買って良かった「車中泊アイテム」5選 初心者におすすめの「これだけは買っておきたいグッズ」を紹介【2023年5月版】
ここ数年で「車中泊」や「車中泊キャンプ」、「バンライフ」などが話題になっています。楽しそうだからやってみたい! という人は多いと思いますが、車中泊のために何を用意したら良いのか、なかなか想像がつかないかもしれません。そこで今回は、日常的に車中泊を楽しむ筆者が、車中泊の際に「あって良かった」と感じたアイテムを紹介します。
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そこで今回は、日常的に車中泊を楽しむ筆者が、車中泊の際に「あって良かった」と感じたアイテムを紹介します。
haru.
フリーランスライター・編集者。車中泊・バンライフ・キャンピングカー関連、生活・料理関連の記事を複数メディアで執筆中。夫婦でDIYしたバンで「休日バンライフ」として日常的に車中泊をしています。車中泊では車内でパソコン仕事をする他、料理・読書・ゲームをして楽しむ、完全なる「インドア派」。インテリア・ガジェット・ゲームも大好き。
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自由で楽しい! 車中泊が流行中
ここ数年で車中泊が流行し、ドラマや旅番組などの影響もあって、「車中泊を一度体験してみたい」と考えている人が多いようです。実際、最近になって車中泊をスタートし人も多く、YouTubeなどの動画サイトでも車中泊関連の動画の人気が高まっています。
筆者は4年ほど前に車を車中泊仕様にDIYし、現在も日常的に車中泊に出かけています。好きな場所で好きなように過ごせる車中泊は、自由度が高くとても楽しいです。
今回は、車中泊が大好きな筆者が、これから車中泊に出かけようと考えている「車中泊ビギナー」に向けて、「あって良かった」と思う車中泊アイテムを紹介していきたいと思います。
買って良かった「車中泊アイテム」:ポータブル電源
今やポータブル電源は「車中泊の必須アイテム」といっても過言ではありません。筆者が車中泊を始めた4年半前には、ポータブル電源の種類が少なく、定格出力も低めで使える電気製品も少なめでした。
現在では多くのメーカーから、さまざまな種類のポータブル電源が販売されており、それぞれの車中泊スタイルやシーンに合わせて選ぶことができます。
筆者のおすすめは、ブルーティ(BLUETTI)の「ポータブル電源 EB3A」です。容量は268Whと少なめですが、定格出力600Wなので、炊飯器やホットサンドメーカー、扇風機、電気毛布など、多くの電化製品を使うことができます。
お値段も、現在は3万円以下で入手できることが多いようなので、ポータブル電源を初めて購入する人や車中泊をこれからスタートする人にも、比較的購入しやすい金額だと思います。
最初は、容量が少なく定格出力も低めの安価な商品を選びましょう。車中泊に慣れてきてから、電子レンジやドライヤーなど、消費電力が高めの家電も使える大容量・高出力タイプの商品を買い足すのがおすすめです。
買って良かった「車中泊アイテム」:車載冷蔵庫
特に夏の車中泊では、車内においた食材がすぐに傷んでしまうため、「車載冷蔵庫」があると便利です。テイクアウトした寿司や刺身を保存できますし、調味料や肉・野菜、飲料も保存できるので、車内で自炊する人には必須のアイテムといえます。
車載冷蔵庫は冷凍・冷蔵が切り替えられるタイプが主流で、最近では氷を作れるタイプも販売されています。筆者が使っているのは、ボガヴ(BougeRV)の「車載用冷蔵庫 22L」。2万円台と購入しやすいお値段ながら、冷蔵・冷凍を切り替えることも可能で、急速冷凍機能まで付いています。旅先で購入した食材を、凍ったまま持ち帰るのにも最適です。
静音設計で稼働時の音も静かなので、就寝時に音で目が覚めてしまう、なんてこともありません。
買って良かった「車中泊アイテム」:小型扇風機&サーキュレーター
夏だけでなく、春や秋でも天気が良く日差しが強い日には車内の気温が上がり、夜も車内の温度が下がらずに寝苦しくなってしまうことがよくあります。季節を問わず涼しく過ごしたり、車内の空気を循環したり、車内の空気を車外に放出したりするために、小型の扇風機やサーキュレーターがあると便利です。
また、冬も暖房で暖かくなった車内の空気を循環させるために、「弱」で稼働できる小型扇風機を用意しておくと便利です。
筆者のおすすめは、充電タイプの扇風機です。アウトドア向けに作られているものなら丈夫で壊れにくく、長時間の使用が可能な商品が多くあります。
ハゴオギ(HAGOOGI)の「多機能キャンプファン」なら、最大で24時間連続使用ができます。パワフルながら音も静かで、無段階調節付き。天井やフックにかけ、吊り下げた状態で使うこともできます。
充電式のため、本体を使ってスマートフォンに充電ができたり、3段階調光のLEDライトが付いていたりと、機能も豊富です。
買って良かった「車中泊アイテム」:LEDランタン
夜、車内で過ごす際に必要になるのが「LEDランタン」です。LEDタイプは火を使わないため、車内でも安心して使うことができます。
「LEDランタンで車内は明るくなるの?」と不安に思う人も多いかもしれませんが、筆者はいつも車中泊ではLEDランタンのみを灯りとして使用しており、今まで明るさの面で不満を感じたことは一度もありません。できるだけ明るい商品を選ぶことと、明るさや色の調整ができる商品を選ぶのがポイントです。
さらに充電式のランタンなら、あらかじめ充電をしておけば、1〜2泊程度の車中泊まで対応が可能です。長時間使用できる商品や、スマートフォンの充電も可能なタイプなど、多くの商品が販売されていますので、お好みのものをチョイスしてみてください。
筆者おすすめは、アウトドアブランドのロゴス(LOGOS)の「Bamboo キャビンランタン」。8000円台で購入することができ、充電式です。本体からスマートフォンの充電も可能となっています。
ランタンは高価なものを用意しなくても良いので、「ライトがつかない」などのトラブルを想定し、予備を含めて2個用意しておくとよいでしょう。
買って良かった「車中泊アイテム」:天井ネット(ルーフネット)
狭い車内に車中泊で使うアイテムをすべて詰め込むと、車内が乱雑になったり、寝る場所の確保が難しくなったりしがちです。かといって車内の収納スペースは限られており、収納を増やしたいけれど場所がない、と悩んでいる人も多いかもしれません。
筆者が収納アイテムとしておすすめしたいのは、車内の天井部分に装着する「ルーフネット」です。ネットを天井に取り付ければ、膝掛けやタオル、着替え、寝袋など、多くのアイテムを天井スペースに収納することが可能になります。
MK&JAMTの「2重式天井ネット」は、3000円以下というお値段ながら、収納力バツグン! 簡単な取り付けでしっかりと固定できるため、荷物が落ちてきてしまうなどの心配はありません。
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