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「カセットガスストーブ」おすすめ3選 持ち運んで手軽に使える暖房器具【2025年12月版】(1/4 ページ)

カセットコンロなどに使うのと同じカセットガスボンベを使う暖房器具「カセットガスストーブ」。キャンプなどアウトドアで使えるものもあり、防災用としても役立ちます。カセットガスストーブの注意点とおすすめ商品を紹介します。

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 「カセットガスストーブ」は、カセットコンロなどに使うのと同じカセットガスボンベをセットして使う暖房器具です。電気ストーブや灯油ストーブなどと比べ、持ち運んで使うのが簡単な点がメリット。キャンプなどアウトドアで使えるものもあり、防災用品としても役立ちます。

 ここでは、カセットガスストーブを使うに当たって注意しておきたいポイントと、おすすめ商品を紹介します。商品選びの参考にしてください。

Fav-Log編集部

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カセットガスストーブのおすすめ|イワタニ カセットガスストーブ“マル暖”

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イワタニ カセットガスストーブ“マル暖”CB-STV-MRD(出典:Amazon

 カセットガス機器の大手メーカー、イワタニ(岩谷産業)が販売する、屋内と屋外の両方で使用できるカセットガスストーブです。暖かい空気が上に向かって放射する対流式ストーブなので、暖を取りながら天板にやかんを置いてお湯を沸かせます。

 屋内用カセットガスストーブに必要な安全装置を装備。風のある屋外(風速6m)でも利用できるので、キャンプや釣りなどで活躍してくれます。

 最大発熱量は約2.09kW(木造:5畳まで、コンクリート:7畳まで)。イワタニカセットガス1本で約1時間40分使用できるとしています。本体サイズは343(幅)×368(奥行き)×382(高さ)mm、重さ約4.5kg(カセットガス含まず)です。実売価格(税込)は約2万3000円から。

カセットガスストーブのおすすめ|イワタニ カセットガスファンヒーター“風暖”

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イワタニ カセットガスファンヒーター “風暖” CB-GFH-5(出典:Amazon

 カセットガスを燃料に使う、屋内用のファンヒーターです。電気製品が多いファンヒーターですが、こちらはコードレスで持ち運びがしやすく、使い勝手の高さが特徴です。

 「熱電発電素子」を活用したカセットガスの燃焼熱を電気に変える発電機構を搭載。電池や電源コード不要で送風ファンを回す仕組みです。

 最大発熱量は2.0kW(連続燃焼時間:約1時間40分〜約2時間30分)。サイズは319(幅)×260(奥行き)×438(高さ)mm、重さは約4.7kg(カセットガス含まず)。実売価格(税込)は約約2万9000円から。

カセットガスストーブのおすすめ|イワタニ カセットガスストーブ ポータブルタイプ“ マイ暖”

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イワタニ カセットガスストーブ ポータブルタイプ“ マイ暖” CB-STV-MYD3(出典:Amazon

 コンパクトな屋内用カセットガスストーブです。312(幅)×222(奥行き)×290(高さ)mm、重さ約2.6kg(カセットガス含まず)と、宅内での持ち運びやすさを重視したモデルです。

 点火後の立ち上がりが早く、約1分で暖が取れるのが特徴です。最大発熱量は1.0kW(目安は木造戸建住宅なら3畳まで、コンクリ―ト集合住宅なら4畳まで)と控えめですが、その分連続燃焼時間が約3時間20分(標準モード)と長いのがメリットです。

 キッチンや脱衣場など、宅内の暖を取りたい場所に運んで使えるパーソナルなストーブです。実売価格(税込)は1万円前後から。

カセットガスストーブの注意点|安全面もチェックしよう!

 カセットガスストーブは、カセットコンロなどでおなじみの、液化したLPガスが入っているカセットガスボンベ(CB缶)を使い、ガスを燃焼させることで暖める暖房器具です。

 コンパクトかつ軽量なものも多く、コードレスなので持ち運びも容易です。ただし、1本のカセットガスボンベで暖房できる時間は数時間程度なので、メインの暖房器具として使うよりは、脱衣所やリビングの足元など、スポット的に温めたい場所にさっと運んで気軽に使うのに向いています。

 注意しておきたいのは低温に弱いこと。カセットガスストーブを販売するイワタニによると、カセットボンベ(ブタンガス)の特性により、気温が10度を下回ると気化しにくくなり、5度以下になるとほとんど気化しなくなるため、使用できないとしています。このため、ガスの成分を変更することで低温への対応を強化したガスボンベも販売されています。

安全装置もチェック 「屋内用」「屋外用」の違い

 「屋内用」と表示されているカセットガスストーブには「転倒防止装置」「立ち消え安全装置」「不完全燃焼防止装置」の装備が法的に義務付けられており、転倒による火災や一酸化炭素(CO)中毒などの事故を防止しています。

 「屋外用」ストーブには不完全燃焼防止装置が義務付けられておらず、屋内では使用できません。また「屋外用」ストーブは、安全性が確認されていることを示す「PSLPGマーク」が本体に貼付されたものでなければ、2020年6月1日以降は販売が禁止されています。ショッピングサイトなどで安価な海外製品が販売されていることもありますが、こうした安全装置や安全基準についてもチェックしましょう。

 また、過去には、屋外用カセットガスストーブをテント内で使用したことで一酸化炭素(CO)中毒による死亡事故も起きています。イワタニは「テントのような狭い密閉された空間で、燃焼器具を使用されますと、酸欠や一酸化炭素中毒で死亡など重大事故となるおそれがありますので、絶対におやめください。(屋内用・屋外用を問わずご使用できません)」と呼び掛けています

 手軽で便利なカセットガスストーブですが、メーカーの説明をよく読み、安全に使用しましょう。

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