早速ゲットしたPSPにしみじみ感動(3/3 ページ)
発売前のPSPをチャリティーオークションルートでゲット。まだゲームも発売前なので主に自慢用途にしか使えないが、拍子抜けするほど楽勝だったMP3プレーヤー機能など、超速攻ファーストインプレッションをお届けしよう。
現時点で最強のフォトビューアか
静止画はJPEG(DCF2.0/EXIF2.21準拠)。これも「PHOTO」フォルダにリーダ/ライタで放り込んでやればいい。画像はメニュー画面でサムネイル表示されるので、選んで○ボタンを押せば全画面表示してくれる。スライドショー機能も備え、画像切り替えスピードも変更可能だ。
画像は天地に合わせて表示されるため、ワイド画面だと左右が切り取られてしまうことが多いだろう。存分に表示させるにはワイド画面に合わせたトリミングが必要だ。
液晶画面の大きさから考えるに、現時点では最強のポータブルフォトビューアと言っていいだろう。記者は「おや、ちょっと萌えたくなってきたぞ」という時にVGA液晶のLinuxザウルスを活用していたが、その役目はPSPに譲ろう……。
USB接続はマスストレージ対応
ただリーダ/ライタ経由でのファイル転送はカードの出し入れが面倒。なので、USBケーブルでPC(記者はWindows 2000環境)と接続し、メニュー画面から「USB接続」を選んでやると、PCがマスストレージとして認識。ケーブル1本で接続してファイルをぽんぽん放り込めるようになった。
ただしPCと接続する場合は本体を手動で「USBモード」に切り替えてやらないと認識されないのはちょっと不便か。
見てしまうとクラっとする久々のハード
動画、静止画を美麗な液晶ディスプレイで楽しめ、音楽もガンガン聴けるメディアプレーヤーとしてのPSPの側面が分かってきた。同時期の発売とあって何かと比較されるNDSとPSPだが、両社の社長が言うように「ターゲットが違う」製品なのは間違いない(対抗心はあるだろうが)。
あえて言えば、NDSが愚直にゲームの楽しさを追求した専用機なのに対し、PSPはデジタル家電時代のポータブルAV機器(ゲームもできる)──だ。仕事柄、各編集部が担当する最新ハードをよく見せてもらっているが、個人的には最近では断トツの“クラクラ度”。この液晶のインプレッション力は破壊的で、おそらく“見ると欲しくなってしまう”タイプの製品だ。発売日の入手は困難とされているが……。
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