新モデル「Echo Auto(第2世代)」の魅力と注意点まとめ プライムデーの予告製品を今のうちにチェック
今回は、運転中にハンズフリーでAlexaを利用できる第2世代の「Echo Auto」について紹介します。
インターネットを介してAIアシスタントと会話することにより、家電を操作したり音楽を再生したりできる「スマートスピーカー」。AmazonのAlexa(アレクサ)を搭載したスマートスピーカー「Echo(エコー)」シリーズの車載向け製品「Echo Auto(エコーオート)」に、新製品となる第2世代モデルが登場しました。
今回は、運転中にハンズフリーでAlexaを利用できる第2世代の「Echo Auto」について紹介します。
森坂光郎
古の「ケータイ雑誌ライター」。フィーチャーフォン時代の終焉とともに、守備範囲をIT・ガジェット・パソコン・AV家電など広範囲に拡大。趣味はゲームとアニメ・仮面ライダー・アメコミ映画などの鑑賞。好きな音楽はクラシックロックとネオアコ。
→著者のプロフィールと記事一覧
スマートスピーカー「Echo」とは
スマートスピーカーとはAIを搭載し、音声による操作が可能なスピーカーです。家電と連携させて遠隔操作をしたり、音楽を流したりと、さまざまなことができます。搭載しているAIはブランドによって異なり、例えばAmazonのEchoシリーズはAlexa、Google HomeはGoogleアシスタント、Apple HomePodはSiri(シリ)が採用されています。
今回紹介する第2世代Echo Autoは、AmazonのAlexa搭載のスマートスピーカーシリーズである「Echo」ブランドの新製品です。スマートフォンのAlexaアプリと連携し、ハンズフリーでAlexaの操作を実現するカーアクセサリーとなっています。運転中に「アレクサ」と話しかけるだけで、音楽の再生、天気やニュースの読み上げ、スマートホームの操作、アラームのセットといった音声操作が行えます。
Echoシリーズにはこちらの車載システム「Echo Auto」のほか、メイン製品であるスマートスピーカー「Echo Pop」「Echo Dot」、モニターを備えたスマートディスプレイ「Echo Show」や、完全ワイヤレスイヤホンの「Echo Buds」などがラインアップされています。
スマホと連携してハンズフリーでAlexaを操作
Echo Autoの利用には、スマホのAlexaアプリと連携が必要です。またAlexaアプリがバックグラウンドでも、操作・動作が可能です。スマホはiPhoneとAndroidの双方に対応していますが、一部のモデルでは使用できませんので、あらかじめ確認しておきましょう。
Echo Autoをスマホと連携してしまえば、Alexaに話しかけて、Amazon Music、Apple Music、Spotify、Radikoなど好みのストリーミングサービスから音楽やラジオを再生したり、オーディオブックやポッドキャストを聴いたり、家族や友人に電話をかけたりと、他のEchoシリーズと同様に利用できます。
Echo Autoは、Bluetoothを介してカーオーディオに音声を出力することもできますが、一部の車の純正オーディオと互換性がありません。 Bluetoothを使用する場合、利用するカーオーディオがEcho Autoに対応しているか確認する必要があります。
Bluetoothで接続できない場合でも、カーオーディオに外部入力端子がある車は、付属の3.5mmオーディオケーブルを使ってEcho Autoと接続できる場合があります。また、FMトランスミッターやカセットテープアダプターなどの追加アクセサリーを利用することで接続できる場合もあります。
第2世代Echo Autoの価格は7980円(税込)となっています。
5つのマイクにより声を聞き取る
第2世代のEcho Autoは、車内の音響特性を考慮して設計された5つのマイクを搭載しています。カーオーディオからの音楽、エアコンの音、ロードノイズなどで騒々しい車の中でも、Alexaがユーザーの声を聞き取ることができるようになっています。
同梱の車載電源アダプタには、スマホの充電ができるQuick Charge 3.0対応の充電ポートが付属。長時間のドライブでも、スマホのバッテリー残量を気にすることなく安心して使用できます。
また、第1世代よりもコンパクトでスリムなデザインを採用しており、付属の粘着カーマウントで、多くの車のダッシュボードに柔軟に設置できます。なお、粘着カーマウントは、軟質プラスチック、革、布地には取り付けできません。Alexaが声をはっきりと聞き取れるように、送風口から吹き出す風が直接当たらない、硬くて耐久性のある面に取り付けるのが良いでしょう。
自宅の「Echo」と連携も
Echo Autoは、自宅のEchoデバイスに到着時間をアナウンスさせるなど、ほかのEchoデバイスと連携させるとさらに便利に活用できます。
Echo Dotなどの自宅のEchoデバイスで聞いていた音楽の続きも、車内で「アレクサ、音楽をここに移動して」と話しかければ簡単に聴くことができます。
自宅でEchoシリーズを利用しており、車での移動が多い、あるいは長距離のドライブなどを趣味としているユーザーにはEcho Autoは頼れるデバイスとなるでしょう。
「プライムデー」セール対象の「Amazonデバイス」をチェック
3カ月無料でお試し! 1億曲以上が聴き放題!
こちらの記事も要チェック!
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
プライムデーの前にチェック! 最新・第5世代「Echo Dot」「Echo Dot with clock」は向上した音質が魅力
今回は、音質が向上した第5世代の「Echo Dot」と「Echo Dot with clock」について紹介します。
新製品「Echo Pop」の魅力や注意点をプライムデーの前にチェック リーズナブルでコンパクトなスマートスピーカー
今回は、ポップなカラーをそろえ、マルチに活躍してくれるEcho Popについて紹介します。
【2023年版】ガジェットブロガーが我が家で愛用している「IoTデバイス」5選 最新Switchbotなど
本記事ではガジェットブログ「デジクル」を運営している筆者が普段の生活で愛用しているIoTデバイスを5つ厳選して紹介していきます。
「ARグラス」おすすめ3選&売れ筋ランキングトップ10 120インチ超の仮想スクリーンを表示可能なモデルに注目!【2023年6月版】
「ARグラス(スマートグラス)」は、装着することで、現実の物体にデジタルコンテンツを重ねて表示したり、動画やスクリーンを表示したりできるデバイスです。最近では、Appleから「Apple Vision Pro」が発表され、日本円にして50万円近い価格と圧倒的なスペックで話題を集めました。Apple Vision Pro並みの没入感や処理能力は難しいかもしれませんが、簡易的なAR機能の体験とプライベートシアター用途であれば、現在の市販品でも十分に楽しめるARグラスが出ています。
【2023年最新】ネックスピーカーのおすすめ人気商品10選
ネックスピーカー(肩掛けスピーカー)は、長時間着けていてもわずらわしさを感じにくく、人気があります。今回はネックスピーカーの選び方やおすすめのメーカー、製品などを紹介します。





