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レーベルゲート、音楽配信にWindows Mediaを採用
レーベルゲートがWindows Media Playerのビルトインストアに参加。ATRAC3とWMTとの二本立てで音楽配信事業を進める。
レーベルゲートは10月20日、Windows Media Technologyを採用した有料音楽配信サービス「MusicDrop」を開始した。同社はソニー系主導で設立され、これまでATRAC3による音楽配信を展開してきた。今後はWMTとの二本立てとなる。
新サービスは、マイクロソフトが同日公開した「Windows Media Player 10」日本語版にビルトインされ、同ソフトから直接、楽曲を検索して購入できる。形式はWindows Media 9コーデック。料金は1曲158円(税込み)から。楽曲はWindows Media DRM対応プレーヤーに転送可能だ。
ソニー・ミュージックエンタテインメント、東芝EMI、エイベックスなど大手レーベルが参加し、年内に「Mora」と同程度まで楽曲ラインアップを拡充する計画。
レーベルゲートはATRAC3を採用した音楽配信サービス「Mora」を展開し、現在約8万曲を販売している。Moraの今年度の有料ダウンロード数は約200万曲を見込んでいる。今年4月、サービスをリニューアルした際、圧縮・著作権管理方式にWindows Mediaの採用を表明していた(関連記事参照)。
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