ハイスペック「オープンイヤー型イヤフォン」おすすめ3選 スポーツやアウトドアでの「ながら聴き」に【2024年3月版】
今回は周囲の音を聞き漏らさない「ながら聴き」に便利な、オープンイヤータイプのイヤフォンの中でもハイスペック系のモデルを紹介します。
ヘッドフォンやイヤフォンは音楽好きには欠かせないアイテム。モバイルにおいては、コードが絡む心配がない完全ワイヤレスイヤフォンが人気ですが、中でも最近では周囲の音を遮断せずに音楽を楽しめる「オープンイヤー」タイプのイヤフォンが注目を集めています。
今回は周囲の音を聞き漏らさない「ながら聴き」に便利な、オープンイヤータイプのイヤフォンの中でもハイスペック系のモデルを紹介します。
森坂光郎
古の「ケータイ雑誌ライター」。フィーチャーフォン時代の終焉とともに、守備範囲をIT・ガジェット・パソコン・AV家電など広範囲に拡大。趣味はゲームとアニメ・仮面ライダー・アメコミ映画などの鑑賞。好きな音楽はクラシックロックとネオアコ。
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オープンイヤー型イヤフォンのメリット
ヘッドフォンやイヤフォンの高品質化が進み、スマートフォンで迫力あるサウンドを手軽に楽しめる現在。中でも完全ワイヤレスイヤフォンはバッグの中でコードが絡まったり、すれ違いざまに人の荷物などに引っ掛かる心配もなく、モバイルでの音楽鑑賞には欠かせないアイテムとなっています。
また、密閉度が高く、音楽に集中できるヘッドフォン/イヤフォンは周囲の音が聞こえにくくなり、歩行中などには危険なことから、外音取り込みの機能を備えたモデルも増えています。今回紹介するオープンイヤー型のイヤフォンは、周囲の音が聞こえる開放型のイヤフォンで、外音を取り込む機能がなくとも、ダイレクトに周囲の音を聞きながらお気に入りの音楽を楽しむことができます。
音楽に没頭したい場合には、一般的な完全ワイヤレスイヤフォンや密閉型のヘッドフォンなどがおすすめですが、周囲とのコミュニケーションをとりながら、あるいは安全確保が必要な歩行中などの「ながら聴き」に使うなら、オープンイヤータイプのイヤフォンがおすすめです。
オープンイヤータイプのイヤフォンには大きく分けて「骨伝導方式」と「空気伝導方式」がありますが、今回は「空気伝導方式」のモデルを紹介します。
Ankerのプレミアムモデルオープンイヤータイプ
「Soundcore AeroFit Pro」は、Ankerのプレミアムモデルという位置づけのオープンイヤー型イヤフォン。スポーツやアウトドアでの使用に合わせた機能性の高さが特徴となっています。
サイズを調節できる着脱式バンドが付属し、本体のボタンで音楽再生をコントロールできるので、激しい運動時の耳からのずり落ちや、誤操作の発生を防止。IPX5の防水性能とAnkerの「SweatGuard」テクノロジーにより、雨や運動による汗も気にせずに使用できます。
また、16.2mmの大口径ドライバーが迫力ある重低音を実現。ジャイロセンサーが頭の動きを検知し、音楽に囲まれたような体験ができる3Dオーディオも搭載しており、運動中も本格的な音楽を楽しむことができます。販売価格は2万2990円(税込、以下同)となっています。
2つのスタイルでスポーツの際も安心
「SOUNDGEAR SENSE」は、オーディオの大手ブランドであるJBLのオープンイヤー型イヤフォン。4段階で角度調整可能なイヤーフック構造を採用しており、耳に合う角度に調整して、快適な着け心地を実現できます。
脱着式ネックバンドが付属し、イヤーフックの先端に装着することでイヤフォン本体の落下や紛失のリスクを軽減。シンプルなイヤーフックのみでの使用に加えて、ネックバンドスタイルの2つのスタイルで使用できます。汗やちょっとした水しぶきに強いIP54の防水防塵にも対応しているため、スポーツ時などでも安心して音楽を楽しめます。
サウンド面では、大口径16.2mmダイナミックドライバーと独自のBASSエンハンスメントを含むチューニングにより、JBLらしいパワフルな低音域とクリアな高音域の両立を実現します。JBLオンラインストアでの販売価格は2万2000円となっています。
新開発のリング型ドライバーユニット搭載
「LinkBuds」は、「常時装着」スタイルを提案する、ソニーのオープンイヤー型イヤフォンです。振動板の中心部を開放したリング型ドライバーユニットを搭載し、耳をふさがずに周囲の音や自分の声を自然に聞きながらサウンドを楽しめます。
さまざまな耳の形にフィットする人間工学に基づいたデザインと、同梱する5種類のフィッティングサポーターにより、装着感は快適で安定。操作面では、耳の辺りをタップすることで、再生・一時停止・楽曲のスキップなどができる「ワイドエリアタップ」機能により、スムーズな操作が可能です。
また、自動で再生音量を調整する「アダプティブボリュームコントロール」機能を搭載。静かな場所や雑音が大きい場所など、周囲の騒音レベルを適切に判断し、自動で再生音量を調整してくれるので、周囲の環境に応じて快適な音量で楽しむことができます。ソニーストアでの価格は2万6400円となっています。
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