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General setup

 このメニューでは,どのようなインタフェイスをサポートするのかを設定する(Fig.9)。EISAカードやMCAカードなどのレガシーデバイスが搭載されていない場合は,標準設定のままでよい。

 ただし,ノートパソコンユーザーの場合には,[PCMCIA/CardBus support --->]階層メニューに注意しなければならない。

 前述したように,カーネル2.4からはPCカードのドライバが本体に統合化された。このためPCカードを使うユーザーは,[General setup]階層メニューから[PCMCIA/Card Bus support --->]項目を選択して,[PCMCIA/Card Bus support]の階層メニューを表示させよう(Fig.10)。この中のFig.10にある[PCMCIA/CardBus support]項目を有効にしておかなければ,アップグレード後にPCカードが使えなくなってしまうので注意したい。

One Point!

PCカードを制御するコマンド群が含まれるpcmcia-csパッケージは,バージョン3.1.21以上でないとカーネル2.4上で正しく動作しない。そのため,PCカードを制御するコマンドを使う場合には,pcmcia-csパッケージのアップデートが必要となる。

Memory Technology Devices (MTD)

 ここでは,組み込みデバイスとして利用されるメモリやフラッシュメモリなどをサポートするかどうかを設定する(Fig.11)。パソコンでLinuxを使っている場合にはまったく関係ないため,無効にしておこう。標準でも無効であるからそのままの状態でよい。


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