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Plug and Play configuration

 この階層メニューでは,プラグ&プレイ機能をサポートするかどうかを設定する。標準では有効になっている(Fig.14)。通常はこのままでよいだろう。

Block devices

 この階層メニューでは,フロッピーディスクや特殊なバス接続のハードディスクをサポートするかを設定する。標準では[Normal PC floppy disk support]が有効化されていて,フロッピーディスクドライブが使えるようになっている(Fig.15)。このままでよいだろう。

 それ以外のオプションを設定すれば,パラレルポート接続のハードディスクやRAIDコントローラ,RAMディスクなども使用できるが一般には必要ない場合が多い。これらの項目については,自分の環境によってチェックしてほしい。

 なお,IDEハードディスクは後述する[ATA/IDE/MFM/RLL support],SCSIハードディスクは後述する[SCSI support]でそれぞれ設定するようになっており,この項目では設定しない。

Multi-device support (RAID and LVM)

 この階層メニューでは,カーネルのよるソフトウェアRAIDや複数のパーティションやデバイスを1つにまとめて管理するLVM(Logical Volume Manager)の機能を使うかどうかを設定する。デフォルトでは両者とも無効だ(Fig.16)。

 RAIDやLVMはなかなか面白くかつ応用性の高い機能であるものの,奥が深く,使いこなすのは難しい。一般には,[Multi-device support(RAID and LVM)]は,無効のままでよいだろう。


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