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head1.gif 3.9 まとめ

 ここでは説明しなかったが,[Active Directoryのユーザーとコンピュータ]管理ツールのメニューから[表示]−[拡張機能]を選択すると,コンソールツリーに[System]フォルダと[LoastAndFound]フォルダが追加される。ここで,[File Repulication Service]を選択すると,レプリケーションスケジュールを設定できるようになっている。

 このように,Active Directoryを搭載しているWindows 2000では,グループポリシーやセキュリティポリシーを活用することで,ドメイン,組織単位,サイトに対して多様なポリシーを設定できるようになっている。そのため,Windows 2000を基盤としたシステム運用では,一見すると複雑で難しそうなポリシーをいかに計画し,設定し,管理するか,という点が重要な課題となる。たとえば,多くの個所でポリシーを設定すると,最終的にどのようなポリシーが適用されるのか,適用されたポリシーがどのグループポリシーオブジェクトで設定されているのか,わからなくなってしまうこともある。このような問題は,組織が大規模になればなるほど顕著になるだろう。この問題を回避するためには,全社に適用するグループポリシー,部門別のグループポリシー,部門や組織構造に捕らわれない目的別のグループポリシーを,それぞれどのように組み合わせ,どのように設定するのか,それらを誰がどのように管理するのかについて,事前に十分に検討することが必要となる。

 ポリシーをうまく利用すると,運用管理も楽になるうえ,運用コストを軽減できる可能性が高まる。それだけに,導入まえに十分な検討が必要となる。本稿では設計面には踏み込めなかったが,ITmedia上でポリシーにかかわる連載記事を提供する予定もあるようなので,参照していただきたい。

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