仕事用に“ちょうどいい”24インチサイズの「パソコンディスプレイ」おすすめ3選 用途別の選び方も解説【2024年1月版】
今回は、ニーズが広がるパソコンディスプレイの中でも、コンパクトで扱いやすい24インチサイズモデルのおすすめを紹介します。
デスクトップパソコンに必須のパソコンディスプレイ。リモートワークの普及により、より快適な作業環境を求めるノートパソコンユーザーにも、そのニーズは広がっています。
また、2台以上のディスプレイをマルチディスプレイで使用するユーザーも増えています。今回は、ニーズが広がるパソコンディスプレイの中でも、コンパクトで扱いやすい24インチサイズモデルのおすすめを紹介します。
森坂光郎
古の「ケータイ雑誌ライター」。フィーチャーフォン時代の終焉とともに、守備範囲をIT・ガジェット・パソコン・AV家電など広範囲に拡大。趣味はゲームとアニメ・仮面ライダー・アメコミ映画などの鑑賞。好きな音楽はクラシックロックとネオアコ。
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一般的な仕事には24〜27インチ程度がおすすめ
パソコンディスプレイを選ぶ際に最も重要となるのは画面のサイズです。一般的な事務作業などを行う場合には24インチ程度がおすすめです。少し大きめのサイズのものが欲しいと感じるのであれば27インチ程度のものを選ぶのが良いでしょう。それ以上のサイズは画面から離れなければ画面の端のほうが見にくくなります。なお、もっぱら動画鑑賞にしか使用しないのであれば、それ以上の大画面でも画面から距離を取れば良いので問題ありません。
ゲームにおいてはFPSやアクションゲームであれば全体が見渡せる24インチ、MMORPGなどは迫力ある映像を楽しめる大き目サイズが良いでしょう。
解像度は1920×1080ピクセル表示の「フルHD」が主流。27インチのものには2560×1440ピクセルの「WQHD」といった解像度のものも多く発売されています。24インチサイズでもより高精細な4K(3840×2160ピクセル)のものも販売されていますが、仕事で使用するには、等倍表示では文字が小さく表示されてしまうなど、オーバースペックと言えます。画像などをより鮮明に表示したいなどの都合で4Kのものを使用する場合には、文字サイズの調整などが必要となります。また、高精細ディスプレイはマウスポインターの移動距離が長くなるといった不便もあります。ゲームにおいては、解像度が高いディスプレイほどパソコンのグラフィック性能が要求されるので、パソコン性能に合ったものを選びましょう。
ちなみに筆者は31.5インチの4Kモニターを使用していますが、これはゲームをプレイする際に、攻略法を確認しながら、Discordなどのチャットソフトで仲間と連携し、さらにゲーム画面を表示するためです。このようにウインドウを多く開き、多数の情報を同時に確認したい場合には、より大画面・高精細のものを選ぶのも良いでしょう。しかし、仕事で使用する際には24インチ程度のスペースしか使っていませんので、一般的な仕事用であればやはり24〜27インチクラスをおすすめしたいところです。1920×1080ピクセルよりも少々高い解像度のモデルであれば、文字サイズは気にせずに若干広い表示領域が得られます。
USB Type-C端子搭載のWUXGAモデル
JAPANNEXT製の「JN-IPS24WUXGAR-C」は、2023年12月発売の新モデルです。24インチのIPSパネルを採用しており、WUXGA(1920×1200)解像度でHDR(High Dynamic Range)に対応します。
インターフェイスはHDMI1.4端子を1つとUSB Type-C端子を1つ、さらにVGA端子を1つ搭載しています。VGA端子の搭載は少し古いパソコンを使用しているユーザーにはうれしいポイントですね。USB Type-C端子はスマホの充電に対応。また、一部の対応スマホでは画面を表示することも可能です。
メーカー公式サイトでの価格は2万3980円(税込、以下同)。100×100mmのVESAマウントに対応しており、一般的なモニターアームなども使用できます。また、2W×2のスピーカーを内蔵しているので、ディスプレイからサウンドを鳴らすことも可能です。
サステナビリティに配慮したディスプレイ
「B247YEbmiprxv」は再生プラスチックやリサイクル素材を90%使用した、Acer「Vero」シリーズの2024年発売モデルです。画面サイズは23.8インチワイド、解像度は1920×1080ピクセルのフルHDです。
最大150mmまでの高さ調整に加え、左右45度まで向きを変えられるスイベル機能、縦表示も可能な時計/反時計回り90度まで回転できるピボット機能など、自在に調整できるスタンドにより、好みに合ったポジションでの使用が可能です。
また、ディスプレイを囲むベゼル幅を狭く抑えたフレームレスデザインを採用しているので、2つ以上の画面を並べるマルチディスプレイ環境にも適しています。VESA規格(100×100mm)に対応し、ヘッドフォン端子、2W+2Wステレオスピーカーを搭載しています。Amazonでの価格は1万9800円となっています。
3辺フレームレスパネルでマルチディスプレイにも最適
「LCD-A241DBX」はアイ・オー・データ機器の2024年発売モデル。広視野角なADSパネルを採用した23.8インチワイド液晶ディスプレイです。解像度は1920×1080ピクセル、映像入力端子はHDMI端子1つとアナログRGB端子1つを搭載しています。
バックライトのちらつきをなくした「フリッカーレス」や、ディスプレイ本体でブルーライトを低減させる「ブルーリダクション2」など目に優しい機能も搭載。3辺フレームレスパネルを採用しており、同じモデルを2つ以上並べてのマルチディスプレイにも適しています。
直販サイトのアイオープラザでは予約受付中となっており、価格は2万6400円。スマホを立てかけられるスタンドが前面に配置されている点もユニークです。
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