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> Windows 2000 Professional インストール攻略

icon(7)パーティションのフォーマット

 手順(5)で新規のパーティションを作成した場合は,ファイルシステムとしてFATを利用するかNTFSを利用するかを選択する(Fig.18)。すると,選択したファイルシステムでパーティションがフォーマットされる。また,既存のFATパーティションを選択した場合は,FATのまま利用するかNTFSに変換するかを選ぶことができる。ファイルシステムはFATでもよいが,既存のオペレーティングシステムとデュアルブートするつもりがなければ,信頼性が高くセキュリティも設定可能なNTFSでフォーマットしたほうがよい。なお,FATファイルシステムは,あとからCONVERT.EXEというプログラムでNTFSに変換することもできるので,この段階で無理にNTFSを選択する必要はない。

 なお,Windows NT 4.0 Service Pack 3以前のWindows NTがインストールされている場合には,ここでWindows NT 4.0 Service Pack 4以降にバージョンアップするように指示される。Windows NT 4.0 Service Pack 4以降にバージョンアップしておかないと,そのWindows NTは起動できなくなるので注意してほしい。

Fig.18 パーティションのフォーマット

fig18.gif

icon(8)ファイルをコピーして再起動する

 既存のFATパーティションやFAT32パーティションが存在する場合は,それらをNTFSに変換するかどうかを尋ねられる。Windows 98やWindows 95とデュアルブートさせたい場合には,ここでファイルシステムを変換してしまうと,二度と起動できなくなるので,十分に注意してほしい。

 ファイルシステムにかかわる設定が完了すると,CD-ROMの\I386フォルダ以下のファイルがハードディスクにコピーされる(Fig.19)。コピーが終了するとコンピュータが再起動されるので,あとは「Windows 2000セットアップウィザードの実行」に従ってインストール作業を続行すればよい。

Fig.19 ファイルをコピーして再起動する

fig19.gif

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