【ダイソー購入品】格安「電子メモパッド」は人気も納得の“使える”アイテム キングジムのブギーボードもあわせてチェック 価格帯によって何が違う?
ダイソー「電子メモパッド」と、キングジムの「ブギーボード BB-14」をレビューします
ちょっとした備忘録や思い付きを書き留めておきたいとき、スマートフォンのメモアプリにメモしておくと便利ですが、スマホを手にしてアプリを起動するまでが面倒に思えることも。また、不要になったメモを定期的に削除しないとデータがごちゃごちゃになってしまうのも、うんざりしてしまいますね。
筆者はその悩みを解消すべく、550円(税込、以下同)で販売されていたダイソーの「電子メモパッド」を購入してきました。その使い心地をレビューしていきたいと思います。また、以前から所持していたキングジムの「ブギーボード BB-14」もあわせてチェック。価格帯の違う人気の電子メモパッド2つを見ていきましょう。
屋内あき
Fav-Log編集部員として、主に調理家電やキッチンアイテム、初心者向けのアウトドアグッズなどの記事を担当しています。面倒くさがりなので、「時短」「ラクラク」アイテムが大好き。趣味はお酒、食べること、手軽なアウトドアです。
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ダイソーの「電子メモパッド」をまずは使ってみる 心地良くスラスラ書けてどんどん消せる ミニマルな機能性
まずはダイソーの電子メモパッドから見ていきましょう。ボディーはA5サイズほどの大きさで、非常に薄くて軽いです。画面サイズは8.5インチで、本体のサイズは約14.6(横)×22.7(縦)×0.5(厚さ)cm。重さは約114gです。
本体下部に収納されている、付属のペンで文字を書いてみます。しっかりペン先に反応するので、紙に書いているのと同じように、スラスラと書けました。黒の画面に、緑色の線で筆記されます。
書いたものを消す際は、本体上部にあるゴミ箱のマークをタッチすることで、画面上のものを一括で削除できます。ロック機能が付いているので、本体のスイッチでロックすれば、書いたものをうっかり消してしまうことを予防できます。なお、メモを外部へ転送することはできません。書いて消すだけのシンプルな製品です。
また、筆圧感知機能を搭載しており、筆圧の強さによって線の濃さ・太さを変えられます。メモ書きしかしない人はあまり気にしない機能ですが、強調したいメモや地図やイラストなどで、線の書き分けができます。
この電子メモパッドをリモートワーク中や日常生活の中で使ってみましたが、ちょっとしたTO DOを書いておいたり、ふとした疑問やアイデアを書き留めたりと、便利に使えました。他に考えられる使い道として、子供のお絵描きに使ったり、買い物メモにしたりしても良さそうです。
正直、気になった点としては、書いたものを一部だけ削除する消しゴム機能のようなものがないことや、ペンを収納部から取り出しにくいこと、ペンが平べったいのでやや持ちにくいことなどがありました。
ダイソーの「電子メモパッド」は電池交換式 550円はやはり安い! 過去には話題になったことも
ダイソーの電子メモパッドは、気になる点もあるとはいえ、価格は550円なので全体的にコストパフォーマンスは良好です。これが電子メモパッドとしてどれくらい安いのか、Amazonの「デジタルメモ」売れ筋ランキング上位製品をチェックしてみると、ほとんどが1000円台を超えており、安くても700円ほど。よって、550円というのは非常にお手頃価格なのが分かります。
ちなみに、スリーコインズやキャンドゥでも似たような製品が展開されていますが、いずれも販売価格は550円です。これ以下の価格のものはなかなかないのではないでしょうか。
電池交換式で長く使えるのも、うれしいポイント。ボタン電池1個を使用します。購入時に本体に入っているのはテスト用の電池なので、同時に電池も一緒に買うことをおすすめします。電池持ちに関してですが、約5万回の書き直しが可能とのことなので、長く持ちそうです。
ネットの情報によると、ダイソーの電子メモパッドは発売直後に大人気となったものの、不具合が確認され自主回収となり、売り場から姿を消していたとのこと。その幻の製品が、このたびの電子メモパッドとして復活したとのことです。
もう少し高い価格帯の製品だと何ができる? キングジムの電子メモパッドではアプリでスキャンして保存が可能
今回、ダイソーの電子メモパッドを自分用に購入したのですが、筆者の自宅にはもともと夫婦で使用している電子メモパッドが1つあります。マグネットが搭載されており、冷蔵庫に貼り付けて買い物メモとして使用していました。
その電子メモパッドはキングジムの「ブギーボード BB-14」。数年前に購入したもので、当時の販売価格は4000円前後と、ダイソー製品の数倍のものでした。
ダイソー製品との大きな違いは、専用アプリとの連携が可能なこと。機能の存在は知っていましたが使ってこなかったため、これを機に専用アプリ「Boogie Board SCAN」をダウンロードして使ってみることにしました。
アプリでできることは、本体の画面に書かれたもののスキャンと、画像での保存、編集です。
使ってみるとアプリの編集機能が思っていたより優秀で驚きました。文字入力ができるので、出先でスマホから追記したり、注釈をつけたりすることが可能です。文字のスタイルや色、大きさも選択できるので、思い描く通りに柔軟に追記ができます。
また、アプリ内で画像をフォルダ分けできるのも便利です。これらの機能は買い物メモ程度の使用であれば必要性は薄いですが、思考整理やアイデアのメモ書きに使いたい人にとっては、使い方の可能性が大きく広がるものだと思います。
まとめ:最小限の機能で構わないならダイソーで十分 ちなみに、さらに高価格帯になると…
今回は、2つの電子メモパッドを使ってみました。キングジムのブギーボード BB-14では、書いたものをスマホで保存・編集することが可能になりますが、「メモ書きさえできるなら問題ない。保存もしない」という人であれば、ダイソーの電子メモパッドで十分だと思います。
ちなみに、ビジネスシーンでも使えるような高性能な電子メモパッドが欲しい人は、富士通の「QUADERNO(クアデルノ) A4」(FMVDP41)のように、手書きメモやPDFへの書き込みもできるような上位モデルなども選択肢に入るでしょう。同製品の公式サイトでの販売価格は6万9800円となっています。
電子メモパッド(デジタルメモ)は、さまざまな種類が展開されています。思考整理やコミュニケーションをサポートしてくれる便利なツールなので、ぜひチェックしてみてください。
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