東芝は9月9日、インターネットEPGとアナログ地上波EPGの両方に対応したDVD&HDDレコーダー「RD-XS34」を10月1日に発売すると発表した。オープン価格で、実売予想価格は8万円前後。
インターネット−Ethernet経由で取得するEPG「iNET」と、地上波アナログEPG「ADAMS」(テレビ朝日系列)を組み合わせた「WEPG」の両方を搭載。インターネット接続環境がなくてもEPGを利用可能な上、ネット接続すればスカパー!やCATV、BSデジタル放送のEPGも利用可能だ。キーワードによる自動番組検索や、90以上から5つまで選べるジャンル別番組表、人名リストから選べる人名検索機能なども備えた。
HDD容量は160Gバイト。映像ビットレート1.0Mbpsの長時間モード「MN1.0モード」で最大約284時間の録画が可能だ。DVD部はDVD-R/RW/RAM対応のMultiドライブ。DVD-R使用時には最大約32倍速でダビングできる。CPRMコピーワンス番組の録画(DVD-RW/RAM、VRモード)にも対応した。またVRモードとVideoモードで録画したDVD-R/RWからHDDへ、再エンコードなしで高速無劣化ダビングできる機能も備えた。
外出先からPCや携帯電話でメール録画予約ができる「ネットdeナビ?」、最大24のフォルダに番組を振り分ける機能、RDシリーズ間で無劣化ダビングできる「ネットdeダビング」(RD-XS53/XS43以降の対応機種)といった機能も搭載した。
新画質エンジンを搭載。前段の映像フィルター特性の改善や折り返しノイズの低減で録画品質が向上した。映像DACは10ビット/54MHz、音声DACは24ビット/192KHz。
サイズは430(幅)×338(奥行き)×78(高さ)ミリ、重さ4.9キロ。
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