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Wチューナーで“おまかせ度”が増したスゴ録――「RDR-HX92W」レビュー(1/5 ページ)

「おまかせ録画」に「追跡録画」と、番組録画機能では定評のある「スゴ録」に、待望のダブルチューナーモデルが投入された。地上波番組、または地上波+アナログBSを同時に録画可能で、おまかせ度もますますアップしている。

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 ソニー「スゴ録」の2005年夏モデルが登場した。デジタルチューナー内蔵の「RDZ-D5」とともに注目を集めているのが、地上波アナログチューナーを2つ搭載した「RDR-HX82W/92W」の2製品。「おまかせ録画」に「追跡録画」と、番組録画機能では定評のある「スゴ録」に、待望のダブルチューナーモデルが追加されたわけだ。

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クリアパネルを使ったブラックとシルバーのツートンカラーは従来モデルと変わらない。ちょっと地味になった印象

 今回試用したのは、「RDR-HX92W」の試作機。「RDR-HX82W」との大きな違いはHDD容量で、RDR-HX92Wは250Gバイト、RDR-HX82Wは160Gバイトとなっている。

 シルバーとクリアパネルを使った黒のツートンカラーは従来モデルと変わらず、2004年冬モデルのバリエーション製品に見えなくもない。ただし、一部のボタンが前面からも上面からも操作できる位置に移動した。おそらく、低い位置(テレビラック内やフロア直置き)への設置を考慮したのだろう。

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トレイの開閉や「再生」「停止」といったボタンは上部に斜めに配置され、前面からも上面からもアクセスしやすい
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前面下部のカバー内には、4方向キーなども備えている。このあたりは従来モデルと同じ
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DVDドライブは中央に配置。トレイは大きく開き、メディアの出し入れはしやすい。左側カバー内にはAV入力も備える

 ダブルチューナーであることを除けば、機能、操作性ともに2004年冬モデルをほぼ継承している。RDZ-D5では“XMB”(クロスメディアバー)を採用したが、こちらは従来のスゴ録から変更なし。リモコンのボタン配置やデザインも変わっていない。

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