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レーベルゲートに東芝EMIが参加 新ブランドで配信強化

主要レーベルの網羅はほぼ完了。AACやWMA、Mac OSもサポートし、iTunesを迎え撃つ。

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 大手レコード会社18社が共同出資するネット音楽配信会社レーベルゲートは3月31日、東芝EMIが配信プラットフォームに参加すると発表した。今夏にはワーナーミュージック・ジャパンも参加予定。米Apple Computerなどが日本でも音楽配信サービスを計画しており、レーベルゲートは主要レーベルを網羅して先手を打つ。

 4月1日付けで、東芝EMIとプラティア・エンタテインメントが参加する。レーベルゲートは2000年4月、ソニーコミュニケーションネットワークが主導して設立した経緯があり、独自配信の道を探っていた東芝EMIは参加していなかった。東芝EMIのネット音楽配信会社は2003年8月にサービスを終了している(関連記事を参照)。

 また同日からサービスを新ブランド名「Mora」(モーラ)で展開する。現行では圧縮方式はATRAC3/132Kbps、著作権管理はOpenMGとソニー系のみだが、今後は圧縮方式としてAACとWMA、著作権管理にWMTをサポートする予定。また記録メディアとしてSDメモリーカード/miniSDカードに対応するほか、Mac OS Xもサポートする。

 日本のネット音楽配信をめぐっては、米国で成功を収めたAppleのiTunes Music Storeがサービス開始を目指しているほか、米Roxio傘下となったNapsterも年内にサービスを始める計画を明らかにしている。

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