1万円以下の定番スマートディスプレイ「Echo Show 5(第3世代)」の進化点と便利さをチェック【後編】
シリーズでもっともリーズナブルな「Echo Show 5(第3世代)」はどんなことができるのか、後編ではフォトフレームやビデオ通話機能などをチェックしていきましょう。
Amazonから、Echo Showシリーズのエントリーモデルである「Echo Show 5」の第3世代モデルが発売されました。
Echo ShowはAmazonが販売するスマートディスプレイ。声を掛けることによりさまざまな機能を実行できる「スマートスピーカー」に、情報を表示するディスプレイを搭載したものです。シリーズでもっともリーズナブルな「Echo Show 5(第3世代)」はどんなことができるのか、後編ではスマートフォトフレームや、内蔵カメラを使った便利機能などをチェックしていきましょう。
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森坂光郎
古の「ケータイ雑誌ライター」。フィーチャーフォン時代の終焉とともに、守備範囲をIT・ガジェット・パソコン・AV家電など広範囲に拡大。趣味はゲームとアニメ・仮面ライダー・アメコミ映画などの鑑賞。好きな音楽はクラシックロックとネオアコ。
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スマートフォトフレームとしても利用可能
Echo Show 5(第3世代)では、Amazonのオンラインストレージサービス「Amazon Photos」を使用して、ホーム画面をスマートフォトフレームとして利用することが可能です。写真と他のホーム画面コンテンツを交互に表示したり、写真のスライドショーだけを表示したりできます。
Amazon Photosは、スマートフォンやパソコンなどのデバイスから写真とビデオのデータをバックアップでき、整理や共有をすることができます。無料でも5GBの写真ストレージを利用できますが、Amazonプライム会員であれば、容量無制限の写真ストレージに加え、5GBのビデオストレージを利用できます。
スマホで撮影した旅行の写真や、パソコンに保存しているデジカメ画像などをAmazon Photosに保存し、Echo Show 5の画面に表示させることができるので、家族や友人との思い出をいつも眺めることができるようになります。
ハンズフリーで簡単にビデオ通話
Echo Show 5(第3世代)に内蔵された2メガピクセルのカメラを使って、ネット経由でライブチャット会話をすることも可能です。対応するAlexaデバイスやAlexaアプリを使っている友人や家族に、ハンズフリーでビデオ通話をかけられます。
自宅内の他の対応デバイスに一斉アナウンスをしたり、他の部屋の対応デバイスや許可している連絡先に呼びかける「呼びかけ」の機能も搭載。呼びかけが届くと、本体上部のライトインジケーターが緑色に点灯し、自動的に連絡先に接続するので、高齢者など、デバイスの操作に不慣れな家族との会話もスムーズに行えます。
呼びかけ機能は双方向の会話にのみ対応。端末グループに呼びかけると、1台の端末だけが応答する形となります。
部屋の様子を外出先からでも確認可能
内蔵カメラは「見守り」にも利用可能です。Echo Show 5が置いてある部屋の様子を、外出先からでも確認できます。見守り機能によるカメラの映像は、別の部屋にある他のEcho Showデバイスや、スマホのAlexaアプリからもアクセス可能です。子供や高齢の家族、ペットなどの見守りにはとても便利な機能ですね。なお、Echo Show 5のカメラは固定となっているので、部屋全体の様子を見ることはできない点には注意が必要です。
また「Ring Video Doorbell」などのスマートドアベルや、対応する防犯カメラなどを利用している場合は、Echo Show 5で玄関前などの映像を確認できます。
なお、本体のマイクとカメラにはオン/オフボタンが付いているほか、内蔵カメラを覆うためのカメラカバーも搭載。手軽にカメラを遠隔操作できる一方、カメラ・音声のセキュリティ対策も安心です。
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