キャンプや釣りといったアウトドア活動では、何かと水が必要になる場面が多いものです。また、スポーツ観戦や子供の部活動など、屋外でのイベントでは水分補給が欠かせません。
本格的な保冷機能付きのウォータージャグも便利ですが、「ただ水が使えればいい」というシンプルな用途であれば、ダイソーの「ポリ容器」がちょうどよく、役に立ちます。ここでは、330円(税込み、以下同)という手頃な価格ながら、使い勝手の良いポリ容器をレビューします。
川崎 さちえ
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
ポリ容器の容量や材質
ダイソーのポリ容器には、「MOUNTAIN EXPLOBATION」というロゴが入っています。
ポリ容器の容量は、約3.8Lです。使用する人数によってはすぐに空になるかもしれませんが、容器が透明で残量が一目で分かるため、補充のタイミングが分かりやすくなっています。
本体の材質は、飽和ポリエステル樹脂とポリプロピレン。本体の耐熱耐冷温度はマイナス20度から70度なので、熱湯を入れることはできません。また、屋外で使用する際は直射日光をできるだけ避ける必要があります。
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コックは取り外しができる
ポリ容器は、付属のコックを取り付けて使用します。購入時は取り付けられていないため、説明書を見ながら自分で装着しますが、工具などは不要で簡単にセットできます。
コックが取り外せるというのは、保管の際に便利です。コックは出っ張っているため、付けたままにするとぶつけて破損する恐れがあります。また、収納時にも邪魔になりがちなので、取り外して収納できるのは便利。ただ取り外した後は、なくさないように注意が必要です。
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水漏れはなし 適量の水が出てくる
ポリ容器に水を入れてみました。注ぎ口が大きいため、水を勢いよく注ぎ入れられます。
コックをしっかりと閉めていれば、水が漏れることはありませんでした。ただし、コックにストッパーはないため、何かが当たった拍子に水が出てしまう可能性がある点には注意が必要です。
水を出すには、コックのレバーを上に持ち上げます。水はスムーズに出てくるためストレスがありません。勢いが良すぎることもなく、使いやすい水量です。レバーを元に戻せば水はピタッと止まり、後から水滴が垂れてくることもありません。
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たためないので保管する場所が必要に
このポリ容器はコックを取り外せるものの、持ち運びや保管の際には、当然ある程度のスペースが必要になります。もし保管場所の確保が難しい場合は、ダイソーで販売されている「折りたたみポリタンク」(550円)を検討するのも良いでしょう。容量は約7.5Lです。
一方で、保管場所の問題がないなら、こちらのポリ容器の方がシンプルで価格も安く、手軽に使いやすいかもしれません。例えば、筆者の夫は釣りの際に使いたいと言っており、釣り道具一式として車の中に入れておく分には収納スペースの問題はないとのこと。釣りの最中に、手を洗うだけに使うらしいので、シンプルなこのポリ容器がぴったりの状況ですね。
また、災害時に備えて、水を確保するための防災アイテムとしても活用できます。
ダイソーのポリ容器は、先述の通り330円です。ダイソーの公式通販サイト「ダイソーネットストア」には掲載がありませんが、ダイソー公式アプリを使えば店舗の在庫を確認できます。
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