世界的な人気 セイコーの「ダイバーズウォッチ」注目モデル5選【2023年8月版】
ここではセイコーのダイバーズ製品から、特に定評のあるモデルをピックアップ。その特徴と魅力をご紹介します!
日本を代表する名門ウォッチブランドの「セイコー」。中でもダイバーズウォッチは、同社の看板商品の1つ。世界中に数多くのファンがいることでも知られています。
リーズナブルな製品からプロ仕様の1本まで、非常に豊富なラインアップを擁するのも、同社のダイバーズウォッチの特徴です。そこで、ここではセイコーのダイバーズ製品から、特に定評のあるモデルをピックアップ。その特徴と魅力をご紹介します!
物欲紳士
物欲系ブロガー。理系出身で首都圏在住。「物欲紳士ブログ」にて、ミドル世代メンズの視点から「長く使える愛用品との出会い」をテーマに記事を執筆中。趣味は「良いモノ」集め、カメラと写真、クルマとドライブ、旅行、革細工などのモノ作り。
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名作のスタイルを継承した新世代モデル セイコー5スポーツ SKXスポーツスタイル SBSA003
最初に紹介するのは、60年代の登場以来「デザイン性とコストパフォーマンスに優れた機械式腕時計」として世界中で親しまれている、「セイコー5」シリーズのモデルです。
本機を紹介する前に触れたいのが、前世代機にあたる「SKXシリーズ」(※逆輸入モデルで、現在は廃盤)です。「ネイビーボーイ」等の愛称で、世界中の愛好家から「ダイバーズウォッチの入門機」として愛された銘機です。
今回おすすめしたいのは、前世代機(SKXシリーズ)の外観上の特徴を継承した「SBSA003」。「SKXスポーツスタイル」と銘打たれたダイバーズスタイルがスタイリッシュな1本です。
4時位置に配されたリューズや特徴的なリューズガード形状、回転ベゼルやインデックス(文字盤上の時指標)の意匠、裏ぶたにシースルーバックを採用するなどの仕様変更を受け、新たな「セイコー5スポーツ」シリーズへと発展しました。
駆動部には、セイコーのスタンダード機と言える自動巻ムーブメントを搭載。カレンダーと曜日表示を備えたデイデイト機構を搭載するなど、日常的な場面での実用性の高さが特長です。ケース径は約42.5mm、ケースとブレスレットはステンレス製で、10気圧防水です。豊富なカラーバリエーションも特徴で、ファッション感覚で選ぶのも楽しいシリーズとなっています。
充実した基本性能のベーシックモデル プロスペックス ダイバースキューバ SBDN075
ダイバーズウォッチとしての基本性能に加えてコスパの良さも重視したい方には、セイコー製ダイバーズウォッチの現行モデルから、質実剛健さが魅力のベーシックモデルをご紹介します。
「SBDN075」は、セイコー製スポーツウォッチのサブブランド「プロスペックス」のクオーツモデル。本機は同ブランドのダイバーズウォッチでは入門機的な立ち位置の1本ですが、防水仕様は200mの潜水用防水に対応。本格的なダイビングにも対応できる仕様となっています。駆動部にはソーラータイプのクオーツムーブメントを搭載し、実用性の高さも特徴です。
外観はセイコー製品らしく、虚飾を廃したシンプルなデザインです。ケース径38.5mmの控えめなサイズ感も特徴で、スーツなどのビジネスウェアとも好相性。ケース素材はステンレス、バンド素材はシリコンゴム、風防(文字盤前面のガラス体)の素材はサファイアガラスです。
「スモウ」の愛称で親しまれる機械式モデル プロスペックス ダイバースキューバ SBDC083
本格的な防水性能を備えた機械式モデルを探している人には、海外の愛好家から「スモウ」(sumo) の愛称で親しまれる1本をおすすめします。
「SBDC083」は、通称「スモウ」シリーズの現行機種。200mの潜水用防水に対応し、ダイビング等にも使用可能な1本です。本機の外観面での最大の特徴は、ラグ(ケース両端のブレスレット接続部)に向かってボリュームを持たせたケースの形状。ケース径は約45mmで厚みも約13mmあり、力士の体型のような“どっしり感”が感じられます。12時位置のインデックス形状が力士の髪型に似ていることも、「スモウ」の愛称の由来となっています。
駆動部には、内製の自動巻きムーブメントを搭載。セイコーの自動巻きムーブメントでは上級機にあたる機械で、約70時間のパワーリザーブを誇ります。ケースとブレスレットはステンレス製、風防はサファイアガラス製です。別型番にて、カラーバリエーションモデルも豊富に用意されています。
「外胴スタイル」が目を引く、プロ仕様の1本 プロスペックス マリンマスター プロフェッショナル SBBN049
ダイバーズウォッチとしての性能に加え、セイコー独自のスタイルを味わえる1本を探している人には、「プロスペックス」ブランドの中でも上位機種に当たるモデルをご紹介します。
「SBBN049」は、セイコー独自の「外胴式スタイル」が特徴的な1本。ケースの外周部には、回転ベゼルとケースを保護する「外胴プロテクター」と呼ばれる部品がセットされています。その独特な風貌からファンも多く、海外の愛好家から「ツナ缶」の愛称で親しまれています。
防水性能は、プロ向けの飽和潜水にも対応した300m防水に対応。「マリンマスター」の名に恥じないスペックで、日常的な使用用途で防水性能が不足することはまずない、と言って差し支えないでしょう。外径は約48mm(外胴プロテクター含む)、ケースの材質はステンレス、風防素材はサファイアガラス、駆動方式はバッテリー式クオーツです。
セイコーダイバーズの歴史と、現代性との融合 プロスペックス ダイバースキューバ 1stダイバー現代版 SBDC101
「ダイバーズウォッチのブランド」としてのセイコーの魅力の1つは、「国産の防水腕時計」の世界を切り開いてきた、その歴史にあります。そんな「セイコーダイバーズの歴史」に魅力を感じる人には、記念すべき「セイコーダイバーズの初代モデル」を、現代的解釈を加えて再現した1本をおすすめします。
「SBDC101」は、1965年に誕生した通称「1stダイバー」のスタイルを、現代的な視点を加えつつ再構築した1本。外周に浅めの溝加工が施された回転ベゼルと、飾り気のない本体ケースの意匠。素っ気なさを感じてしまうほどにシンプルですが、素朴な味わいが感じられるデザインです。四角形を基調としたインデックスや、時分秒針の夜光のデザインからも、素朴さと同時に力強さが感じられます。ケース径40.5mmと適度なサイズ感で、ビジネスウェアとの相性が良い点もポイントです。
機構部には、セイコー内製の自動巻きムーブメントを搭載。約70時間のパワーリザーブを誇り、精度の高さも特徴です。さらに200mの潜水用防水に対応し、防水性能の面でも高いスペックを誇ります。ケースとブレスレットの素材はステンレス、風防の素材はサファイアガラスです。
黒色のベゼルとダークグレーの文字盤を組み合わせた本機が最もスタンダードな仕様ですが、別型番でカラーバリエーションも豊富です。
どれを選んでも「間違いのない1本」です!
この記事では、国産ウォッチブランドの雄、セイコーの看板商品の1つと言えるダイバーズウォッチのおすすめ製品を紹介しました。
店舗やWebサイトでセイコーのダイバーズウォッチを探してみると、選択肢の多さに戸惑ってしまうかもしれません。今回ご紹介したモデルは、同社のダイバーズ製品でも選りすぐりの逸品たち。どのモデルを選んでも「間違いのない選択」となることは請け合いです。愛機選びの参考になれば幸いです!
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