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展示会場レポート――AppleブースとiPod関連製品に注目Macworld Expo/SF(2/2 ページ)

「iPod shuffle」や「Mac Mini」「iLife'05」など、新製品発表が相次いだ今年の「Macworld Expo/SF」。展示会場で注目を集めているのは、新製品たちとサードパーティを含めたiPod関連の製品だ。会場の様子を写真で紹介しよう。

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 iPodについては、ケースなどのオプションパーツや車載用キットの展示が目につく。実際に車両を持ち込んでいる企業もいくつかあったが、なかでも目を引くのはiPod搭載キット「The iPod Integration Kit」を組み込んだ車両を展示していたメルセデスベンツのブース。

 基調講演でスティーブ・ジョブズ氏が、「メルセデスベンツはiPod搭載キットを計画中で、それ以外にもボルボ、日産、アルファロメオ、フェラーリが今年中にiPodを車内で楽しめる環境を整える」と発言していたが、まさにそのものズバリが展示されていたというわけだ。

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ドックコネクタを備えた「CLS500」。お値段は標準モデルで6万4900ドル(約668万円)

 展示されていたのは「SLK350」と「CLS500」の2車種で、いずれも車内にドックコネクタを備え、接続したiPodをハンドルに埋め込まれたボタンで操作できる。前者は助手席との間に、後者は助手席側ダッシュボードにiPodを接続するスペースが設けられている。

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ハンドルの右には音量調節、左には選択ボタンを備え、状態はメインパネルに埋め込まれた液晶で確認できる
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SLK350の液晶パネル

 現在は多くのメーカーから車載用キットが発売されているが、ほとんどがシガーライターソケットから電源を供給し、有線もしくはFMトランスミッタで音楽をカーステレオに飛ばすタイプだ。一方、展示されている車両は、車体にドックコネクタを備え、ハンドルにiPodのコントロールインタフェースを内蔵している。ほかの車載キットに比べ、遙かにスマートなレイアウトと操作感覚を実現した。

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SLK350は運転席と助手席の間にiPodを収納・接続できるスペースが設けられている

 今回、iPod対応車種として展示されているのは「SLK350」と「CLS500」の2車種だが、同社ではこのキットを2005年モデルからオプションとして用意する計画だという。

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BELKINのブースにも同社のiPod用アクセサリーを満載した車(BMW Mini)が展示されており、関心を集めていた

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会場はApple ComputerのブースとiPod関連のブースばかりが目立つが、こんなものも。LTA PROJECTSが展示していた“iMac G5を持ち運べるバッグ”「iMac Bag」。価格は97ドル。「マウスとキーボードも収納できて、20インチのiMac G5だって持ち運べるんだ。10秒でしまえるぜ!」とは説明員。そういえば、昔「Macintosh Plus」を持ち運ぶバッグとかもあったな
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