どちらにするべきか悩んでいる人は参考にしてみてください。
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タイマー式南京錠を使って「タイムロッキングコンテナ」を自作してみた!
それでは、タイマー式南京錠と、スマートフォン用の入れ物の2つを用意し、早速「タイムロッキングコンテナ」を作っていきます。
タイマー式南京錠は、Amazonで購入した「Xiang Ru」の「タイマー式南京錠」を使います。最大99時間59分までタイマー設定が可能。ちなみに、Amazonで探してみると、タイマー式南京錠の価格は2000円前後が相場でした。
タイマー式南京錠に加えて、スマートフォン入れとなるポーチ(サイドにループが付いた、ひもやカラビナで吊り下げられるタイプのもの)を100円均一で購入。スマートフォン入れは、南京錠でロックできるならポーチ以外でも問題ありませんが、緊急時にはさみで切って開けられることから、筆者は薄いポーチを選びました。
これらを使ってどうタイムロッキングコンテナを作るかというと、ポーチのファスナーの引き手の輪と、ポーチのサイドに縫い付けられているループにタイマー式南京錠のケーブルを通し、ロックするだけです。
タイマー式南京錠の操作も簡単。まず右サイドのボタンを押すとワイヤーの片方が本体から抜けるので、そこからロックしたいものに通します。そして、ワイヤーを本体に再び差し、中央のボタンを押して電源を入れます。
左ボタンで「時間」、右ボタンで「分」の時間設定ができるので、ロックしておきたい時間を設定し、中央のボタンを押せばロックが開始されます。ロック開始直前に5秒のカウントがされるので、もし設定ミスをしてしまったらその間にいずれかのボタンを押すことで、ロック開始をキャンセルできます。
ロック後、指定時間が経過すれば、また右サイドのボタンを押すことで片側のワイヤーが外れます。そして、ロックしていたものを解放することが可能になります。
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タイマー式南京錠の注意点
このタイマー式南京錠を扱う上で注意したいのが、充電器をなくさないように管理しなくてはならないことです。充電器が特殊な形状をしているので、なくした際に代用品をすぐに用意できません。
また、この製品はデフォルトで、音が出る「サウンドモード」になっており、音の出ない「サイレントモード」にするには設定が必要でした(中央ボタンを長押し)。最初の操作は音が出ても問題ないところで行うことをおすすめします。
市販の「タイムロッキングコンテナ」と比較してどっちがいいの? それぞれのメリット
タイムロッキングコンテナの自作は可能ですが、市販品を購入するのとどちらを選ぶべきか迷うかもしれません。筆者が思うそれぞれのメリットをまとめるので、参考にしてみてください。
市販のタイムロッキングコンテナのメリット
- もちろん完成品の状態なので、すぐに使い始められる
- ロック中に充電できるものや電話対応が可能なものなど、機能性の高いものも選べる
- 見た目がスタイリッシュ
- コストをかけて入手することにより、「絶対にスマホ時間を削る」という意思を固められる
自作タイムロッキングコンテナのメリット
- 材料が安く手に入る
- 緊急時や、タイマーの故障時に壊してスマートフォンを取り出しやすい
- スマートフォンを入れる物の大きさを自由に選べる
強制的にスマートフォンに触れないようにできるタイムロッキングコンテナは、スマートフォンがなかなか手放せないことに悩んでいる人にはぴったりのアイテムです。導入を検討してみてはいかがでしょうか。
筆者はまずは、ネットサーフィンでだらだらしがちな20時〜24時の間で使用していこうと思います。
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