【アマプラ】見始めると止まらない「ゾンビ映画」3選 人気の“韓国ゾンビ映画”も要チェック【2024年1月版】
「ゾンビ映画」は映画の人気ジャンルの1つで、定期的に面白い作品が輩出されています。今回は、Amazonプライムで視聴可能な「人気のゾンビ映画」を紹介します。
「ゾンビ映画」は映画の人気ジャンルの1つで、定期的に面白い作品が輩出されています。死体が生き返ったり、何らかのウイルスに感染した人が襲いかかってきたりと、現実世界では起こり得ないことが起こります。
現実のような社会で、世紀末的な事件が起こる……怖いもの見たさもあって、その人気は衰えません。今回は、Amazonプライムで視聴可能な「人気のゾンビ映画」を紹介します。
藤枝あおい
エンタメ全般が好きなライターです。ドラマや映画、アニメなど日本の作品が得意ですが、色々な国の作品も観ます。特に演技に注目して作品を観たり、記事を書いたりしています。
また、目標にしていた海外での生活も実現中。数年間は日本と海外での生活を楽しみつつ、現地のエンタメに触れるのが目標です。
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アマプラで見られる人気の「ゾンビ映画」:カメラを止めるな
日本で、社会現象といえるほど話題を呼び、高い人気を誇った映画『カメラを止めるな!』(2017)。
予算300万円のインディーズ映画ながら、通称“カメ止め”として全国的に知られるようになり、2018年の興行収入ランキング7位にランクイン。ヒット作品となりました。
もともとは監督や俳優を養成するスクール「ENBUゼミナール」のシネマプロジェクトとして製作された作品です。最終的に353の映画館で上映され、222万人を動員しました。2018年には新語・流行語大賞の候補にノミネートされ、まさに社会的に知れ渡った作品です。
とはいえ、当時映画館に見に行くことができなかった、映画のことは知っているけれど見ていない、という人も少なくないかもしれません。
映画は前半と後半の2段構えとなっています。前半は、「30分間生放送、カメラ1台でワンシーン・ワンカット撮影」のゾンビドラマという設定で、映像がワンカットで続いていきます。このシーンは実際に37分間ワンカットで撮影され、設定として予定していたトラブルと、撮影するなかで偶然起きたトラブルが映像の中に混在している面白さも見どころです。
さらに映画の後半では、この撮影と放送より前の時間軸を描きます。主人公で映画監督の日暮(濱津隆之さん)がこの撮影のオファーを受けるまでの物語と、ワンカットでの撮影の裏側を描きます。
前半のワンカットシーンから心をつかまれますが、見れば見るほど身を乗り出して鑑賞したくなるような映画です。
アマプラで見られる人気の「ゾンビ映画」:新感染 ファイナル・エクスプレス
2017年に日本で公開された韓国映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』。ゾンビのパンデミックを描きながら、ジャンルとしてはアクションホラー映画でもあります。
本作は、アニメ監督として活動していた韓国のヨン・サンホ監督作品で、主演はコン・ユさん、チョン・ユミさん、マ・ドンソクさんら韓国映画に欠かせないスター俳優がこぞって出演しています。
ソウル発釜山行きの、時速300kmで走行する高速鉄道の車内が舞台で、その限られた空間でゾンビがパンデミックを起こしてしまうのです。
発車直後から駅員が何者かに襲われ、襲われた人間は次々に凶暴化。感染してゾンビになると自力で客室のドアを開けることができないなど、知能が低いことに気付いた乗客たちは、あの手この手で逃れようとするのですが、限られた電車のなかで次々と感染が広がってしまいます。
序盤から勢いのある作品で、見始めると止まらない面白さがありますが、見どころは感染してゾンビ化していく様子だけではありません。家族や友人など、一緒に乗り合わせた人たちの人情を見ると、感情移入せずにはいられないでしょう。
アマプラで見られる人気の「ゾンビ映画」:ソウル・ステーション/パンデミック
同じヨン・サンホ監督作品で、『新感染 ファイナル・エクスプレス』とストーリー上連動した形で製作されたのが、この『ソウル・ステーション/パンデミック』です。ただ『新感染』と違うのは、実写ではなくアニメーション作品であることです。『新感染』の前日譚にあたります。
現在、日本でも俳優として活動するシム・ウンギョンさんは、『新感染』で最初の感染者を演じていますが、『ソウル・ステーション/パンデミック』ではヒロインの声を演じています。
本作は、韓国の経済発展の象徴といえるソウル駅を舞台に、その経済成長の波に乗ることができなかったホームレスを軸として描いている作品で、アニメーションながらリアルな社会問題を感じ取ることができる側面もあります。
アニメーションでゾンビ化していく人間の様子は、不穏な雰囲気が漂います。日本のアニメーション作品とは作画やテイストが異なるので、見慣れないかもしれませんが、見始めると引き込まれること間違いなしです。
さらに、続編として『新感染半島 ファイナル・ステージ』(2020)もありますので、この2作品を通して面白さに引き込まれた人は、ぜひチェックしてみてください。
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