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ソースコードのダウンロード |
Apacheのソースコードは、次のサイトからダウンロードができる。できる限り、国内のミラーサイトからダウンロードしよう。
主なダウンロード先
Apache 1.3のソースコードをtar.gz形式でアーカイブしたファイル名は、「apache_1.3.xx.tar.gz」となっている（xxはリビジョン番号）。このファイル名の形式を見つけよう。2002年7月現在は、1.3.26が最新版であるため、この記事では「apache_1.3.26.tar.gz」をダウンロードした例となっている。
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ソースアーカイブファイルの展開 |
tar.gz形式のアーカイブファイルをダウンロード後は、次のようにtarコマンドを使って展開（解凍）する。例えば、apache_1.3.26.tar.gzファイルであれば、次のように指定すればよい。
| $ tar xzvf apache_1.3.26.tar.gz |
展開を行ったカレントディレクトリには、「apache_1.3.26」という名称のディレクトリが作成され、その中にソースファイルが展開されている。
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configureで環境設定を行う |
ソースファイルが展開されたディレクトリにカレントディレクトリを移動しよう。さらにディレクトリ内を載せておいたが、以下の記事でも触れていくファイルについては黄色で強調をしてある。
$ cd apache_1.3.26 $ ls -l 合計 204 -rw-r--r-- 1 1078 1078 14841 4月 12日 12:02 ABOUT_APACHE -rw-r--r-- 1 1078 1078 5313 6月 19日 03:11 Announcement -rw-r--r-- 1 1078 1078 27970 8月 23日 2001 INSTALL -rw-r--r-- 1 1078 1078 2832 3月 14日 06:05 LICENSE -rw-r--r-- 1 1078 1078 27433 3月 14日 06:05 Makefile.tmpl -rw-r--r-- 1 1078 1078 2075 8月 23日 2001 README -rw-r--r-- 1 1078 1078 4094 3月 2日 2001 README-WIN.TXT -rw-r--r-- 1 1078 1078 11162 8月 23日 2001 README.configure -rw-r--r-- 1 1078 1078 1316 3月 2日 2001 WARNING-WIN.TXT drwxr-xr-x 2 1078 1078 4096 6月 19日 03:18 cgi-bin/ drwxr-xr-x 2 1078 1078 4096 6月 19日 03:22 conf/ -rw-r--r-- 1 1078 1078 9430 5月 17日 01:32 config.layout -rwxr-xr-x 1 1078 1078 56615 5月 21日 21:24 configure* drwxr-xr-x 3 1078 1078 4096 6月 19日 03:19 htdocs/ drwxr-xr-x 3 1078 1078 4096 6月 19日 03:18 icons/ drwxr-xr-x 2 1078 1078 4096 6月 19日 03:22 logs/ drwxr-xr-x 11 1078 1078 4096 6月 19日 03:22 src/ # ls -l src/ 合計 844 -rw-r--r-- 1 1078 1078 3094 10月 4日 2001 Apache.dsp -rw-r--r-- 1 1078 1078 10826 11月 11日 2001 Apache.dsw -rw-r--r-- 1 1078 1078 5578 10月 4日 2001 Apache.mak -rw-r--r-- 1 1078 1078 11481 6月 18日 13:19 ApacheCore.def -rw-r--r-- 1 1078 1078 8896 10月 4日 2001 ApacheCore.dsp -rw-r--r-- 1 1078 1078 39883 3月 22日 01:33 ApacheCore.mak -rw-r--r-- 1 1078 1078 10415 6月 14日 00:00 ApacheCoreOS2.def -rw-r--r-- 1 1078 1078 116900 3月 1日 02:03 ApacheNW.mcp.gz -rw-r--r-- 1 1078 1078 1446 3月 13日 2001 BUILD.NOTES -rw-r--r-- 1 1078 1078 407937 6月 19日 03:09 CHANGES -rw-r--r-- 1 1078 1078 18251 6月 19日 03:21 Configuration -rw-r--r-- 1 1078 1078 18251 1月 17日 2002 Configuration.tmpl -rwxr-xr-x 1 1078 1078 74266 6月 18日 14:20 Configure* -rw-r--r-- 1 1078 1078 7196 12月 16日 2000 INSTALL -rw-r--r-- 1 1078 1078 2861 1月 13日 2001 InstallBin.dsp -rw-r--r-- 1 1078 1078 4674 5月 13日 17:13 Makefile.tmpl -rw-r--r-- 1 1078 1078 14146 10月 4日 2001 PORTING -rw-r--r-- 1 1078 1078 6939 12月 4日 1996 README drwxr-xr-x 2 1078 1078 4096 6月 19日 03:22 ap/ -rw-r--r-- 1 1078 1078 3116 3月 14日 06:05 buildmark.c drwxr-xr-x 2 1078 1078 4096 6月 19日 03:18 helpers/ drwxr-xr-x 2 1078 1078 4096 6月 19日 03:22 include/ drwxr-xr-x 4 1078 1078 4096 6月 19日 03:22 lib/ drwxr-xr-x 2 1078 1078 4096 6月 19日 03:22 main/ -rw-r--r-- 1 1078 1078 10523 10月 4日 2001 makefile.win drwxr-xr-x 7 1078 1078 4096 6月 19日 03:22 modules/ drwxr-xr-x 11 1078 1078 4096 6月 19日 03:18 os/ drwxr-xr-x 2 1078 1078 4096 6月 19日 03:22 regex/ drwxr-xr-x 3 1078 1078 4096 6月 19日 03:22 support/ |
次に行うのは、Apacheの機能とインストール先を決定する環境設定だ。次のいずれかの方法、または両者の組み合わせが考えられる。
1. Configurationファイルを書き換える
2. configureスクリプトのオプションで指定する
環境設定が比較的簡単なものであれば、（2）の方法が一般的だ。ほとんどのプラットフォームの場合、オプションを何も指定しなくても実行環境が自動取得され、configureスクリプトを実行するだけで済むようになっているからだ。
しかし、コンパイル時にさまざまなモジュールの組み込みをしたい場合、または標準で組み込まれないモジュールを多数組み込みたい場合には（1）の方法のほうが詳細に設定可能だ。その理由は、（1）の方法であれば設定内容をConfigurationファイルとして残しておくことができるため、今後Apacheをバージョンアップ際にも同じConfigurationファイルを使えば同等の環境が再現できるからだ。
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