ワークマンを長く愛用する人が買って良かった「防寒ウェア」3選 ほぼ毎日着ている“蒸れにくい防寒ジャケット”など【2024年版】(1/2 ページ)
2024年もさまざまな新素材で話題を呼んだ「ワークマン」。本記事では、ワークマンを長年愛用する筆者が、“2024年に実際に着て良かった”ワークマンの防寒ウェアを3点紹介します。
2024年もさまざまな新素材で話題を呼んだ「ワークマン」。本記事では、ワークマンを長年愛用する筆者が、“2024年に実際に着て良かった”ワークマンの防寒ウェアを3点紹介します。
江戸川 ユウ
自転車とバイクによるさまざまな遊び方を追求するフリーランスライター。各メディアが注目する以前からワークマンのアパレルをライディングギアとして愛用しており、今ではキャンプ用品まで同社の製品で一式揃えるほど、その発展ぶりに感心している。幼少時代から海川問わず釣りが好きで、近年は登山も趣味の一つに。
買って良かった防寒ウェア:エックスシェルター断熱ジャケット
最初に紹介するのは「エックスシェルター断熱ジャケット」。販売価格は3900円です。エックスシェルター(X-Shelter)は、ワークマンが今シーズンから投入した新素材で、特殊断熱シートと吸光・吸湿発熱わたを組み合わせたものです。
ラインアップはオンラインストア限定品も含めると全8点で、その中で最も汎用性が高いのが本製品ではないでしょうか。
筆者が入手したのは発売直後の9月上旬ですが、実際に着始めたのは10月下旬です。最も感心しているのは、軽い(Lサイズで実測467g)のに防寒性が十分にあり、外気温が急激に変化しても蒸れや冷えを感じにくいことです。
例えば階段を駆け上がった直後に暖房の効いた電車に乗り込んだとしても、ダウンジャケットのように発汗による不快感が少ないです。
適度な高さがあるタイトな襟をはじめ、リブ仕様の袖口やドローコードで絞れる裾など、冷気の侵入をシャットアウトする設計もポイント。前身頃にある3カ所のポケットも使い勝手が良く大活躍しています。
中わたが多すぎないのでミドルレイヤーとしても使える点や、独自の立体裁断によって動きやすさとスマートなシルエットを両立している点など、気に入っている要素は他にもたくさんあります。
ほぼ毎日のように着ているので、もし来シーズンに新色が出たら買い足そうと思っています。
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買って良かった防寒ウェア:トレッキングメリノ長袖ハーフジップ
次に紹介するのは「トレッキングメリノ長袖ハーフジップ」。販売価格は2900円です。
メリノ種の羊から採取できるウールの中でも、最高位の細さの繊維から作られるスーパーエクストラファインメリノを100%使用した製品で、その着心地は“快適”の一言に集約されます。
ウールと言えば保温性ばかりが注目されがちですが、他にも吸湿発熱性や調湿性、伸縮性、消臭性、難燃性、防汚性、防しわ性、生分解性などを持ち合わせており、多機能な素材なのです。
調湿性については、透湿性の低いアウターを組み合わせた時に蒸れ感の軽減を実感できますし、消臭性に関しては、化繊よりも圧倒的に優れていると感じます。
商品名に「トレッキング」とあるのですが、筆者は日常的にベースレイヤーとしてヘビロテしています。これを着ていると外出時に厚着をしなくて済むのです。
アウトドア専門ブランドの場合、似た製品が1万円程度することを考えると、かなりお買い得な秀作と言えるでしょう。
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買って良かった防寒ウェア:ヘビーウェイトオルテガ長袖シャツ
最後に紹介するのは「ヘビーウェイトオルテガ長袖シャツ」。販売価格は1900円です。肉厚なメルトン風の生地を使用したシャツジャケットで、カタログやオンラインストアにも掲載されていないことから、初めて見たという方も多いことでしょう。
肌寒い時期の軽防寒着に向いていますが、筆者はあえてワンサイズ大きめを購入し、先に紹介したエックスシェルター断熱ジャケットや厚手のパーカーの上に羽織っています。
これを1枚足すだけでも防寒性が高まるほか、こなれ感が出せる点が気に入っています。
さらに洗濯後の乾きがとても早く、しかもシワがほとんどできないという点もポイント。綿や毛を混紡しているので毛玉が発生しやすいのですが、毛玉取り器で簡単に処理できるレベルです。
この機能性を持ち合わせていながら1900円というお手頃価格なので、間違いなく“買い”でしょう!
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