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Chapter 7：プレゼンテーション層の構築
●［新規］ボタン，［編集］ボタンが押されたときの処理
では最後に，FormProductフォーム（Fig.7-67）でユーザーが［新規］ボタンならびに［編集］ボタンを押したときの処理を実装する。 ○［新規］ボタンが押されたときの処理
まずは，［新規］ボタンが押されたときの処理を実装する。この処理は，先にList 7-69で実装しておいたFormEditProductフォームのNewProductプロシージャを呼び出してから，FormEditProductフォームをモーダル表示すればよい。そして，FormEditProductフォームがユーザーによって閉ざされ，制御がFormProductフォーム側に戻ってきた時点で，追加された製品がDGrid_Productデータグリッドに表示されるようにDGrid_Productデータグリッドの表示内容を更新するという処理をすればよい。実際にこの処理を実装したものが，List 7-73である。
List 7-73ではまず，4行目でFormEditProductフォームのNewProductプロシージャ（List 7-69）を呼び出す。これにより，FormEditProductフォームのテキストボックスの内容が初期化される。その後，5行目でFormEditProductフォームをモーダル表示にしている。
7行目以降の処理は，DGrid_Productデータグリッドの内容を更新するための処理である。9行目でRefreshDataプロシージャ（List 7-64）を呼び出して，ビジネスロジックから取得したADODB.RecordsetオブジェクトをDGrid_Productデータグリッドに再設定したのち，追加した製品にカレント行を合わせるという処理をしている。
○［編集］ボタンが押されたときの処理［編集］ボタンが押されたときの処理も，［新規］ボタンが押されたときの処理とほぼ同等である。その時点でカレント行が指しているレコードの製品番号を伴ってFormEditProductフォームのEditProductプロシージャ（List 7-70）を呼び出し，その後，FormEditProductフォームをモーダル表示にすればよい。そして，ユーザーによってFormEditProductフォームが閉ざされ，FormProductフォーム側に制御が戻ってきたときには，編集した製品をDGrid_Productデータグリッドに反映させるためにDGrid_Productデータグリッドの表示内容を更新する。この処理を実際に実装したものが，List 7-74である。
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