ルネサステクノロジと日立製作所は7月7日、白物家電向けホームネットワーク規格「ECHONET」普及に向けて協力すると発表した。
第1弾として、日立が開発したECHONET、Bluetooth PANプロファイル、UDP/IPの3ソフトをルネサスのワンチップマイコン「H8/Tiny」に搭載し、ECHONET対応のBluetoothモジュールとしてモジュールメーカーに提供する。
同モジュールは、各プロトコルスタックのROMサイズを32Kバイト以下に、RAMサイズを2Kバイト以下に削減して軽量化した。低価格で小型、低消費電力だという。
今後は、同モジュールと家電機器間をつなぐECHONET仕様準拠のインタフェースを提供するほか、IEEE 802.11b、IEEE 802.15.4などに順次対応する予定だとしている。
同モジュールは、東京ビッグサイトで7月7日に開幕した「第7回組込みシステム開発技術展」の日立ブースに出展する。
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