節電に使える「ワットチェッカー」おすすめ5選 家電の消費電力や電気料金を見える化! スマホで遠隔操作できるモデルも【2023年最新版】
節電したいときに便利な「ワットチェッカー」。コンセントと家電の間に取り付けることで、接続した家電の消費電力や電気料金などのデータを見える化させることができます。中には、電源タップ付きのものや、スマホから家電のオン・オフの切り替えができるものなど便利な製品もあります。今回は、そんなワットチェッカーのおすすめモデルをピックアップしました。
節電したいときに便利な「ワットチェッカー」。コンセントと家電の間に取り付けることで、接続した家電の消費電力や電気料金などのデータを見える化させることができます。
毎月の電気料金の請求書を見ても、どの家電がどの程度負担になっているのか、細かなことは分かりませんよね。ワットチェッカーを使えば、個々の家電の使用状況を細かく把握することができ、節電すべきものが見えてきます。
中には、電源タップ付きのものや、スマホから家電のオン・オフの切り替えができるものなど便利な製品もあります。今回は、そんなワットチェッカーのおすすめモデルをピックアップしました。
木島祥尭
フリーライターとして、家電、家具、アニメ等の記事を担当。大学時代から小説や脚本などの創作活動にはまり、脚本では『第33回シナリオS1グランプリ』にて奨励賞を受賞、小説では『自殺が存在しない国』(幻冬舎)を出版。なんでも書ける物書きの万事屋みたいなものを目指して活動中。最近はボクシングをやりはじめ、体重が8kg近く落ちて少し動きやすくなってきました。好きなのものは、アニメ、映画、小説、ボクシング、人間観察。好きな数字は「0」。Twitter:@kirimachannel
→著者のプロフィールと記事一覧
ワットチェッカー:計測できるワット数は? 「1W〜1500W」の製品が使いやすい
ワットチェッカーには、計測可能なワット数が設定されています。「最小1W〜最大1500W」のように計測できる範囲が決められており、最小を下回ったり、最大を上回ったりすると、計測ができなくなってしまいます。
特に消費電力の大きい家電や、反対に消費電力が極端に小さい家電に接続する場合は、計測不可になる可能性もあるので、製品ごとの計測範囲はあらかじめチェックしておきましょう。
基本的には、1W〜1500Wまで測れれば、ほとんどの家電に対応できるはずです。ただし、エアコンやオイルヒーター等はワット数に関係なく使用不可となっていることもあります。使用できる家電については、必ず確認しておいてくださいね。
ワットチェッカー:表示項目の種類は? 節電目的なら、消費電力と電気料金は必須
ワットチェッカーを選ぶ際は、表示項目の種類にも注目しましょう。リアルタイムの消費電力についてはほとんどの製品で表示されますが、その他にも、1時間電気料金や積算電力量、積算電気料金、積算時間、CO2排出量など、製品によっては10項目近くの内容を測定できるものもあります。
あまり多過ぎても使いにくく感じるかもしれないので、自分に必要な項目がそろっているかチェックしておきましょう。例えば、毎月の電気料金を抑えたいという場合は、消費電力と電気料金の2つの項目だけで十分かもしれません。
ワットチェッカー:電源タップやタイマー機能、遠隔操作など、便利な機能もある
同じ場所で複数の家電を使う場合は、「電源タップ」付きのモデルが良いでしょう。いわゆるタコ足配線のタイプで、差込口が複数付いているため、多いものだと一度に6つの家電をつなぐことができます。
計測できる項目は少なめで、基本的にはリアルタイムの消費電力のみが表示されます。接続している家電の消費電力の合計値を把握することが可能です。差込口ごとにスイッチが設けられている場合は、使っていないものをオフにして待機電力を抑えることができます。
タイマー機能で、家電のオン・オフを自動的に切り替えてくれるものもあります。設定した時間で自動的に作動・停止するため、例えば、暖房便座については、寒い朝方だけオンにしておき、その他の時間帯はオフにして節電するといった使い方が可能です。
家電の使用状況を長期で把握したい場合は、スマートフォンと連携できるものがおすすめです。計測したデータをアプリで保存し管理できるので、長期的なスパンで電力消費の傾向をとらえることができます。中には、累積データをグラフ表示できるものもあります。
スマホ連携しているものなら、外出先からでも接続中の家電のオンとオフを切り替えることもできます。遠隔操作ができれば、消し忘れの多い家電に取り付けて、気になったときにスマホでチェックし、オフにすることが可能です。
ワットチェッカー:おすすめモデルはコレ!
エルパ「エコキーパー EC-05EB」
エルパの「エコキーパー EC-05EB」は、1500W以下の家電に対応したワットチェッカー。瞬時電力量、積算電力量、1時間電気料金、積算電気料金、使用時間、CO2排出量を測定できます。
モニター下の表示切替のボタンを押すことで、手軽に見たい項目を切り替えられます。製品本体はコンパクトですが、モニターには数字が大きく表示され、見やすくなっています。エアコンやオイルヒーター、IHヒーター等には使用できないので、注意が必要です。
リーベックス「節電エコタイマー ET55D」
リーベックスの「節電エコタイマー ET55D」は、タイマー機能付きのワットチェッカー。事前に時間や曜日を設定しておけば、自動的に家電のオン・オフが切り替わります。消し忘れ防止や、夕方以降に照明を点灯させてセキュリティー対策に使うことも可能です。
5W〜1500Wの家電を測定することができます。モニター下の「ECOボタン」を押すことで、表示項目を切り替えられます。積算使用時間、積算使用料金、1時間当たりの料金、積算使用電力量、積算CO2排出量、現在の消費電力の6つの項目を表示してくれます。
サンワサプライ「ワットモニター TAP-TST8N」
サンワサプライの「ワットモニター TAP-TST8N」は、1500W以下の家電に対応したワットチェッカー。消費電力、積算電力量、積算時間、積算電力料金、CO2排出量の5項目を計測できる製品です。
約4(横)×約3(縦)cmのモニターには、数字が大きく表示され、ひと目で内容を把握できます。液晶テレビやパソコン、照明器具等の使用状況を確認するのに役立ちます。熱器具、調理器具、洗濯機、エアコン、乾燥機、冷蔵庫等には使えないので注意が必要です。
サンワダイレクト「ワットメーター付電源タップ 700-TAP071」
サンワダイレクトの「ワットメーター付電源タップ 700-TAP071」は、6個の差込口を搭載したワットチェッカー。同時に複数の家電の消費電力を確認できます。表示項目はリアルタイムでの消費電力のみとなっています。
1W〜1500Wまで計測できる製品です。消費電力が1500W以上になると自動停止する「過電流保護ブレーカー」を搭載しており、電気の使い過ぎを防止します。差込口には、それぞれにスイッチが付いており、オフに切り替えれば待機電力を抑えられます。
差込口同士の間が広めに設計されているので、大きめのアダプターも接続可能。差込口はシャッター付きで、ホコリの侵入を防いでくれます。
SwitchBot「SwitchBot スマートプラグミニ」
SwitchBotの「SwitchBot スマートプラグミニ」は、BluetoothやWiFiに対応しているワットチェッカー。スマホと連携して、家電の使用状況をモニタリングできます。アプリ上で現在の電気使用量を見たり、過去のデータを確認したりすることが可能です。
タイマー機能を使って、あらかじめ時間を設定しておけば、自動的に家電のオンとオフが切り替わります。切り忘れを防ぐことができ、節電につながります。
遠隔操作機能も搭載しており、外出先からでも家電のオンとオフを設定できます。これなら、電源を消し忘れた場合でも、外出後に対応することが可能です。1500W以下の家電に対応している製品になります。
こちらの記事も要チェック!
関連記事
- 節電に! ワットメーター付き「電源タップ」発売 消費電力が一目で分かる ブレーカー内蔵&雷ガード搭載
サンワサプライが運営する直販サイト「サンワダイレクト」は7月5日、ワットメーター付きの電源タップ「700-TAP071」を発売しました。 - ニトリの「節電アイテム」おすすめ5選 省エネ暖房器具や人気の“着る毛布”も! 上手に電気を使って、寒い日も快適に【2022年11月版】
電気代が値上がりし、これからの寒い季節をどう乗り越えていくか、頭を悩ませている人もいるのではないでしょうか。ニトリでは、省エネの暖房器具や、電気を使用しないあったかアイテムを多数展開しています。上手に節電アイテムを取り入れて、寒い日も快適に過ごせるようにしたいですね。ここでは、お手頃価格でそろうニトリの「節電アイテム」を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。 - 「暖房機能付きタワーファン」おすすめ5選 送風と温風の両方に対応! 人感センサー付きの節電できるモデルも【2022年最新版】
縦長のスリムな形状が特徴的な「タワーファン」。横幅や奥行きが小さく、省スペースで設置できるのが魅力の1つ。送風と温風の両方の機能を搭載していれば、1台で夏でも冬でもオールシーズン対応できるので、コストパフォーマンス的に見ても魅力があります。今回は、そんな「暖房機能付きタワーファン」のおすすめモデルをピックアップしました。 - 【2022年最新版】デスクヒーターおすすめ8選 机やテーブルの下に簡単に置けて、足元から暖まる!
机の下から足を暖めてくれる暖房器具「デスクヒーター」。机の下などに設置しやすい形状になっており、比較的安価で電気代もリーズナブル。オフィスや在宅で働く人、受験生など、寒い季節に机に向かう人たちの味方になってくれます。デスクヒーターのチェックポイントやおすすめモデルを紹介! - 2023年に欲しい! 「リモートワークのストレス軽減グッズ」おすすめ4選 体の負担を減らし集中力を高めるために
今後もリモートワークが続く見込みであれば、目や肩、腰への負担を抑えたり、集中しやすい環境を作ったりと、仕事環境をしっかり整えたいところですね。そこで、今回はおすすめの「リモートワークのストレス軽減グッズ」を紹介します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.