連載
“レンズの力”を感じるクリアな画質――プロジェクター「PJ-TX100J」:レビュー:劇場がある暮らし――Theater Style(3/6 ページ)
日立製作所のホームプロジェクター「PJ-TX100J」は、“御三家”モデルチェンジの合間に登場したD4 720pパネル採用機。優れたレンズ性能は同クラス製品に無いもので、コントラストや色バランスも良好。開発者のこだわりを感じる1台だ。
各画調モードの絵作りの差を撮影した。オプトブラックはナチュラルブラックモードに設定している。
ノーマルモード(色温度設定7500度)の白表示をホワイトバランスの基準としてマニュアルで設定。露出もノーマルモードのアイリス開度“中”で合わせ、相対的な色と明るさがわかるようにしている。このため、色温度を6500度にしたものは赤く(9800度は青く)映り、明るさの違いにより露出もアンダー/オーバーになっている。
自動車
シネマはシャドウにが強調され中間調を持ち上げているため、映像ソースのタイプを選ぶ。車の写真ではフロントバンパーから影にかけてのトーンが急激に変化しすぎ、やや破綻気味。ハイライト近くもやや明るすぎ、トーンカーブがS字を描くようなイメージ
人物
どのモードでも、各階調における肌色の調子に破綻したところはなく、元々の光学回路(偏光板の最適化など)の素性が良いことが読み取れる。
風景
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