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icon(9)ネットワークの設定

 Windows 2000 Serverには,ネットワークの設定に[標準設定]と[カスタム設定]の2つが用意されている(Fig.29)。[標準設定]モードを選択すると,[Microsoftネットワーク用クライアント],[Microsoftネットワーク用ファイルとプリンタ共有],[インターネットプロトコル(TCP/IP)]という3つのサービスが自動的に設定され,インストールされる。TCP/IPの設定を変更したい場合や他のネットワークサービスを追加したい場合は,[カスタム設定]モードを選択する。

 また,Active Directoryをインストールするつもりならば,ここで[カスタム設定]モードを選択して,固定したIPアドレスを割り当てておいたほうがよい。これは,DHCPで動的に割り当てられたIPアドレスを使用するコンピュータをサーバーにすると,トラブルシューティングが難しくなるからである。また,Microsoft DNSを運用するサーバーには,必ず固定したIPアドレスを割り当てるようにしてほしい。

 それぞれのモードは次のような内容になっている。

Fig.29 ネットワークの設定

fig28.gif

標準設定

 自動的に次のように設定される。

  
・Microsoftネットワーク用クライアント   
 RPCサービスのサービスプロバイダ名に[Windowsロケータ]が設定される。   
・Microsoftネットワーク用ファイルとプリンタ共有   
[ファイル共有のデータスループットを最大にする]が設定される。   
・インターネットプロトコル(TCP/IP)   
 動的にIPアドレスを取得するDHCPクライアントとして設定されるため,IPアドレス,デフォルトゲートウェイ,DNS,WINSのIPアドレスは自動構成される。また,[プライマリDNSドメインと各接続のDNSドメインを検索する],[この接続のアドレスをDNSに登録する],[LMHOSTSの参照を有効にする],[NetBIOS over TCP/IPを有効にする]という各オプションが自動的にオンに設定される。ただし,IPセキュリティ,TCP/IPフィルタリングは設定されない。

カスタム設定

 ネットワークの各種設定を手作業で行う(Fig.30)。ただし,デフォルトで[Microsoftネットワーク用クライアント]と[Microsoftネットワーク用ファイルとプリンタ共有],[インターネットプロトコル(TCP/IP)]は選択されている。[インターネットプロトコル(TCP/IP)]のプロパティでは,IPアドレス,デフォルトゲートウェイ,DNS,WINS,TCP/IPフィルタリングを設定することができる。

 追加できるネットワークコンポーネントは,次のとおりである。

  
・クライアント   
 NetWare用ゲートウェイ(とクライアント)のサービス   
・サービス   
 QoSパケットスケジューラ   
 SAP Agent
    (Windows 2000 Advanced Serverの場合,[ネットワーク負荷分散]サービスも追加可能)   
・プロトコル   
 AppleTalkプロトコル   
 DLCプロトコル   
 NetBEUIプロトコル   
 NWLink IPX/SPX/NetBIOS互換トランスポートプロトコル   
 OSI-LANプロトコル   
 Streams環境   
 ネットワークモニタドライバ
Fig.30 ネットワークコンポーネントのカスタム設定

fig29.gif

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